山根あゆみ

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山根 あゆみ(やまね あゆみ、1982年(昭和57年)3月2日 - )は、HBC北海道放送の社員でラジオパーソナリティ北海道虻田郡倶知安町出身、藤女子大学卒。

略歴[編集]

  • 2004年4月、北海道放送(HBC)に入社。ラジオ本部ラジオ局業務部→ラジオ局営業部に勤務。
  • 2006年12月よりHBCマスコットキャラクターのもんすけの声を担当。
  • 2009年7月1日付けで、ラジオ局編成制作部へ異動。同日より田村美香の後任として、同局ラジオカーナビラジオ午後一番!』のパーソナリティを担当している。アナウンサーではなく「社員パーソナリティ」の扱いで、アナウンサー以外のHBC社員が自社のラジオ番組にレギュラー出演者として登場した例は、深夜番組「真夜中らじお組」で全曜日のパーソナリティを社員ディレクターが務めて以来(1986年4月~1987年3月)の起用。尚、カーナビラジオ以外の番組制作も担当しており、名刺も制作部社員用とパーソナリティ用の2種類を持っている。
  • 2009年10月25日、出身地である倶知安町の倶知安観光協会60周年記念式典において、倶知安観光大使に任命される。
  • カーナビラジオのパーソナリティに就任後は、『カーナビラジオ午後一番!』の山根あゆみとして、HBCテレビに出演することもある。
  • 2022年4月から「グッチーのGood Friday!」のプロデューサーを担当。

エピソード[編集]

  • 実家がジャガイモ農家であることと独特の丸顔からYASUらカーナビ関係者から「じゃがいも」「じゃが太くん(倶知安町のマスコット)」などと呼ばれることが多く、自分でも受け狙いで自嘲することがある[1]。また、2009年2010年カーナビ紅白歌合戦ではじゃがいものかぶり物で登場している[2][3]。2017年現在も春と秋には帰省し、実家の手伝いをしている。
  • 高校野球(甲子園)とマンガ「ONE PIECE」の大ファンである。
  • 高校生の頃から、お小遣いから自分の弁当用の食材を買い、自分で昼食用の弁当を作っていた。
  • 常に上下関係を意識しており、年下はアナウンサーでも君・ちゃん呼び、リスナーや共演者にもしばしば年上口調になるなど、年下相手に年長者の振る舞いをすることで(例[4])自分の立場を確認する性格である。
  • イベントでもんすけの声をやる時は陰からマイクを通じて行っていた[5]
  • 個人的理由で「キス」と言えず、カーナビラジオでは曲紹介が滞る、リスナーからのメッセージが読めない・改竄されるなど様々な影響がある。
  • アーティスト紹介では、個人名に「さん」を付ける一方でグループ名には何も付けないため、両者が混在する場合に「内山田洋“さん”とクールファイブ」など独自の言い方となる。特に「桂雀三郎“さん”withまんぷくブラザーズ」は頻繁に登場する。
  • さん付けに関しては他にも、特段必要のないケースでの企業団体名へのさん付けや、逆にコ-ナ名等で身内となるYASUから「さん」が外せないなど、強迫的とも言える観念にとらわれている。
  • 番組パートナーのYASUが「群馬の田舎で育った」と言うのを真に受け、倶知安町(人口約1万5千)を関東近郊の地方都市である伊勢崎市(人口約21万)と同列に主張する言動がある。またYASU(法政大学法学部卒)とは出身大学でも偏差値的に大きな差があるが、「YASUさんもこちら側」などと同じ類の人間でありたがる。
  • 「胃腸が強いから腐ったものも食べられる」「いくら食べても満腹にならない」などと言うことで優越感を満たそうしているきらいがある。
  • カーナビラジオで個人のアーティストを紹介する際に、日本人には全員「さん」を付けるが外国人は呼び捨てにする。特に大谷翔平の登場曲だった「Do Or Die」のアフロジャックの呼び捨ては頻繁に登場する。またこうした事から、個人のアーティストを紹介する時も、日本名のアーティストは「さん付け」で紹介する一方、EPOなどは表記がアルファベットというだけで呼び捨てにする。
  • YASUのトークに的確にツッコめない事が多く、その場合は「いやいやいや」と知ってるとも知らないともつかないツッコミで乗り切る。

特徴[編集]

  • 無声音に濁点が交じる傾向があり、HBCの電話番号「0111」も「レイ・イヂ・イヂ・イヂ」となりやすい。また「カーナビの公式ツイッターのアカウント」も「ごう式ツイッターのアガウント」となりがちである。
  • 長音が苦手で「ですよー」と長く伸ばせず、「ですよーぅ」とすぐウ音になってしまう。その為カーナビラジオのCDでも、音を伸ばすべきところを一人だけ、「おーぅ」などと早く音を下げている。他には「さようならーぅ」「ありがとうございましたーぅ」などがある。
  • 年齢を重ねても口調は相変わらずで、「山根あゆみです」を尻上がりに言ったり「頂きました」が「いーただーきまーした!」となるなど、いわゆるぶりっ子口調が多い。また口癖が多く、「なんていうか」「って言ったらあれですけど」「~系」「~派」などが代表的である。
  • リスナーへのリアクションやトークのあとに「うふふ」「イヒヒ」といった愛想笑いをする癖がある。
  • これまでも、英語をおどけて読んだり外国人名を「横文字」と言ったり、ナイフ・フォークの料理でも箸を出してもらうと豪語するなど、外国文化を好まないと思われる言動が多々あったが、2020年12月16日にカーナビラジオで「アメリカから何かで誘われたらどうするか」という話題になった時、「億のカネを積まれても絶対行かない」と答えその外国忌避の性格が鮮明さを増した。一方で日本企業などの偉業を「さすが日本」と称賛することは多く、全体として排外的で日本礼賛の気質が顕著である。
  • カーナビラジオの番組中は、YASUにも時折指摘される大股開き、或いは脚を組んだ状態で喋っている事が多い。自身が担当のリモート中継中もしばしば脚を組んで相手と喋っている。
  • 大股開きに関しては、既に子供の頃からその傾向があり[1]、今では踵を揃えて立とうとするとつま先が約90度開いてしまう程なので[2]、致し方ないと言える。
  • 外股の程度は驚異的で、足が簡単にほぼ180度にまで開く。[3]
  • イントネーションが独特で、「行政」「無料」「飲食」など二文字の単語を語頭にアクセントを置き読むが、「混乱」までをも同様に読む異様さがある。また数字に絡んだ言い方も独特で「7」を尻上がりに、「100円」を[く]を高く[円]を一番低く読むなどする。「裏」も[う]を高く[ら]を低く読む。最近では「蝦夷富士」を語頭から語尾にかけて下げていくイントネーションで言った。
  • 「一票」が「えっぴょう」になるなまりもある。
  • 「かわいいね」或いは「賢いね」と言われると、毎回同じ反応を示し、まんざらでもなさそうに照れる。

飲食のこだわり[編集]

  • 目玉焼きは黄身の味で食べる、カレーライスはルーとライスを別々に食べる、酢豚のパインの意味が分からない、生ハムメロンは別々でいい、焼き鳥を串から外して食べる人の気が知れない、刺身に醤油はつけない、焼き魚は魚の塩味だけで十分、チャーハンの味付けは醤油とごま油だけ、おでんでご飯を食べる人が信じられない、お好み焼きはご飯のおかずではない、梅干は梅干だけで楽しみたい、ワインなんてシャレたものは飲んだ気がしない、ビールが一番、パクチーはカメムシの臭いがして嫌い、等々飲食に関する主義主張が山のようにある。

脚注[編集]

  1. ^ フランケンとあくまくんとじゃがいも”. 山根あゆみのラジオ業務日誌. 2019年11月12日閲覧。
  2. ^ 山根あゆみのラジオ業務日誌”. www4.hbc.jp. 2009年12月30日閲覧。
  3. ^ 山根あゆみのラジオ業務日誌”. www4.hbc.jp. 2010年12月30日閲覧。
  4. ^ グッズ作っちゃってど~もすみません!|HBCラジオ 山根あゆみのラジオ業務日誌|note”. note(ノート). 2019年12月5日閲覧。
  5. ^ 柱の陰から…|HBCラジオ 山根あゆみのラジオ業務日誌|note”. note(ノート). 2019年12月5日閲覧。

外部リンク[編集]