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山之口安秀

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

山之口 安秀(やまのくち やすひで、1917年8月25日[1] - 2001年10月18日[2])は、日本の政治家。第18代鹿児島市長

経歴

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鹿児島県日置郡東市来村(後に東市来町日置市)出身[3]1942年九州帝国大学農学部卒[1][4]南満洲鉄道勤務、福岡県職員を経て、1949年鹿児島県庁に入職[4]。鹿児島県の農業経済、農政などの各課長[1]、農政部次長(1966年[4]、企画部長(1967年[4]などを歴任し、1971年県出納長に就任した[1][4]1975年の鹿児島市長選で保守系の候補として出馬、現職の末吉利雄を破り、初当選した。1979年の市長選では再び立候補した末吉を破り再選[5]1983年の市長選でも三選したが、1984年に病気(訪問先のオーストラリアで転倒したけがの後遺症[3])のため辞職した。市長在任中は、財政健全化に向けて職員定数削減などに取り組む一方、文化・教育施設(美術館市民文化ホール科学館図書館など)の建設計画や市内の緑化を進めた[3]2001年10月18日死去。

脚注

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  1. ^ a b c d 『日本の歴代市長』第3巻、746頁。
  2. ^ 『「現代物故者事典」総索引 : 昭和元年~平成23年 1 (政治・経済・社会篇)』日外アソシエーツ株式会社、2012年、1315頁。
  3. ^ a b c 2020鹿児島市長選関連記事 戦後の歴代市長ってどんな人?」『南日本新聞 373news.com』2020年11月11日。2024年7月15日閲覧。
  4. ^ a b c d e 『現代人物事典 出身県別 西日本版』サン・データ・システム、1980年6月、1924頁。
  5. ^ 『鹿児島市史第4巻』、23頁。

参考文献

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公職
先代
末吉利雄
鹿児島市長
18代:1975 - 1984
次代
赤崎義則