安井稔 (英語学者)

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安井 稔(やすい みのる、1921年12月20日 - 2016年5月16日[1])は、日本の英語学者東北大学名誉教授。 静岡県生まれ。田口家に生まれ安井家へ養子に行く。1944年東京文理科大学英語学英文学卒業。1950年東京高等師範学校教授。1951年東京文理科大学助教授。1952年シカゴ大学大学院に学ぶ。1962年「Consonant patterning in English」で東京教育大学文学博士。東京教育大助教授、1963年教授、同年東北大学教授、名誉教授、1963年ミシガン大学大学院に学ぶ。1976年筑波大学教授、1985年定年退官、芦屋大学教授、静岡精華短期大学学長。1997年秋、勲三等旭日中綬章受勲。歿後正八位から正四位に進階[2]

長男は英語学者・筑波大学名誉教授・聖徳大学教授の安井泉

著書[編集]

  • 『音声と綴字』研究社出版、1955年
  • 『英語学研究』研究社出版、1960年
  • 『Consonnant Patternng in English』研究社出版、1962年
  • 『構造言語学の輪郭』大修館書店、1963年
  • 『変形文法の輪郭 構造言語学から変形文法へ』大修館書店、1971年
  • 『英語教育の中の英語学』大修館書店、1973年
  • 『英語学の世界』大修館書店、1974年
  • 『形容詞』研究社出版、1976年
  • 『この道を歩く』開拓社、1977年
  • 『新しい聞き手の文法』大修館書店、1978年
  • 『言外の意味』研究社出版、1978年
  • 『素顔の新言語学』研究社出版、1978年
  • 『英文法総覧』開拓社、1982年
  • 『意味論』大修館書店、1983年
  • 『代用表現』研究社出版、1984年
  • 『A Shoeter Guide to English Grammar』開拓社、1985年
  • 『英語学 - あの本この本』開拓社、1985年
  • 『英語学概論』開拓社〈現代の英語学シリーズ〉、1987年
  • 『英語学史』開拓社〈現代の英語学シリーズ〉、1988年
  • 『英語学と英語教育』開拓社〈現代の英語学シリーズ〉、1988年
  • 『英文法を洗う』研究社出版、1989年
  • 『小春日和』開拓社、1990年
  • 『納得のゆく英文解釈』開拓社、1995年
  • 『英語学を考える』開拓社、2001年
  • 『仕事場の英語学』開拓社、2004年
  • 『新版 言外の意味(上・下)』開拓社、2007年
  • 『英語学の見える風景』開拓社、2008年
  • Studies on the Language of Pepys’s Diary 開拓社、2009年
  • 『「そうだったのか」の言語学 - 生活空間の中の「ことば学」』開拓社、2010年
  • 『20世紀新言語学は何をもたらしたか』開拓社、2011年
  • 『ことばで考える - ことばがなければものもない』開拓社、2013年
  • 『英語とはどんな言語か-より深く英語を知るために』開拓社、2014年

共編著[編集]

  • 『新言語学辞典』(編)、研究社出版、1971年
  • 『現代の英文法 7 - 形容詞』(秋山怜・中村捷共著)、研究社出版、1976年
  • 『例解現代英文法事典』(編)、大修館書店、1987年
  • 『現代英文法辞典』(荒木一雄共編)、三省堂、1992年
  • 『コンサイス英文法辞典』(編)、三省堂、1996年
  • 『私家版英和辞典 よりよき英和辞典のために』(長谷川ミサ子共著)、開拓社、1997年
  • 『英作文要覧』(角谷裕子共著)開拓社、1998年
  • 『知っておきたい英語の歴史』(久保田正人共著)、開拓社、2014年
  • 『英語クラスターハンドブック:基本単語のつながり用例辞典』(久保田正人共著)、開拓社、2017年

翻訳[編集]

  • ノーム・チョムスキー『文法理論の諸相』研究社出版、1970年
  • J.H.フレンド『英語学概論』(安井泉共訳)、金星堂、1972年
  • マーク・レスター編著『応用変形文法』(監訳)、大修館書店、1972年
  • チョムスキー『生成文法の意味論研究』研究社出版、1976年
  • サゼット H.エルジン『言語学とは何か』研究社出版〈現代言語学の基礎シリーズ 〉、1978年
  • チョムスキー『形式と解釈』研究社出版、1982年
  • ジョージ・L.ディロン『現代英語意味論』研究社出版〈現代言語学の基礎シリーズ 〉、1984年
  • チョムスキー『統率・束縛理論』(原口庄輔共訳)、研究社出版、1986年
  • チョムスキー『統率・束縛理論の意義と展開』(原口庄輔共訳)、研究社出版、1987年
  • S.C.レヴィンソン『英語語用論』(奥田夏子共訳)、研究社出版、1990年
  • H.C.ワイルド『英語脚韻の研究 サリーからポープまで』(安井泉共訳)、研究社出版、1992年
  • レナート・デクラーク『現代英文法総論』開拓社、1994年

記念論文集[編集]

  • 『現代の英語学』(安井稔博士還暦記念論文集編集委員会編)、開拓社、1981年
  • 『現代英語学の歩み』(安井稔博士古稀記念論文集編集委員会編)、開拓社、1991年

参考[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 【訃報】 研究社 Twitter 2016年5月18日閲覧
  2. ^ 『官報』6803号、平成28年6月24日