奥平総一郎
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おくだいら そういちろう 奥平 総一郎 | |
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生誕 |
1956年4月19日(68歳) 日本 愛媛県松山市 |
出身校 | 東京大学工学部船舶工学科卒業 |
職業 | 実業家(自動車経営者) |
肩書き | ダイハツ工業社長 |
任期 | 2017年6月 - 2024年2月 |
前任者 | 三井正則 |
後任者 | 井上雅宏 |
奥平 総一郎(おくだいら そういちろう、1956年(昭和31年)4月19日 - )は、日本の実業家、ダイハツ工業元社長。
経歴・人物
[編集]愛媛県松山市出身[1]。1979年に東京大学工学部船舶工学科卒業。同年、トヨタ自動車工業 (現・トヨタ自動車) に入社[2]。入社後は機能部品の設計、米国駐在、FRプラットフォームの設計を経て、製品企画に移り、プログレ、ブレビス、istの開発責任者を歴任。その後、サイオンブランド「xA」の開発を経て、2003年にエグゼクティブ・チーフ・エンジニアとして10代目カローラの開発責任者を歴任。2008年に同社常務役員就任後、東富士研究所所長、専務役員兼技術開発本部長。トヨタ自動車研究開発センター (中国) 有限会社取締役副会長兼社長。および中国・アジア・オセアニアのチーフテクニカルオフィサーを経て、2017年4月に顧問としてダイハツ工業へ転籍し、同年6月にダイハツ工業社長に就任[1][3]。
2023年に入ってからは4月28日、同社の海外向けの4車種に関する「衝突試験の不正」が発覚され、12月20日にも新車の安全などを確認する試験で新たに25の試験項目で174件の不正が発覚し、全車種が出荷停止へ至った。4月28日、くるま開発本部の本部長である寺前英樹と共に[4][5]、12月20日は副社長の星加宏昌、トヨタ自動車副社長兼CTOの中嶋裕樹と共に記者会見を開き謝罪した[6][7][8]。この問題の責任を取り、奥平は2024年3月1日付でダイハツ工業社長を退任する事となった[9]。
→「ダイハツ工業認証試験不正問題」も参照
脚注・出典
[編集]- ^ a b ダイハツ社長に奥平氏(松山出身) - 愛媛新聞ONLINE 2017年3月2日
- ^ 奥平 総一郎(10代目・11代目カローラ開発責任者) - Toyota Global 2016年10月28日
- ^ トヨタ自動車 奥平専務、ダイハツ新社長に就任 - Reponse.jp 2017年3月1日
- ^ ダイハツ、側面衝突実験の認定申請での不正行為に関する... Car Watch 2023年4月28日
- ^ ダイハツ、海外の計8万千台で認定不正 トヨタブランドの車種も - 朝日新聞デジタル 2023年4月28日
- ^ 現行車のほぼすべてで不正 国内外の全車種を出荷停止へ 朝日新聞デジタル 2023年12月20日
- ^ ダイハツの認定不正、奥平総一郎社長「不正を生み出す環境を作った責任は経営陣」 - Car Watch 2023年12月20日
- ^ ダイハツ不正拡大、奥平社長「根幹を揺るがす事態」、問われる親会社トヨタの管理責任 - Response.jp 2023年12月21日
- ^ “ダイハツ奥平社長が辞任、後任にトヨタの井上氏 認証試験不正で更迭:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル (2024年2月13日). 2024年2月29日閲覧。
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