大昌鉃工所

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株式会社大昌鉃工所
Daisho Tekkosho Co.,Ltd.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
799-0101
愛媛県四国中央市川之江町910
設立 1959年5月
業種 機械
事業内容 活紙や不織布・フィルム・金属・炭素繊維などシート状製品に関する装置の製造・開発・販売
代表者 代表取締役社長 福﨑祥正
資本金 2,000万円
売上高 100億5,200万円(2022年7月期)
従業員数 129名(2022年9月現在)
決算期 7月末
外部リンク https://daisho-iw.com/
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株式会社大昌鉃工所(だいしょうてっこうしょ)は、愛媛県四国中央市川之江町に本社を置く産業機械メーカーである。

概要[編集]

地場産業である紙産業向け製紙機械製造業者として設立[1]。現在は、製紙機械の製造で培ったノウハウを活用し「機能紙」の分野に進出し、リチウムイオン電池の重要部品である「セパレータフィルム」の製造機械等、特殊な機械設備の製造も手掛けている[1]

特殊紙製造設備の販売シェアは国内トップとされる[2]

事業所[編集]

  • 本社・No.1工場 - 愛媛県四国中央市川之江町910
  • 設計開発棟 - 愛媛県四国中央市金生町下分915
  • No.3工場 - 愛媛県四国中央市川之江町906-2
  • No.5工場・No.6工場 - 愛媛県四国中央市金生町211
  • No.7工場 - 愛媛県四国中央市金生町下分200-1
  • No.8工場 - 愛媛県四国中央市金生町下分918-1
  • No.10工場 - 愛媛県四国中央市川之江町906-1
  • No.11工場 - 愛媛県四国中央市金生町下分922-1
  • No.12工場 - 四国中央市金生町下分210-1
  • No.13工場 - 愛媛県四国中央市金生町下分214-2
  • No.14工場 - 愛媛県四国中央市川之江町478番地

沿革[編集]

  • 1919年 - 福崎鉄工所社長の福崎亀市が内燃機関および製紙機械の製造開始。
  • 1946年 - 製紙機械製造部門を新設、抄紙機、紙加工機の製造に着手。
  • 1954年 - 製紙機械部門が独立。
  • 1959年 - 「有限会社大昌鉃工所」と組織を改め、抄紙機械並びに紙加加工機の製造を行う。
  • 1963年 - 事業拡張に伴い、駅通り工場を現在地(本社)に移転。
  • 1971年 - 「株式会社大昌鉃工所」に改組。
  • 1983年 - 大江工場が完成。
  • 1994年 - 大型工作機を導入。マシニングセンタMHA-1250MC1台、門型複合プレーナー2台。
  • 1997年 - 独身寮建設。NC油圧プレス等の製缶設備を一新。
  • 2000年 - No.6倉庫(後にNo.9組立工場に改修)増設。
  • 2001年 - 販売管理システムを導入。
  • 2004年 - 立体マシンニングセンタ、大型旋盤を新たに導入。
  • 2005年 - ISO9001承認取得。No.7工場組立工場を増設。
  • 2008年 - グッドカンパニー大賞・優秀企業賞受賞。
  • 2009年 - 5軸加工機を導入(3次元CAD導入)。
  • 2010年 - 中国江蘇省常熟市に常熟大昌威譜机機有限公司を設立。
  • 2011年 - No.10組立工場を増設。
  • 2013年 - No.11組立工場を増設。
  • 2014年 - 記念館(食堂、大会議室)を建設。
  • 2015年 - 大型ロール旋盤を増設。マシニングセンタを更新/ASME規格を認証取得。
  • 2017年 - No.6倉庫を増設。大型ロール旋盤を増設。
  • 2018年 - No.13工場を増設。
  • 2019年 - デジタルマイクロスコープ導入。
  • 2020年 - 設計開発新事務所が竣工。

脚注[編集]

  1. ^ a b 『中小企業事業のご案内2019』、日本政策金融公庫、2019年、26頁。
  2. ^ 電池フィルム製造装置用 大昌鉄工所が新工場、EV需要に対応 - 日本経済新聞(2018年6月20日)、2024年2月27日閲覧。

外部リンク[編集]