大国神社 (豊島区)

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大國神社
所在地 東京都豊島区駒込3-2-11
主祭神 大己貴命大黒様
創建 天明3年(1783年
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大國神社(だいこくじんじゃ)は、東京都豊島区神社

概要[編集]

1783年天明3年)に創建された。神職を務める大島家は下野国都賀郡(現・栃木県下都賀郡)出身で、当社創建直前は武蔵国豊島郡稲付村(現・東京都北区)に住んでいた[1]

当社の祭神は、大己貴命である。ただ、当社で祀っている神体は、大己貴命(大国主)というよりは、米俵に乗り福袋打出の小槌を持って微笑む典型的な「大黒様」の姿をしている[2]

徳川家斉がまだ世子だった頃、鷹狩の帰りに立ち寄って、その後まもなく征夷大将軍に就いたことから、「出世大黒」「日出大黒」と呼ばれるようになった[1]

当社では数代前の神職より始めた「木彫りの大國像」を甲子の日に授与している[1]

交通アクセス[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c 伊藤栄洪、堀切康司 著『豊島区史跡散歩 (東京史跡ガイド16)』学生社、1994年、14p
  2. ^ 大國神社トップページ大國神社

参考文献[編集]

  • 伊藤栄洪、堀切康司 著『豊島区史跡散歩 (東京史跡ガイド16)』学生社、1994年

外部リンク[編集]