坂本和一
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生誕 | 1939年10月31日 |
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研究分野 | 現代企業論、アジア太平洋学 |
坂本 和一(さかもと かずいち、1939年10月31日 - )は、日本の経済学者。立命館大学名誉教授、学校法人立命館評議員。専門は、現代企業論、アジア太平洋学。石川県生まれ。
学歴
[編集]1963年、京都大学経済学部卒業後、同大大学院へ進学。1968年、京都大学大学院博士課程単位取得退学。同年立命館大学経済学部に着任。1975年、経済学博士号(京都大学)を取得。博士論文は『現代巨大企業の生産過程』。
略歴
[編集]- 1968年4月 - 立命館大学経済学部専任講師
- 1969年9月 - 立命館大学経済学部助教授
- 1978年4月 - 立命館大学経済学部教授
- 1979年7月 - ハーバード大学フェアバンク東アジア研究センター、ニューヨーク大学経済学部客員研究員(~ 1980年9月)
- 1988年4月 - 立命館大学教学部長 (~1991年3月)
- 1990年4月 - 学校法人立命館常務理事(~1991年3月)
- 1994年4月 - 学校法人立命館副総長・立命館大学副学長(~1996年12月)
- 2000年1月 - 立命館アジア太平洋大学大学長・学校法人立命館副総長
- 2004年4月 - 学校法人立命館副総長・立命館大学副学長(~2004年3月)
- 2005年4月 - 立命館大学大学評価委員会委員長(~2008年3月)・大学評価室長(~2009年3月)
- 2006年6月 - 立命館百年史編纂室長(~2010年 3月)引き続き、立命館百年史編纂室顧問(~2013年3月)
- 2008年7月 - 学校法人立命館評議員、現在に至る。
主な受賞歴
[編集]- 1987年 - 第2回テレコム社会科学賞(対象業績『IBM - 経営戦略と組織改革』)
- 2004年 - 平成16年度大分合同新聞文化賞特別賞
主な著書
[編集]- 『現代巨大企業の生産過程』 (1974年、有斐閣)-(博士論文)
- 『現代資本主義の生産様式』 (1976年、青木書店)
- 『現代巨大企業と独占』 (1978年、青木書店)
- 『現代巨大企業の構造理論』 (1983年、青木書店)
- 『新経済学の基礎』(共編著)(1984年、有斐閣)
- 『技術革新と企業構造』(編著) (1985年、ミネルヴァ書房)
- 『IBM - 経営戦略と組織改革』 (1985年、ミネルヴァ書房)
- 『現代日本の企業グループ』(編著) (1987年、東洋経済新報社)
- 『現代工業経済論』 (1988年、有斐閣)
- 『GEの組織革新』 (1989年、法律文化社)
- 『21世紀システム - 資本主義の新段階』 (1991年、東洋経済新報社)
- 『コンピューター産業 - ガリヴァ支配の終焉』 (1992年、有斐閣)
- 『新しい企業組織モデルを求めて』 (1994年、晃洋書房)
- 『新版GEの組織革新』 (1997年、法律文化社)
- 『アジア太平洋のエポック』(編著) (1998年、法律文化社)
- 『アジア太平洋時代の創造』 (2003年、法律文化社)
- 『鉄はいかにしてつくられてきたか』(2004年、法律文化社)
- 『The Challenges facing Ritsumeikan Asia Pacific University』(2004年、大地社)
脚注
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