古賀淳也 (ディレクター)
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古賀 淳也(こが じゅんや、1977年 - )は、フリーランスのディレクター。ゴーストライターで騒動となった佐村河内守の仕掛け人として知られる。
愛媛県今治市生まれ。テレビ制作会社に勤め2002年から「筑紫哲也 NEWS23」などのTBSテレビのニュース番組や報道特別番組制作を担当した[1]。その後フリーランスに転身。
TBS担当中の2008年9月に佐村河内を特集した「音を喪(な)くした作曲家」[2]を「NEWS23」で放映。フリー後、NHKに手土産として同じ企画を持ち込み、潜り込むことに成功[3]。情報番組などの制作を担当するようになる[1]。2013年にNHKスペシャル「魂の旋律~音を失った作曲家~」を制作[4]。同年10月29日、『魂の旋律-佐村河内守』をNHK出版から刊行した[5]。
佐村河内について「俺がコーディネーターとして仕掛けた」と主張し、同時に「佐村河内は、実際には耳が聞こえる」、「これがもっと当たれば、映像のシリーズ化だけで食っていける」、「ほかにも障害者の音楽家をそろえて、超人オーケストラとかやったらビッグビジネスになる」、などと発言していたと報道された[6]。騒動発覚後はNHKの内部調査において、取材中に耳が聞こえていたとは気づかなかったとして共犯は否定した[7]。NHKは古賀の制作した番組はすべて封印、書籍も絶版とし、古賀を追放した。
担当番組[編集]
- 『筑紫哲也 NEWS23』(TBS)
- 『水曜ノンフィクション』(TBS)2008年10月15日 - 2009年3月18日放送
- 『月曜ゴールデン」』(TBS)「最後の赤紙配達人〜悲劇の召集令状64年目の真実〜」2009年8月10日放送[1]
- 『情報LIVE ただイマ!』(NHK総合)
- 『NHKスペシャル』(NHK総合)「魂の旋律 〜音を失った作曲家〜」2013年3月31日放送
- 『あさイチ』(NHK総合)
著書[編集]
- 『魂の旋律 佐村河内守』NHK出版、2013年10月29日。ISBN 978-4-14-081613-4。
脚注[編集]
- ^ a b c “魂の旋律―佐村河内守|著者紹介”. 紀伊国屋書店ウェブストア. 2014年2月閲覧。
- ^ “佐村河内氏を「人生の師」と礼賛 ディレクターA氏とは”. dot. (朝日新聞社) 2014年2月25日閲覧。
- ^ “佐村河内さん曲:作られた「物語」”. 毎日jp (毎日新聞社). (2014年2月5日). オリジナルの2014年2月5日時点におけるアーカイブ。 2014年2月9日閲覧。
- ^ “NHKスペシャル|放送内容|魂の旋律~音を失った作曲家~”. NHK. 2013年10月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年10月閲覧。
- ^ “書籍|魂の旋律-佐村河内守”. NHK出版. 2014年2月13日閲覧。
- ^ 「知らなかったことにして!」佐村河内守氏“仕掛け人”テレビマンとの共犯関係が暴露される?
- ^ お詫び 佐村河内守氏の放送番組について NHK
- ^ gooテレビ番組
- ^ 古賀淳也『魂の旋律―佐村河内守』NHK出版、2013年、p.36
- ^ gooテレビ番組
- ^ a b 古賀淳也『魂の旋律―佐村河内守』NHK出版、2013年、p.250
- ^ [1]
- ^ [2]gooテレビ番組 あさイチ2013年5月1日(水) 8:15~9:55
- ^ [3]