加藤志異
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加藤 志異(かとう しい、1975年[1] - )は、日本の絵本作家。
経歴
[編集]岐阜県恵那郡岩村町(現・恵那市)に生まれる。小学3年生のとき、祖父が経営する建設会社が倒産したため夜逃げをし、愛知県豊田市に移る。愛知県立豊田南高等学校を卒業後、3浪して明治大学文学部(二部)に入学。その後、仮面浪人を経て1999年4月に早稲田大学第二文学部(表現・芸術系専修)へ進学し、11年後の2010年3月に卒業した[2][3]。契約社員として都内の病院で働きながら「妖怪になりたい」という目標を掲げて演説するなどのパフォーマンス活動を行い続け、その様子はドキュメンタリー映画『加藤くんからのメッセージ』(監督:綿毛)の題材となった[4]。絵本ワークショップ・あとさき塾で絵本を学び、2012年に「とりかえちゃん」絵:本秀康(文溪堂 ISBN 978-489423790-2)でデビュー。吉祥寺の絵本の店「トムズボックス」スタッフ[5]。
著書
[編集]絵本
[編集]- 『とりかえちゃん』(絵:本秀康 2012年)文溪堂 ISBN 978-4-89423-790-2
- 『ぐるぐるぐるぽん』(絵:竹内通雅 2014年)文溪堂 ISBN 978-4-7999-0086-4
- 『せかいいち たかい すべりだい』(絵:山崎克己 2014年)大日本図書 ISBN 978-4-477028095
- 『クッツケロ』(絵:本秀康)学研、2015年
脚注
[編集]- ^ 加藤 志異 | アパートメント
- ^ “「5浪早稲田」彼が選んだ"妖怪絵本作家"という道” (2023年12月24日). 2023年12月24日閲覧。
- ^ “加藤 志異 |アパートメント” (2021年6月22日). 2023年12月24日閲覧。
- ^ 【Interview】その男、人間か妖怪か~36歳、独身契約社員が抱く「超・途方もない夢」―『加藤くんからのメッセージ』綿毛監督、“主演”加藤志異氏インタビュー
- ^ (妖怪)加藤志異 @katoshii