今井照

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今井 照(いまい あきら、1953年 - )は、日本の行政学者福島大学行政政策学類教授。専門は地方行政

1953年神奈川県平塚市生まれ。1972年神奈川県立平塚江南高等学校卒業。1977年東京大学文学部社会学専攻課程卒業後、東京都教育委員会学校事務)、東京都大田区役所(企画部、産業経済部、地域振興部など)に勤務、1999年から福島大学教授。2009年「「平成大合併」の政治学」で法政大学より博士(政策学)の学位を取得[1]

月刊誌『ガバナンス』(ぎょうせい発行)に「市民の常識VS役所のジョウシキ」を連載。

著書[編集]

  • 『市民的公共性と自治――文化・コミュニティ・分権 自治体のやるべきことやってはいけないこと』(公人の友社, 1993年)
  • 『市民自治としての産業政策――「空洞化」論を越えて』(公人の友社, 1996年)
  • 『わかりやすい自治体の政策評価』(学陽書房, 1999年)
  • 『超入門 地方自治制度はこうなっている』(学陽書房, 2000年/一次改訂版, 2004年)
  • 『図解 よくわかる地方自治のしくみ』(学陽書房, 2000年/一次改訂版, 2002年/二次改訂版, 2004年/三次改訂版, 2007年)
  • 『新自治体の政策形成』(学陽書房, 2001年)
  • 『自治体再構築における行政組織と職員の将来像――役所はなくなるのか、職員は不要になるのか』(公人の友社, 2005年)
  • 『自治体のアウトソーシング』(学陽書房, 2006年)
  • 『図解よくわかる地方自治のしくみ』学陽書房 2007
  • 『「平成大合併」の政治学』公人社 2008
  • 『自治体政策研究ノート』公人の友社 福島大学ブックレット『21世紀の市民講座』 2008
  • 『自治体再建 原発避難と「移動する村」』ちくま新書 2014
  • 『地方自治講義』ちくま新書 2017
  • 原発廃炉」地域ハンドブック』(東洋書店新社, 2021年)[2]

編著[編集]

  • 『自治体政策のイノベーション』(ぎょうせい 2004年)
  • 『市民自治のこれまで・これから』編著 公職研 2008

共編著[編集]

  • 辻山幸宣牛山久仁彦)『自治体選挙の30年――「全国首長名簿」のデータを読む』(公人社, 2007年)
  • 『原発被災地の復興シナリオ・プランニング』金井利之共編著 公人の友社 2016
  • 『福島インサイドストーリー 役場職員が見た原発避難と震災復興』自治体政策研究会共編著 公人の友社 2016

脚注[編集]

  1. ^ 国立国会図書館. “博士論文『「平成大合併」の政治学』”. 2023年4月1日閲覧。
  2. ^ 原発「廃炉」地域ハンドブック/尾松亮/乾康代/今井照/大城聡- 東洋書店新社”. toyoshoten.com. 2022年5月23日閲覧。