今井彰
今井 彰 (いまい あきら、1956年[1] - )は、元NHKエグゼクティブプロデューサー、作家。名古屋経済大学客員教授。大分県佐伯市出身[要出典]。
来歴[編集]
1980年、NHK入局[1]。1991年、NHKスペシャル「タイス少佐の証言」を制作、文化庁芸術作品賞を受賞[1]。1994年、NHKスペシャル「埋もれたエイズ報告」を制作、日本ジャーナリスト会議本賞、放送文化基金奨励賞を受賞[1]。同作は東京地方裁判所で検証物・証拠として上映された[要出典]。2000年 - 2005年まで「プロジェクトX〜挑戦者たち〜」制作統括を務めた[1]。2005年、NHKエグゼグティブプロデューサーとなる。
2009年4月、NHKを退局して作家として活動を始める[2]。
2010年、処女小説『ガラスの巨塔』(幻冬舎)を上梓。同年11月、エッセイ『ゆれるあなたに贈る言葉 (小学館)を刊行。2011年、フジテレビ系JFN大賞「独裁者が生まれた町」を監修。同年、JFN「オンザウェイジャーナル 今井彰のヒューマンアイ」パーソナリティを務めた。
2012年、名古屋経済大学客員教授となる。同年4月から、BS11報道プレミアム「ジュピターの英雄」でキャスターを務める。
2013年6月、小説『赤い追跡者』(新潮社)を刊行。2018年9月、実在の人物をモデルにした小説 『光の人』を出版(文藝春秋)[1]。
受賞歴[編集]
- 文化庁芸術作品賞 (1991年、NHKスペシャル「タイス少佐の証言〜湾岸戦争45日間の記録〜」)[1]
- 日本ジャーナリスト会議本賞(NHKスペシャル「埋もれたエイズ報告」)[1]
- 放送文化基金奨励賞(NHKスペシャル「埋もれたエイズ報告」)[1]
- ギャラクシー賞 優秀賞(「シリーズ弁護士・中坊公平」)[要出典]
- 菊池寛賞(2000年「プロジェクトX」)[1]
- 橋田賞(2000年「プロジェクトX」)[1]
- 放送文化基金グループ部門賞(「プロジェクトX」)[要出典]
- ATP特別賞(「プロジェクトX」)[要出典]
著書[編集]
- 『プロジェクトX リーダーたちの言葉』(文藝春秋)
- 『プロジェクトX 新・リーダーたちの言葉』(文藝春秋)
- 『野戦の指揮官・中坊公平』(日本放送出版協会)
- 『ガラスの巨塔』(幻冬舎)
- 『ゆれるあなたに贈る言葉』(小学館)
- 『赤い追跡者』(新潮社)
- 『光の人』 (文藝春秋)