京口元吉

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京口 元吉(きょうぐち もときち、1897年明治30年)2月28日 - 1967年昭和42年)9月3日)は、昭和時代の日本史学者。

兵庫県姫路市出身。朝鮮で小学校教師ののち早稲田高等学院卒、1926年早稲田大学文学部史学科卒、1929年早大附属高等学院講師、33年教授、1940年早大文学部助教授。この間明治文化研究会で活動。1941年講義内容が自由主義的だとして退職させられる。1946年復職、47年教授。67年定年退職しまもなく死去。日本近世史を中心に西洋史なども幅広く研究、著述をおこなった[1]。学生時代は尾崎一雄らと同人誌をやっていた[2]

著作[編集]

著書[編集]

単著[編集]

  • 『日本史概説講義案』上巻、広文堂書店、1929年5月。NDLJP:1281786
  • 『日本史概説講義案』下巻、広文堂書店、1930年2月。NDLJP:1274046
    • 『日本史概説講義案』広文堂書店、1930年5月。NDLJP:1213152
    • 『日本史概説講義案』広文堂書店、1950年5月。
  • 『日本史概説』広文堂書店、1931年5月。NDLJP:1225337
  • 『西洋史概説』広文堂書店、1931年5月。NDLJP:1224691
  • 『東京時代守成期』早稲田大学出版部〈国民の日本史 第14篇〉、1932年10月。
  • 『概観日本史要(第一分冊)』広文堂書店、1933年5月。NDLJP:1171607
  • 『日本近世史要』広文堂書店、1935年5月。NDLJP:1213256
  • 『秀吉の朝鮮経略』白揚社〈日本歴史文庫〉、1939年12月。NDLJP:1921018
  • 『大正政変前後』白揚社〈近代日本歴史講座 第7冊〉、1940年7月。NDLJP:1444761
  • 『田口卯吉の日本開化小史』日本放送出版協会〈ラジオ新書 46〉、1941年5月。NDLJP:1041486 NDLJP:1917936
  • 『日本外交史話』朝日新聞社〈朝日新選書 8〉、1943年4月。NDLJP:1267381 NDLJP:1281580
  • 『やさしい日本歴史』労働文化社、1948年。
  • 『大学入試一般社會時事問題の完成8週間』山海堂〈完成8週間叢書 第10〉、1950年。
  • 『日本史の基礎』旺文社〈高校基礎シリーズ〉、1955年。
    • 『日本史の基礎』旺文社〈高校基礎シリーズ〉、1960年、改訂版。
  • 『日本文化史』学燈社〈学燈文庫〉、1957年。
  • 『高田早苗伝』早稲田大学出版部、1962年10月。

訳著[編集]

共著[編集]

校訂[編集]

  • 大隈重信述、円城寺清著『大隈伯昔日譚 明治史資料』京口元吉校訂、冨山房〈冨山房百科文庫 51〉、1938年11月。
  • 中山太郎著『売笑三千年史』京口元吉校訂、日文社、1956年2月、改訂増補。

論文[編集]

  • 「二宮尊徳の報徳仕法――世界最古の農村協同組合運動」『協同主義』第19号、協同主義協会、1948年11月、 30-38頁、 NAID 40000739013
  • 「徳川幕藩体制の一考察」『史観』第36号、早稲田大学史学会、1951年11月、 35-52頁、 NAID 40001518462
  • 「近代日本における政治と文学の交流――大正文学の背景(素描)」『人文科学研究』第11号、早稲田大学人文科学研究所、1952年5月、 45-72頁、 NAID 40001947104
  • 「織田信長の安土城」『史観』第38号、早稲田大学史学会、1952年10月、 42-58頁、 NAID 40001518476
  • 「歴史教育と神話伝説」『日本及日本人』第5巻第4号、日本及日本人社、1954年4月、 11-21頁、 NAID 40002831795
  • 「撰銭と撰銭令」『日本歴史』第73号、吉川弘文館、1954年6月、 2-11頁、 NAID 40003069280
  • 「神話と歴史教育について」『日本及日本人』第5巻第8号、日本及日本人社、1954年8月、 84-91頁、 NAID 40002832087
  • 「タウンセンド・ハリス」『史観』第43・44号、早稲田大学史学会、1955年3月、 NAID 40001517897
  • 「朝河貫一博士と入来文書」『史観』第46号、早稲田大学史学会、1956年3月、 1-25頁、 NAID 40001517913
  • 「日本書紀にみえる祥瑞思想」『史観』第54・55号、早稲田大学史学会、1959年3月、 152-168頁。
  • 「頌寿・献呈の辞」『史観』第57・58号、早稲田大学史学会、1960年3月。
  • 「岩瀬肥後守忠震とその手記」『史観』第62号、早稲田大学史学会、1961年7月、 1-46頁、 NAID 40001517973
  • 「後宮における男女の交渉」『國文學』第8巻第6号、学燈社、1963年5月、 54-62頁、 NAID 40001345258
  • 「佐伯好郎博士を悼む」『史観』第72号、早稲田大学史学会、1965年9月、 98頁。

脚注[編集]

  1. ^ 20世紀日本人名事典
  2. ^ 尾崎一雄『あの日この日』

外部リンク[編集]