中国共産党中央組織部
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中国共産党中央組織部(ちゅうごくきょうさんとうちゅうおうそしきぶ)は、中国共産党中央委員会に直属し、中国共産党の人事を担当する機構。1924年5月に、中央宣伝部などと共に設立された、党内では最も古い機構の一つ。
地方の優秀な若手党員を中央に抜擢し、党の方針に沿った幹部育成などを行うため、全国の幹部や党員の統計・檔案(身上調査書)などを掌握している。また、引退した党員の世話なども担当している。
中央宣伝部、中央統一戦線部とともに、部長は中央政治局委員から選出される。
各級政府の人事部長は現地の同級党組織部副部長が兼任する。例えば、国務院人事部長は中央組織部の尹蔚民副部長である。
省級党委員会書記の交代には中央組織部常務副部長が立会い、発表されるのが慣例である。2010年4月に新疆ウイグル自治区党委書記が交代した際には、部長である李源潮が副部長に代わってその任を務めた。
歴代部長
[編集]注:文化大革命が始まってまもなく、中央組織部は業務停止となった。
- 郭玉峰(1975年6月 - 1977年12月)
- 胡耀邦(1977年12月 - 1978年12月)
- 宋任窮(1978年12月 - 1983年2月)
- 陳野蘋(1983年2月 - 1984年4月)
- 喬石(1984年4月 - 1985年7月)
- 尉健行(1985年7月 - 1987年5月)
- 宋平(1987年5月 - 1989年12月)
- 呂楓(1989年12月 - 1994年10月)
- 張全景(1994年10月 - 1999年3月)
- 曽慶紅(1999年3月 - 2002年10月)
- 賀国強(2002年10月 - 2007年10月)
- 李源潮(2007年10月 - 2012年11月)
- 趙楽際(2012年11月 - 2017年10月)
- 陳希(2017年10月 - )