中丸明
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中丸 明(なかまる あきら、1941年 - 2008年1月)は、日本のエッセイスト。日西協会終身会員。
スペインに関係したエッセイや著作を数多く発表している。その作品の最大の特徴は「登場人物に名古屋弁を喋らせること」「非常に下品な下ネタが多いこと」であると考えられている[誰によって?]。
生涯
[編集]日本統治時代の朝鮮の京城(現韓国ソウル市)生まれ。本名・栗原裕。同志社大学卒業。徳間書店の編集者として活動後、スペインに移住し、著作家となる。
著書
[編集]- 『スペインを読む事典』(JICC出版局 1992年)
- 『ドン・キホーテの国』(TBSブリタニカ 1992年)
- 『スペイン・旅のうんちくノート』(JICC出版局 1992年 「スペインうたたね旅行」文春文庫)
- 『支倉常長異聞 海外に消えた侍たち』(宝島社 1994年)
- 『プラド美術館 絵画が語るヨーロッパ盛衰史』新潮選書 1995年)
- 『絵画で読む聖書』(新潮社 1997年 のち新潮文庫)
- 『スペイン5つの旅』(文藝春秋 1997年 のち文春文庫)
- 『スペインひるね暮らし』(文藝春秋 1997年 のち文春文庫)
- 『モナ・リザへの旅』(集英社 1998年)
- 『ハプスブルク一千年』(新潮社 1998年 のち新潮文庫)
- 『スペイン ゴヤへの旅』(文藝春秋 1998年)
- 『丸かじりドン・キホーテ』(日本放送出版協会 1998年 のち新潮文庫)
- 『聖母マリア伝承』(文春新書 1999年)
- 『海の世界史』(講談社現代新書 1999年)
- 『絵画で読むグレコのスペイン』(新潮社 1999年)
- 『ロルカ―スペインの魂』(集英社新書 2000年)
- 『好色義経記』(新潮文庫 2005年)
- 『スペイン、とっておき!』(文春文庫 2007年)
翻訳
[編集]- ドン・キホーテ (ミゲル・デ・セルバンテス 第三文明社(少年少女希望図書館) 1988年)