ローデンシュトック

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大判用アポ・シロナー

ローデンシュトックRodenstock )は、ドイツの光学メーカー。1877年[1]ヨーゼフ・ローデンシュトックJosef Rodenstock 、1846年-1932年[1])が創業し、二代目アレキサンダー・ローデンシュトックAlexander Rodenstock 、1883年-1953年[1])、三代目ロルフ・ローデンシュトックRolf Rodenstock 、1917年-1997年[1])を経て現在四代目のランドルフ・ローデンシュトックRandolf Rodenstock[1]がCEOである。眼鏡[1]の他プロ用写真レンズ[1]、光学用精密工作機[1]、コンピュータサービス[1]、医療用光学機器[1]など光学機器専門のメーカーとして現在に至る。「品質第一主義」の方針を掲げ、高級品を製造。

目次

歴史[編集]

眼鏡製品[編集]

現存する数少ない、光学機器専門のメーカーであるところの眼鏡メーカーである。中でもエクスクルーシブシリーズは1975年より始まり、高級フレームとして地位を確立、現在に至る。星野仙一石原慎太郎堺屋太一谷村新司など他多数の各界著名人が使用しているのをテレビ雑誌等で見ることができる。

レンズ製品[編集]

現在は大判用レンズが主力である。ジナー純正のシナロンSinaron )はローデンシュトックが製造したOEM製品。またハッセルブラッドのアークボディ用レンズも製造している。

過去にはドイツコダックレチナにレンズを供給し、またエクサクタM42(プラクチカ)、ライカ等汎用マウント向けに少数ながら交換レンズを供給していた。現在ライカ判用レンズは製造していない。

カール・ツァイスシュナイダー・クロイツナッハと並んでドイツ三大レンズメーカーの一つである[1]が、創立以来ほとんど眼鏡とその関連商品のみで業績を拡げた[1]

ディガロン[編集]

HRディガロンWHR Digaron-W )は撮像素子サイズ40×54mmまで対応し、回折を限定し、高解像度を持つよう開発されたデジタル撮影用レンズ。メーカーでは回折によるシャープネスの低下を回避するため絞り込みは少なくしアオリ機能を使用する必要があるとしている。

  • HRディガロンW40mmF4 - イメージサークルφ90mm、シャッター#0。
  • HRディガロンW50mmF4 - イメージサークルφ90mm、シャッター#0。
  • HRディガロンW70mmF5.6 - イメージサークルφ100mm、シャッター#0。
  • HRディガロンW90mmF5.6 - イメージサークルφ125mm、シャッター#0。

HRディガロンS(HR Digaron-S )はデジタル写真に最適化された高性能レンズ。絞り開放でも回折を限定して理論的理想に近いシャープさで一般的な画質基準をはるかに超える光学性能を発揮するとメーカーではアナウンスしている。メーカーでは、テクニカルカメラで深度の深い被写体を撮影する場合、レンズの絞り込みをできる限り抑え、アオリ撮影によることを推奨している。

  • HRディガロンS23mmF5.6 - イメージサークルφ70mm、シャッター#0。
  • HRディガロンS28mmF4.5 - イメージサークルφ70mm、シャッター#0。
  • HRディガロンS35mmF4 - イメージサークルφ70mm、シャッター#0。
  • HRディガロンS60mmF4 - イメージサークルφ70mm、シャッター#0。
  • HRディガロンS100mmF4 - イメージサークルφ70mm、シャッター#0。
  • HRディガロンS180mmF5.6 - イメージサークルφ80mm、シャッター#0。

ユリゴン[編集]

ユリゴンEurygon )は逆望遠型の広角レンズ。

デッケルマウント[編集]

レチナレフレックスS等用交換レンズ。

エクサクタマウント[編集]

M42マウント[編集]

ゲロゴン[編集]

アポ・ゲロゴンApo-Gerogon )は、4群6枚完全対称・オルソメター型で、完璧なアポクロマート補正がなされている業務用プロセス・レンズで色収差を高度に補正している。現行のアポ・ロダゴンシリーズの前身とも言えるが、主目的は屋外使用も考慮された製版用プロセスレンズであったため、長焦点レンズが主体である。1/10×から10倍の撮影倍率のために最適化されているが、広い用途で使用される。完璧なアポクロマート補正をすると球面収差が激増するので、それを押さえるためにF9など開放F値を大きくしている。写真製版などの業務需要の縮小に伴いすでに製造停止である。大まかに前期型と中期型、後期型などがある。前期型は、アルミ削りだしのレンズ鏡筒で絞り環などがゼブラ仕上げの総金属製鏡筒になっている。中期型は、鏡筒は前期型同様に金属鏡筒だが、鏡筒デザインは、最近のロダゴンシリーズの金属鏡筒製の高級品と部品を共有している関係上、レンズ前群は同じデザインである。このタイプも総金属鏡筒である。カラー印刷が主流になり、それに合わせてコーティングも改善されたがモノコート主体であった。中期型にはドイツ製の他に日本製の個体も存在している。中期型の日本製アポ・ゲロゴンはマルチコーティングである。後期型は品目によっては、現行ロダゴン同様の合成樹脂製鏡筒に変更された物もある。プロセスレンズでありながら、ウォーターハウス[要曖昧さ回避]型アタッチメントスロットを備えていないが、プリントの引き伸ばしから、写真製版、一般撮影まで、多目的に使用した場合でも非常に優秀で描写性能が高い。古い年代の品目によっては、開放絞りで色収差レンズフレアが出る物もあるが、何れも絞りを1段絞ればほぼ完璧な描写である。240mm以下のレンズは前期型~後期型まで、絞りの開閉に寄与する内部リングは樹脂製である。前期型は透明樹脂に絞り番号が印刷されているが中期型以降は、黒色樹脂に絞り番号が印刷された物に変更されている。クリックストップ機能は、一般的なボールベアリング式ではなく、一貫して、簡易な金属片バネ落とし込み式であるため、メンテナンスが容易である。後期型の絞り環クリックストップ機構は、全て樹脂製のため、摩耗すれば機能しなくなる。

  • アポ・ゲロゴン135mmF9 - ライカLマウント。アタッチメントはφ40.5mmねじ込み。5枚絞り。後期型の合成樹脂鏡筒の物が確認されている。現行ロダゴンシリーズの短焦点の製品と共通の鏡筒であり、レンズはマルチコーティングである。
  • アポ・ゲロゴン150mmF9 - ライカLマウント。アタッチメントはφ40.5mmねじ込み。5枚絞り。一般的なマウントねじの上、焦点距離が短く取り回しがしやすいことから、一般撮影の接写で利用するケースも多い。前期型はゼブラ仕上げ金属鏡筒で、これは無垢のアルミからの削り出しで制作されており、アルマイト処理により黒色に着彩されている。中期型は、現行ロダゴン150mmF5.6 の縮小版の様なスタイルで金属鏡筒。後期型の鏡筒は現行ロダゴンシリーズの短焦点の製品と同様の合成樹脂鏡筒になったが、レンズはマルチコーティングに変更された。画質的には画素ピッチの細かい3600万画素の高解像力デジタル一眼レフカメラで使用してもレンズ側に充分余裕がある。
  • アポ・ゲロゴン210mmF9 - φ50mmP=0.75ねじマウント。アタッチメントはφ49mmねじ込み。7枚絞り。前期型はゼブラ仕上げ金属鏡筒、これは無垢アルミニウムからの削り出しで制作されており、アルマイト処理により黒色に着彩されている。中期型は現行金属鏡筒ロダゴン150mmF5.6 に似たデザイン。アポ・ゲロゴンシリーズの中では古いタイプのレンズで、一度リニューアルして中期型までは作られたが、その後絶版になった。そのため後期型はない。前期型のレンズはイメージサークルが大きく5×7in判までカバーできる反面、マウントネジよりもレンズの後群がかなり大きく広がったラッパ状のデザインなので、レンズを前後に分離してから機器に装着するタイプとなっている。そのため制約が多く、短い焦点距離の割りにメンテナンスがしづらい。絞り羽根を開閉させる、内部のリングは透明樹脂製である。劣化するので機械油やグリスの類は使えない。前期型はレンズ・コーティングが未熟な上、広い角度をカバーするレンズのため、一般撮影においては逆光に弱く、絞り開放の時レンズフレアと目視では判断できない程度の色収差が出るが、一段絞り込むと色収差は非常に良好になる。レンズフレアはハレ切りして回避することが推奨される。前期型は、オメガにOEM供給していたオメガロン135mmF4.5と絞りユニットを共有している。アポ・ゲロゴン240mmF9よりも設計が古く高解像力のレンズだが、レンズフレアがとても出やすいので使いにくいところがある。中期型は現行金属鏡筒ロダゴン150mmF5.6と同じデザインであり、絞りユニット部分などは共有している。また中期型は後群レンズもアポ・ゲロゴン240mmF9とデザインを似たような物に変更し、ラッパ状には開いていない。レンズ・コーティングもアポ・ゲロゴン240mmF9中期型と同じ物になった。ただしモノコートでレンズフレアが出やすいところは変わっていない。マウントはφ50mmP=0.75ねじマウント。アタッチメントはφ52mmねじ込み。7枚絞り。
  • アポ・ゲロゴン210mmF16 - φ40mmP=0.75ねじマウント。アタッチメント使用不可。F16 の固定円形絞り。極めて限定的な使用のために設計されたレンズで、良好なアポクロマート補正がなされているが、撮影倍率 1:1 に対して絞った設計になっている。現行品のアポ・ロダゴン-DApo-Rodagon-D )と同様に高速等倍デュープリケーションのマクロレンズとして開発されたもの。レンズが固定絞りなのだがその丁度真ん中の前群と後群で半分のところでレンズをねじると前後に分かれる。そこに黒色のドーナツ状に穴の開いた金属円盤があり F16 の固定をなしている。これを外して、穴の大小異なる同様の円盤を制作して挟みレンズを組み上げれば多少の絞りの開け閉めが可能になる。光学系も異なるので他のゲロゴンシリーズとは別系譜のレンズである。1:1 を外れた撮影をすると大幅に画質が悪化する。4×5in判のポジデュープ用。精度の高いシステムで高速にポジの複写をする場合に用いられた。生産本数は割と少なく、一般人が目にする機会は滅多にないプロラボ用の特殊レンズ。また、一般には再利用の仕方もない。写真需要の縮小に伴い既に廃盤である。
  • アポ・ゲロゴン240mmF9 - φ50mmP=0.75ねじマウント。アタッチメントはφ52mmねじ込み。7枚絞り。事実上4×5in判カメラの標準レンズ的存在。このレンズは現行の、金属鏡筒ロダゴン150mmF5.6 と全く同じデザインであり、絞りユニット部分なども共有している、そのため、絞りナンバーを光らせるための採光窓がユニットには存在するが、実際にはレンズの後群に完全に隠されてしまうので機能しない。絞り窓も光を通さないタイプである。アポ・ゲロゴン210mmF9 の前期型と異なり、後群レンズが広がっていないので、機器への装着が簡単である。絞り羽根を開閉させる内部のリングは黒色樹脂製である。劣化するので機械油やグリスの類は使えない。アポ・ゲロゴンの中では一番流通量が多かった品目。日本製の個体が確認されており、これはレンズの外見は現行金属鏡筒のロダゴン150mmF5.6と同様の物だが、マルチ・コーティングの物とモノコートの物が存在しており、この日本製のレンズは絞りユニットには採光窓がないところがドイツ製の物と異なり、レンズ名のロゴの書体も異なる。鏡筒の周囲に Made in Japan とプリントされている。ドイツ製のレンズでは引き伸ばし機のメーカー、ベセラーにもベセラーアポHD240mmF9という名前でOEM供給していた。このレンズは画角を欲張った設計にしていないため、強逆光でもレンズフレアが出にくい。画質的には画素ピッチの細かい、3600万画素の高解像力デジタル一眼レフや1600万画素のマイクロ・フォーサーズ・カメラで使用しても解像力にまだ充分に余裕がある。
  • アポ・ゲロゴン270mmF9 - φ50mmP=0.75ねじマウント。アタッチメントはφ58mmねじ込み。金属鏡筒。ゼブラ仕上げの前期型と中期型が流通していた。マウントネジよりもレンズの後群がかなり大きく広がったラッパ状のデザインのため、レンズを前後に分離してから機器に装着するタイプとなっている。アポ・ゲロゴン-S270mmF11 よりも集光率を高めた分、イメージ・サークルは8×10in判が限界である。
  • アポ・ゲロゴン300mmF9 - φ58mmP=0.75ねじマウント。アタッチメントはφ67mmねじ込み。金属鏡筒。ゼブラ仕上げの前期型と中期型が流通していた。マウントネジよりもレンズの後群がかなり大きく広がったラッパ状のデザインのため、レンズを前後に分離してから機器に装着するタイプとなっている。ロットナンバー11000000番台のレンズは中期型だが、Rodenstock のロゴが明らかに今までの古い物と異なり、また、これはモノコート主体だが日本製である。このレンズは画角を広くとっているが、1600万画素のマイクロ・フォーサーズ・カメラで使用しても解像力にまだ余裕がある。
  • アポ・ゲロゴン360mmF11 - φ58mmP=0.75ねじマウント。アタッチメントはφ77mmねじ込み。金属鏡筒。事実上8×10in版カメラの標準レンズ的存在。 ゼブラ仕上げの前期型と中期型が流通していた。マウントネジよりもレンズの後群がかなり大きく広がったラッパ状のデザインのため、レンズを前後に分離してから機器に装着するタイプとなっている。
  • アポ・ゲロゴン-S270mmF11 - φ58mmP=0.75ねじマウント。アタッチメントはφ77mmねじ込み。8枚角形絞りを採用。 中期型が流通していた。マウントネジよりもレンズの前群と後群がかなり大きく広がった鼓状のデザインのため、レンズを前後に分離してから機器に装着するタイプとなっている。ドイツ最大のライバル・メーカー、シュナイダー・クロイツナッハが8×10in判用に開発した高解像力の描写を誇る接写用マクロレンズGクラロンに対抗して設計製作されたのが本製品で、画角が70度もある巨大なイメージ・サークルをカバーするレンズである。主に屋外での接写や風景撮影に使用されたレンズである。8×10in判よりも大きなフォーマット用にも対応できるイメージ・サークルを確保するために、異様なほど、レンズの後群がラッパ状に広がっている。メーカーでは使用形態を曖昧にしていたので、このレンズで撮影をして、このレンズで引き伸ばしプリントの制作もされた。このクラスのレンズは汎用性の高さも重要視される。Gクラロンよりもレンズシャッターに組み込むのが困難な光学系のため、真っ暗にしてストロボ・ライトで撮影したり、ジナー・シャッターやローラーブラインドシャッターを併用して使用されたが、昨今ではデジタルバックカメラや1億画素のラインセンサー・カメラなどでの使用もでき、撮影自体は楽になった。画角を欲張ったので後群が巨大化したが、レンズの集光率を犠牲にして絞りの開放F値をF11に留めているので、残存色収差の補正はほぼ完璧にできている。F90まで絞れるがメーカーでのアナウンスでは、F22で最高の性能を発揮できるように設計されている。Gクラロンの対抗馬なだけに1:1の等倍接写での解像力は優秀である。Gクラロンは残存色収差の激しい個体も多く設計の古さが否めないが、本レンズは真のアポクロマートを謳っているだけあり、残存色収差は目視では気にならない。リンホフ・ボードに取り付ける際、専用の締め付けナットは既に入手出来ないのだが、一般的なφ67→φ58mmのステップダウン・リングを流用できるので好都合である。また、8×10in判よりも大きなフォーマット用に開発されたため、イメージサークルが極端に大きいので、4×5in判、120フィルムサイズのフイルムバック、デジタルバックまた、高解像力デジタル一眼レフなどを使用すると極端な煽り撮影も可能である。

ゲロナー[編集]

ゲロナーGeronar )は3群4枚を基本設計とする廉価版レンズ。

大判カメラ用[編集]

  • WA・ゲロナー90mmF8 - 4群4枚。イメージサークルφ170mm。アタッチメントはφ58mmねじ込み。
  • ゲロナー150mmF6.3 - 3群4枚。イメージサークルφ180mm。アタッチメントはφ40.5mmねじ込み。
  • ゲロナー210mmF6.8 - 3群4枚。イメージサークルφ230mm。アタッチメントはφ49mmねじ込み。
  • ゲロナー300mmF9 - 3群4枚。イメージサークルφ340mm。アタッチメントはφ58mmねじ込み。

グランダゴン[編集]

グランダゴンGrandagon )は対称型の広角レンズ。

グラフレックスXL用[編集]

  • グランダゴン58mmF5.6

ハッセルブラッドアークボディ用[編集]

ホースマンSW612用[編集]

ホースマンSW617用[編集]

大判カメラ用[編集]

  • アポ・グランダゴン35mmF4.5
  • アポ・グランダゴン45mmF4.5 - イメージサークルφ131mm。アタッチメントはφ58mmねじ込み。シャッター#0。
  • アポ・グランダゴン55mmF4.5 - イメージサークルφ163mm。アタッチメントはφ67mmねじ込み。シャッター#0。
  • グランダゴンN65mmF4.5 - イメージサークルφ170mm。アタッチメントはφ58mmねじ込み。シャッター#0。
  • グランダゴンN75mmF4.5 - イメージサークルφ195mm。アタッチメントはφ67mmねじ込み。シャッター#0。
  • グランダゴンN75mmF6.8 - イメージサークルφ187mm。アタッチメントはφ58mmねじ込み。シャッター#0。
  • グランダゴンN90mmF4.5 - イメージサークルφ236mm。アタッチメントはφ82mmねじ込み。シャッター#1。
  • グランダゴンN90mmF6.8 - イメージサークルφ221mm。アタッチメントはφ67mmねじ込み。シャッター#0。
  • グランダゴンN115mmF6.8 - イメージサークルφ291mm。アタッチメントはφ82mmねじ込み。シャッター#1。
  • グランダゴンN155mmF6.8 - イメージサークルφ382mm。アタッチメントはφ105mmねじ込み。シャッター#1。
  • グランダゴンN200mmF6.8 - イメージサークルφ495mm。アタッチメントはφ135mmねじ込み。シャッター#3。
  • グランダゴン65mmF4.5 - 4群8枚。イメージサークルφ170mm。アタッチメントはφ67mmねじ込み。シャッター#0。
  • グランダゴン75mmF4.5 - 4群8枚。イメージサークルφ195mm。アタッチメントはφ67mmねじ込み。シャッター#0。
  • グランダゴン75mmF6.8 - 4群8枚。イメージサークルφ187mm。アタッチメントはφ58mmねじ込み。シャッター#0。
  • グランダゴン90mmF4.5 - 4群8枚。イメージサークルφ236mm。アタッチメントはφ82mmねじ込み。シャッター#1。
  • グランダゴン90mmF6.8 - 4群8枚。イメージサークルφ221mm。アタッチメントはφ67mmねじ込み。シャッター#0。
  • グランダゴン115mmF6.8 - 4群8枚。イメージサークルφ291mm。アタッチメントはφ82mmねじ込み。シャッター#1。
  • グランダゴン155mmF6.8 - 4群8枚。イメージサークルφ382mm。アタッチメントはφ105mmねじ込み。シャッター#1。
  • グランダゴン200mmF6.8 - 4群8枚。イメージサークルφ495mm。アタッチメントはφ135mmねじ込み。

グラフィゴン[編集]

アポ・グラフィゴンApo-Graphigon )は主にアポクロマート補正がなされている大判カメラ用の業務用レンズ。

  • アポ・グラフィゴン240mmF11

ヘリゴン[編集]

ヘリゴンHeligon )は標準の大口径レンズ。ダブルガウス型。

アグフア用[編集]

  • ヘリゴン50mmF2 - カラート36に固定装着。

デッケルマウント[編集]

レチナレフレックスS等用交換レンズ。

エクサクタマウント[編集]

M42マウント[編集]

グラフレックスXL用[編集]

  • ヘリゴン80mmF2.8
  • ヘリゴン95mmF2.8

ライカLマウント[編集]

レチナ用[編集]

ロボットマウント[編集]

イマゴン[編集]

イマゴンImagon )は1群2枚のポートレート用軟焦点レンズ。絞りはF表示ではなくH表示でされる。

ペンタックス67用[編集]

  • イマゴン200mmH5.8

大判カメラ用[編集]

  • イマゴン200mmH5.8 - 6×9cm判用。シャッターなしとコパル#3付きが販売されていた。
  • イマゴン250mmH5.8 - 4×5in判用。シャッター#3。
  • イマゴン300mmH6.8 - 5×7in判用。シャッター#3。
  • イマゴン300mmH7.7

オメガー[編集]

オメガーOmegar )は、オメガ製引き伸ばし機用にOEM供給されたもの。すでに製造停止である。

  • オメガー70mmF4.5
  • EL-オメガー50mmF3.5

オメガロン[編集]

オメガロンOmegaron )は、オメガ製引き伸ばし機用にOEM供給されたもの。3群4枚のテッサー型ないしは3群3枚のトリプレット型の光学系。すでに製造停止である。ベース・レンズはイサロンである。

  • オメガロン50mmF3.5 - 3群3枚のトリプレット型。ライカLマウント。
  • オメガロン105mmF4.5 - 3群3枚のトリプレット型ライカLマウント。
  • オメガロン135mmF4.5 - 3群4枚のテッサー型。φ50mmねじマウント。アタッチメントはφ49mm前方ねじ込み。7枚絞り。金属製鏡筒。このレンズは名前を変えてノボフレックスなどその他色々なメーカーにOEM供給されていた。ベース・レンズはイサロン135mmF4.5と思われる。

ロダゴン[編集]

ロダゴンRodagon )はシュナイダー・クロイツナッハコンポノンと双璧をなす逸品として知られる。一般に4群6枚オルソメター型。現行品。非常に精緻な描写で、ディストーションや色滲みも極限まで押さえ込まれており、解像力が高いため、ラインセンサーカメラなどのデジタル機器とも相性がよい。新開発されたローデンシュトック・フォーカシングシステムを使用しての撮影ではその性能を余すところなく発揮できる。5枚絞りが主流だが、意外にボケなどもクセがなく一般使用にも向いている。

  • ロダゴン28mmF4 - φ32.5mmねじマウント。アタッチメントはφ30.5mmねじ込み。合成樹脂鏡筒。
  • ロダゴン35mmF4 - φ32.5mmねじマウント。アタッチメントはφ30.5mmねじ込み。合成樹脂鏡筒。
  • ロダゴン50mmF2.8 - ライカLマウント。アタッチメントはφ40.5mmねじ込み。5枚絞り。合成樹脂鏡筒。
  • ロダゴン60mmF4 - ライカLマウント。アタッチメントはφ40.5mmねじ込み。
  • ロダゴン80mmF4 - ライカLマウント。アタッチメントはφ40.5mmねじ込み。5枚絞り。合成樹脂鏡筒。
  • ロダゴン80mmF5.6
  • ロダゴン105mmF5.6 - ライカLマウント。アタッチメントはφ40.5mmねじ込み。合成樹脂鏡筒。
  • ロダゴン135mmF5.6 - ライカLマウント。アタッチメントはφ40.5mmねじ込み。合成樹脂鏡筒。
  • ロダゴン150mmF5.6 - φ50mmねじマウント。アタッチメントはφ52mmねじ込み。7枚絞り。金属製鏡筒。コーティングの変更が過去に何度かあっただけで、現行品のデザインと光学系は、過去10年以上変更がないスタンダード・レンズ。これの絞りユニットを元にしていくつかのバリエーション・レンズが作られた、髙解像力、ゼロに近い歪曲収差、優れた像面の平坦性、ボケ味の良さもあり銘レンズと言える。
  • ロダゴン180mmF5.6 - φ50mmねじマウント。アタッチメントはφ58mmねじ込み。金属製鏡筒。
  • ロダゴン210mmF5.6 - φ58mmねじマウント。アタッチメントはφ67mmねじ込み。金属製鏡筒。
  • ロダゴン240mmF5.6 - φ72mmねじマウント。アタッチメントはφ77mmねじ込み。金属製鏡筒。
  • ロダゴン300mmF5.6 - φ72mmねじマウント。アタッチメントはφ86mmねじ込み。金属製鏡筒。
  • ロダゴン360mmF6.3 - φ90mmねじマウント。アタッチメントはφ95mmねじ込み。金属製鏡筒。

ロダゴン-GRodagon-G )は4群6枚のオルソメター型で拡大倍率20×以上に適する。ロダゴンの高倍率版の位置づけ。現行品。

  • ロダゴンG50mmF2.8 - ライカLマウント。アタッチメントはφ40.5mmねじ込み。
  • ロダゴンG105mmF5.6 - φ50mmねじマウント。アタッチメントはφ40.5mmねじ込み。
  • ロダゴンG150mmF5.6 - φ50mmねじマウント。アタッチメントはφ49mmねじ込み。
  • ロダゴンG210mmF5.6 - φ72mmねじマウント。アタッチメントはφ67mmねじ込み。
  • ロダゴンG240mmF5.6 - φ72mmねじマウント。アタッチメントはφ77mmねじ込み。
  • ロダゴンG300mmF5.6 - φ90mmねじマウント。アタッチメントはφ86mmねじ込み。
  • ロダゴンG360mmF6.8 - φ90mmねじマウント。アタッチメントはφ105mmねじ込み。
  • ロダゴンG480mmF8.4 - φ110mmねじマウント。アタッチメントはφ112mmねじ込み。

ロダゴン-WARodagon-WA )は4群6枚のオルソメター型で広角版のレンズ。支柱の短い引き伸ばし機にも対応し、拡大倍率4-15×に適する。現行品。

  • ロダゴンWA40mmF4 - ライカLマウント。
  • ロダゴンWA60mmF4
  • ロダゴンWA80mmF4 - ライカLマウント。
  • ロダゴンWA120mmF5.6 - φ50mmねじマウント。

アポ・ロダゴンApo-Rodagon )はアポクロマート補正された初期の高級版。すでに製造停止である。

  • アポ・ロダゴン50mmF2.8
  • アポ・ロダゴン90mmF4
  • アポ・ロダゴン240mmF5.6 - ジナー・ボードにねじで直づけ。シャッターはない鼓型のプロセスレンズ。ジナー・シャッターやローラーブラインドシャッターなどを併用した。アポ・ロダゴンの中では最も大型。重さは約4kg。金属鏡筒。

アポ・ロダゴン-NApo-Rodagon-N )は5群7枚の変形オルソメター型でアポクロマート補正され拡大倍率2-15×に適する。ロダゴンシリーズの最高級版の位置づけ。現行品。絶版になった業務用のアポ・ゲロゴンシリーズの光学系を大口径化し、性能の良いロダゴンシリーズをよりブラッシュアップしたシリーズである。ロダゴンより少ないディストーションや像面の平坦性の向上はもとより、色収差をロダゴンシリーズよりもアポ・ゲロゴンシリーズと同様に厳しく補正してあり、より一層クリアーな画像が得られる。引き伸ばし用としての利用もさることながら、写真製版用にも耐え得る力量を持つ。また、一般撮影に於いて、特に接写撮影に使用する場合、非常に高性能なためデジタル機器との相性は抜群であり、ラインセンサー・カメラやデジタルバックなどの使用もメーカーでは推奨しており、新開発されたローデンシュトック・フォーカシングシステムを使用しての撮影ではその性能を余すところなく発揮できる。現在のローデンシュトックの中心的役割を担っているシリーズと言える。

  • アポ・ロダゴンN45mmF2.8 - すでに絶版。
  • アポ・ロダゴンN50mmF2.8 - 4群6枚のオルソメター型。ライカLマウント。アタッチメントはφ40.5mmねじ込み。5枚絞り。合成樹脂鏡筒。このシリーズのレンズの中で唯一、軸上色収差が目視でも気になる。
  • アポ・ロダゴンN80mmF4 - 5群7枚。ライカLマウント。アタッチメントはφ40.5mmねじ込み。5枚絞り。合成樹脂鏡筒。描写性は105mmF4とほぼ互角。
  • アポ・ロダゴンN90mmF4 - 5群7枚。ライカLマウント。アタッチメントはφ40.5mmねじ込み。既に絶版。
  • アポ・ロダゴンN105mmF4 - 5群7枚。ライカLマウント。アタッチメントはφ40.5mmねじ込み。5枚絞り。合成樹脂鏡筒。この一連のレンズ・シリーズの中でも突出した髙解像力で、残存色収差はデジタルバック撮影でも目視で確認できない。
  • アポ・ロダゴンN150mmF4 -5群7枚。φ50mmねじマウント。アタッチメントはφ67mmねじ込み。金属鏡筒。

アポ・ロダゴン-DApo-Rodagon-D )は4群6枚の完全対称型のダブルガウス型のレンズで、完璧なアポクロマート補正がなされている。このレンズは引き伸ばしレンズではなく、設計の段階からポジフィルムの等倍デュープ撮影用に開発された、デュプリケーション・マクロ・レンズである。一般的にはベローズ接写器具と併用する。一つを除いて他は現行品。

  • アポ・ロダゴンD75mmF4 M1:1 - ライカLマウント。アタッチメントはφ40.5mmねじ込み。5枚絞り。合成樹脂鏡筒。6×6cm判までのフィルムサイズのデュプリケーションに使用する用途で妥協を許さない設計をされたレンズ。非常に優秀なレンズである。ただし、設計範囲を超えた撮影で 1:1 の設計基準から少しでもそれると倍率色収差が目視で判別できる。レンズ後端から撮像素子までの距離が次にあげるアポ・ロダゴンD2x 75mmF4.5よりも短いため、一般一眼レフデジカメで∞の画像は撮影が困難。ベローズ装置につけて、等倍~3倍程度の撮影では比類なき高解像力であり、像面平坦性も他のレンズより突出している。
  • アポ・ロダゴンD75mmF4 M1:1 Fixed - ライカLマウント。アタッチメントはφ40.5mmねじ込み。5枚絞り。金属鏡筒。 アポ・ロダゴンD75mmF4 M1:1 を基本として特殊用途に特化させた、きわめて限定的な使用形態のために開発されたレンズ。基本的な光学系はアポ・ロダゴンD75mmF4 M1:1と変わらないが、絞り値の刻印がなく、鏡筒全体に縦にスリットのあるピントリング状のものがあるが基本的には F4 固定の状態になっており、割り切った設計になっている。ただ、スリット仕上げのリングはJIS規格とは異なる独自の企画のへこみねじが隠されており、これを緩めるとスリット仕上げの外筒が回転し、5枚羽根の絞りが依り閉じたり調節が出来るが、最終的には絞り値を固定し精度の高いシステムで高速にポジの複写をする場合に用いられた。生産本数は割と少なく、一般人が目にする機会は滅多にないプロラボ用のレンズ。また、一般には再利用の仕方もない。1:1 の設計基準から少しでもそれると倍率色収差が目視で判別できる。6×6cmポジ・フィルムサイズまでのフイルムサイズ用に開発された。写真需要の縮小に伴い既に廃盤である。
  • アポ・ロダゴンD2x 75mmF4.5 - ライカLマウント。アタッチメントはφ40.5mmねじ込み。5枚絞り。合成樹脂鏡筒。フィルムのデュプリケーションに使用する場合、非常に優秀なレンズである。6×7cm判までのフィルムサイズ用に開発された。意外に知られていないが、このレンズは∞~1:1倍で高性能を発揮できる。きわめて鋭い解像力の高さと、グラデーションのなだらかさ、残存色収差の徹底的な排除のバランスが整っている。
  • アポ・ロダゴンD120mmF5.6 - ライカLマウント。アタッチメントはφ40.5mmねじ込み。合成樹脂鏡筒。4×5in判フィルムサイズまでのデュプリケーションに使用する用途で開発された。

ロゴナー[編集]

ロゴナーRogonar )は普及版の引き伸ばしレンズとして開発された物。現行品。3群3枚のトリプレット型。メーカーのアナウンスでは、簡易的なラインセンサー・カメラ用のレンズにも使用できるとしている。

  • ロゴナー50mmF2.8 - ライカLマウント。
  • ロゴナー75mmF4.5

ロゴナーSRogonar-S )は3群4枚のテッサー型、トリプレット型やテッサー型のレンズなので絞って使用すれば高性能である。絞り開放で使用すると若干、残存収差が現れるが、これを好んで一般撮影で接写に使用する者もいる。

  • ロゴナーS25mmF4 - φ32.5mmマウント。アタッチメントはφ30.5mmねじ込み。
  • ロゴナーS35mmF4 - φ32.5mmマウント。アタッチメントはφ30.5mmねじ込み。
  • ロゴナーS50mmF2.8 - ライカLマウント。アタッチメントはφ40.5mmねじ込み。
  • ロゴナーS60mmF4.5 - ライカLマウント。アタッチメントはφ40.5mmねじ込み。
  • ロゴナーS75mmF4.5 - ライカLマウント。アタッチメントはφ40.5mmねじ込み。
  • ロゴナーS90mmF4.5 - ライカLマウント。アタッチメントはφ40.5mmねじ込み。
  • ロゴナーS105mmF4.5 - ライカLマウント。アタッチメントはφ40.5mmねじ込み。
  • ロゴナーS135mmF4.5 - φ50mmねじマウント。アタッチメントはφ52mmねじ込み。
  • ロゴナーS150mmF4.5 - φ50mmねじマウント。アタッチメントはφ52mmねじ込み。

ロナー[編集]

ロナーRonar )は現在は、主に色収差を完璧にアポクロマート補正したアポ・ロナーApo-Ronar )が使われている。 1:1撮影に対して最適化されているが、無限遠からの一般撮影にも使用が可能。設計に無理をしていないため、高性能ながら販売価格が他のアポクロマート補正レンズよりも安価であるのも特徴とメーカーでは謳っている。

大判カメラ用・ロナー[編集]

絞りを挟んで完全対称のダブルガウス型4群4枚構成である。特殊硝材を使用し完璧にアポクロマート補正を施されている。光学系は全て同一だが、用途に合わせて多様な品目があり、大きく分けてシャッターが組み込まれているタイプと絞りのみのバレル・タイプ・レンズがある。

写真製版などのプロセス・レンズ用はバレル・タイプの形式で、多くは絞り環が傘状に大きく張り出しており、絞り操作の微妙な加減がしやすくなっている。また、普通の形状の絞り環のプロセス・レンズも製造され、これは絞り値の他に実絞りの口径がcmで刻印表示されている。製版用の品目には、全品がオプションの特殊形状絞りや、シートフィルターを差し込むためのウォーターハウス[要曖昧さ回避]型アタッチメント・スロットを備えている。品目により、レンズ前のアタッチメント・ネジが切られていない個体もある。また第一群の特殊硝材が脆いため、はめ込み式のサファイア・ガラスを使用したプロテクト・フィルターが最初から取り付けられている個体も存在する。特に、すでに解散したドイツの地図メーカー・クリムシュ(Klimsch )に依頼を受けて製造された個体は、開放から最小絞りまで形状の変化しない精巧な絞りを備えている。現行品として利用されるアポ・ロナーは下記に示したが、例として、ジナーなどに供給され、コンピューター制御の自動シャッターなど、デジタル・システムに対応している。発売初期から一貫して同じ光学系だが、年代により、様々なコーティングの違いがある。写真製版などのプロセス・レンズのため設計基準値は等倍なのだが、遠方の描写性も良いので多方面で利用されている。完璧なアポクロマート補正をすると球面収差が激増するので、F9など開放F値を押さえてある。現行品はレンズ・シャッター内蔵の大判カメラ用レンズのみ供給されている。

  • アポ・ロナー150mmF9 - 4群4枚。イメージサークルφ135mm。アタッチメントはφ40.5mmねじ込み。シャッター#0。
  • アポ・ロナー240mmF9 - 4群4枚。イメージサークルφ212mm。アタッチメントはφ49mmねじ込み。シャッター#1。事実上4×5in判カメラの標準レンズ的存在。ウォーターハウス[要曖昧さ回避]型アタッチメント・スロットを備えた品目では、初期の物はスロットの内部も金属製だが、中期以降の物は樹脂製に置き換えられているが、この部分が破損しやすい。完全業務用の絞り環が傘状の物は製造終了まで金属製の物である。製版用の品目はφ53mmP=0.75とφ60mmP=0.75の二種類のねじマウントの物が存在している。
  • アポ・ロナー300mmF9 - 4群4枚。イメージサークルφ264mm。アタッチメントはφ49mmねじ込み。シャッター#1。ウォーターハウス[要曖昧さ回避]型アタッチメント・スロットを備えた品目では、初期の物はスロットの内部も金属製だが、中期以降の物は樹脂製に置き換えられているが、この部分が破損しやすい。完全業務用の絞り環が傘状の物は製造終了まで金属製の物である。製版用の品目はφ60mmP=0.75ねじマウント。
  • アポ・ロナー360mmF9 - 4群4枚。イメージサークルφ318mm。アタッチメントはφ58mmねじ込み。シャッター#3。事実上8×10in版カメラの標準レンズ的存在。ウォーターハウス[要曖昧さ回避]型アタッチメント・スロットを備えた品目では、初期の物はスロットの内部も金属製だが、中期以降の物の内部は樹脂製に置き換えられているが、この部分が破損しやすい。完全業務用の絞り環が傘状の物は製造終了まで金属製である。製版用の品目はφ60mmP=0.75ねじマウント。
  • アポ・ロナー420mmF9 - 4群4枚。イメージサークルφ328mm。アタッチメントはφ58mmねじ込み。現在廃版。
  • アポ・ロナー480mmF9 - 4群4枚。イメージサークルφ396mm。アタッチメントはφ67mmねじ込み。シャッター#3。
  • アポ・ロナー480mmF11 - 4群4枚。イメージサークルφ396mm。アタッチメントはφ67mmねじ込み。シャッター#3。
  • アポ・ロナー600mmF9 - 4群4枚。イメージサークルφ496mm。アタッチメントはφ95mmねじ込み。現在廃版。
  • アポ・ロナー1000mmF16 - 4群4枚。イメージサークルφ730mm。アタッチメントはφ127mmねじ込み。現在廃版。
  • アポ・ロナー1200mmF16 - 4群4枚。イメージサークルφ870mm。アタッチメントはφ127mmねじ込み。現在廃版。

ロテラー[編集]

ロテラーRotelar )は望遠レンズに使用される。

デッケルマウント[編集]

レチナレフレックスS等用交換レンズ。

エクサクタマウント[編集]

グラフレックスXL用[編集]

  • ロテラー180mmF4.5
  • ロテラー270mmF6.6

M42マウント[編集]

大判カメラ用・ロテラー[編集]

  • ロテラー270mmF6.6

シナロン[編集]

シナロンSinaron )はジナーへのOEM製品。

シロナー[編集]

シロナーSironar )は中判以上の標準または長焦点レンズに使用される。

ホースマンSW612用[編集]

ホースマンSW617用[編集]

大判カメラ用・シロナー[編集]

  • アポ・シロナーN100mmF5.6 - イメージサークルφ151mm。アタッチメントはφ40.5mmねじ込み。シャッター#0。
  • アポ・シロナーN135mmF5.6 - イメージサークルφ200mm。アタッチメントはφ40.5mmねじ込み。シャッター#0。
  • アポ・シロナーN150mmF5.6 - イメージサークルφ214mm。アタッチメントはφ49mmねじ込み。シャッター#0。
  • アポ・シロナーN180mmF5.6 - イメージサークルφ262mm。アタッチメントはφ58mmねじ込み。シャッター#1。
  • アポ・シロナーN210mmF5.6 - イメージサークルφ301mm。アタッチメントはφ67mmねじ込み。シャッター#1。
  • アポ・シロナーN240mmF5.6 - イメージサークルφ350mm。アタッチメントはφ77mmねじ込み。シャッター#3。
  • アポ・シロナーN300mmF5.6 - イメージサークルφ425mm。アタッチメントはφ86mmねじ込み。シャッター#3。
  • アポ・シロナーN360mmF6.8 - イメージサークルφ435mm。アタッチメントはφ105mmねじ込み。シャッター#3。
  • アポ・シロナーN480mmF8.4 - イメージサークルφ500mm。アタッチメントはφ112mmねじ込み。シャッター#3。
  • アポ・シロナーS135mmF5.6 - イメージサークルφ208mm。アタッチメントはφ49mmねじ込み。シャッター#0。
  • アポ・シロナーS150mmF5.6 - イメージサークルφ231mm。アタッチメントはφ49mmねじ込み。シャッター#0。
  • アポ・シロナーS180mmF5.6 - イメージサークルφ276mm。アタッチメントはφ67mmねじ込み。シャッター#1。
  • アポ・シロナーS210mmF5.6 - イメージサークルφ316mm。アタッチメントはφ72mmねじ込み。シャッター#1。
  • アポ・シロナーS240mmF5.6 - イメージサークルφ372mm。アタッチメントはφ86mmねじ込み。シャッター#3。
  • アポ・シロナーS300mmF5.6 - イメージサークルφ448mm。アタッチメントはφ100mmねじ込み。シャッター#3。
  • アポ・シロナーS360mmF6.8 - イメージサークルφ468mm。アタッチメントはφ112mmねじ込み。シャッター#3。
  • アポ・シロナーW150mmF5.6 - イメージサークルφ252mm。アタッチメントはφ72mmねじ込み。シャッター#1。
  • アポ・シロナーW210mmF5.6 - イメージサークルφ352mm。アタッチメントはφ100mmねじ込み。シャッター#3。
  • アポ・シロナーW300mmF5.6 - イメージサークルφ490mm。アタッチメントはφ127mmねじ込み。シャッター#3。
  • シロナーN100mmF5.6 - 4群6枚。イメージサークルφ151mm。アタッチメントはφ40.5mmねじ込み。シャッター#0。
  • シロナーN120mmF5.6 - 4群6枚。シャッター#1。
  • シロナーN135mmF5.6 - 4群6枚。イメージサークルφ200mm。アタッチメントはφ40.5mmねじ込み。シャッター#0。
  • シロナーN150mmF5.6 - 4群6枚。イメージサークルφ214mm。アタッチメントはφ49mmねじ込み。シャッター#0。
  • シロナーN180mmF5.6 - 4群6枚。イメージサークルφ262mm。アタッチメントはφ58mmねじ込み。シャッター#1。
  • シロナーN210mmF5.6 - 4群6枚。イメージサークルφ301mm。アタッチメントはφ67mmねじ込み。シャッター#1。
  • シロナーN240mmF5.6 - 4群6枚。イメージサークルφ350mm。アタッチメントはφ77mmねじ込み。シャッター#3。
  • シロナーN300mmF5.6 - 4群6枚。イメージサークルφ425mm。アタッチメントはφ86mmねじ込み。シャッター#3。
  • シロナーN360mmF6.8 - 4群6枚。イメージサークルφ435mm。アタッチメントはφ105mmねじ込み。
  • アポ・マクロ・シロナー120mmF5.6
  • アポ・マクロ・シロナー180mmF5.6 - 1/5×-2×までの拡大率の接写に最適化されている。イメージサークルφ415mm(1:1)。アタッチメントはφ67mmねじ込み。シャッター#1。
  • マクロ・シロナーN300mmF5.6 - 1/3×-1×、もしくは前玉後玉を付け替え1×-3×までの拡大率の接写に最適化されている。イメージサークルφ525mm(1:1)。アタッチメントはφ77mmねじ込み。シャッター#3。

アポ・シロナー・デジタルApo-Sironar-Digital )は9μmまでのピクセルピッチに対応するよう設計されており、アオリのできるプロ用カメラで極めて高画質の写真が撮影できるデジタル撮影用レンズ。大口径ながら真のアポクロマート画質を実現し、カラー干渉のまったくない、素晴しいシャープネスと描写力を備えているとしている[要出典]

  • アポ・シロナー・デジタル35mmF4.5 - イメージサークルφ105mm、シャッター#0。
  • アポ・シロナー・デジタル45mmF4.5 - イメージサークルφ125mm、シャッター#0。
  • アポ・シロナー・デジタル55mmF4.5 - イメージサークルφ125mm、シャッター#0。
  • アポ・シロナー・デジタル105mmF5.6 - イメージサークルφ125mm、シャッター#0。
  • アポ・シロナー・デジタル135mmF5.6 - イメージサークルφ150mm、シャッター#0。
  • アポ・シロナー・デジタル180mmF5.6 - イメージサークルφ150mm、シャッター#1。

アポ・マクロ・シロナー・デジタルApo-Macro-Sironar-Digital )は9μmまでのピクセルピッチに対応するよう設計されているデジタル撮影接写用レンズ。大口径ながら真のアポクロマート画質を実現し、カラー干渉のまったくない、素晴しいシャープネスと描写力を備えているとしている[要出典]

  • アポ・マクロ・シロナー・デジタル120mmF5.6 - イメージサークルφ150mm、シャッター#0。

テヒニカー[編集]

テヒニカーTechnicar )はリンホフへのOEM製品。リンホフ220に固定装着された。

イザール[編集]

イザールYsar )はテッサー型。

クラロビット用[編集]

  • イザール105mmF2.9 - 自社カメラのクラロビッドに固定装着された。

レチナ用[編集]

イザレックス[編集]

イザレックスYsarex )はテッサー型の標準レンズ。テヒニカーはリンホフ銘のOEM製品。

デッケルマウント[編集]

レチナレフレックスS等用交換レンズ。

グラフレックスXL用[編集]

  • イザレックス95mmF3.5
  • イザレックス127mmF4.7
  • イザレックス150mmF4.5

イサロン[編集]

イサロンYsaron )は普及版でロゴナーSの前身。すでに製造停止である。廉価版のレンズのため、省けるところはかなり簡素に作られているが、鏡筒は無垢アルミニウムの削りだしで制作され、表面のブラックはアルマイト処理がなされている。大まかに言うと前期型がこのアルミニウム削りだしで絞り環はゼブラ仕上げである。絞り羽根はだいたいの品目が6枚で簡素化されている。レンズ前郡で内部の絞り開閉リングも止めているので、前郡を外すと大抵は絞り羽根が外れ落ちてしまう。当時の簡素化はこういうやり方の物が多かった。後に後期版になると絞りナンバー自体が細長いビニールテープで仕上げてある。この6枚絞りは独特の形状をしており、イサロン105mmF4.5は理由は不明だが、F11-16 あたりだと、開口部の形状はダビデの星のような形になる。絞りは、ボールベアリングとバネによるクリックストップ機構を採用している。レンズの前群を外すと先に記したように絞り羽根がバラバラになるが、このボールベアリングも外れてしまうので分解時には注意がいる。

  • イサロン50mmF2.5 - ライカLマウント。3群4枚のテッサー型。ライカのフォコマートV35に採用されていた。
  • イサロン50mmF3.5 - ライカLマウント。3群4枚のテッサー型。
  • イサロン60mmF4.5 - ライカLマウント。3群4枚のテッサー型。
  • イサロン75mmF4.5 - ライカLマウント。3群4枚のテッサー型。
  • イサロン90mmF4.5 - ライカLマウント。3群4枚のテッサー型。
  • イサロン105mmF4.5 - ライカLマウント。3群4枚のテッサー型。アタッチメントはφ35.5mmねじ込み。
  • イサロン135mmF4.5 - φ50mmP=0.75ねじマウント。3群4枚のテッサー型。アタッチメントはφ49mm前方ねじ込み。
  • イサロン150mmF4.5 - φ50mmP=0.75ねじマウントなど数種類ある(Lマウントでない)。アタッチメントはφ49mmねじ込み。
  • イサロン210mmF4.5 - マウントはLマウントでない。アタッチメントはφ55mmねじ込み。製版用。

 ローデンシュトック・フォーカシングシステム [編集]

近年、フイルムカメラの衰退とともに写真現像引き伸ばし用のレンズの需要がなくなった。そのためニコンなどは特需ルートの業務用の品目(レイファクト・シリーズ)以外の一般向け商品の製造自体を止めてしまったが、ドイツのローデンシュトックシュナイダー・クロイツナッハの両社では写真現像引き伸ばし用のレンズの超高解像力に着目し、現代の7000万-1億画素のラインセンサー・カメラに取り付けて工業用やビデオ撮影用レンズとしての生き残りを考えた。このローデンシュトック・フォーカシングシステム(Rodenstock Focusing System )は金属製の筒がヘリコイドで前後し、写真現像引き伸ばし用のレンズで撮影できるようにした簡便な製品だが、工業用途での使用が前提にあるため、高精度、高耐久性、高耐衝撃性などマシンビジョン・カメラには欠かせない要求を満たす剛直な造作に仕上がっている。この業務用のヘリコイドマウント・システムは当初、シュナイダー・クロイツナッハユニホック58ヘリコイドマウント・システムSchneider-Kreuznach UNIFOC 58 Helical Focus Mount System )として先行して市場に出したが、後に後を追う形でローデンシュトックも似たようなローデンシュトック・ライノス・スマートフォーカス・システムRodenstock Linos Smart-Focus System )やローデンシュトック・モジュラーフォーカス・システムRodenstock Modular-Focus System )などを考案し発表した。

  • ローデンシュトック・ライノス・スマートフォーカス・システムRodenstock Linos Smart-Focus System )は、M39ネジ径と各種カメラアダプターに対応し、主にアポ・ロダゴン-Nロダゴン などの高精度高解像力のレンズを工業用ラインセンサー・カメラやビデオ撮影に対応させるヘリコイド式マウントであり、各種カメラアダプターを使用して、あらゆる撮影システムに用いられる。ニコンFマウントやCマウントアダプターを用いてプロ用メガピクセルカメラやビデオカメラに装着が可能。モジュラーフォーカスとの違いは、繰出しが12.4mmと短く、フォーカシング中にレンズが回転する。
  • ローデンシュトック・モジュラーフォーカス・システムRodenstock Modular-Focus System )は、ローデンシュトックFA/MVカメラ用レンズを各種異なるカメラのマウントに対応させて、フォーカシングを可能にするヘリコイド式マウントであり、各種カメラアダプターを使用して、あらゆる撮影システムに用いられる。ニコンFマウントやCマウントアダプターを用いてプロ用メガピクセルカメラやビデオカメラに装着が可能。

カメラ製品[編集]

1926年頃から[1]1950年代に十数種のカメラを製造販売したが、自社では製造せず[1]、ほとんどはウェルタ・カメラヴェルクを下請け[1]としたOEM[1]である。

120フィルム使用カメラ[編集]

  • ヴェロールIII型Werol III 、1932年発売) - 前玉回転式。120フィルムによる6×9cm判。
  • プロントクラップProntoklapp 、1932年発売) - ヴェロールIII型に似ているがピント合わせが遠近二段切り替えに簡略化されている。120フィルムによる6×9cm判。
  • シトクラップCitoklapp 、1932年発売) - 6×9m判(同)。ボディはウェルタ・カメラヴェルク[1]
  • シトネッテ - 1932年のローデンシュトックのカタログにて「スプリングカメラ」と明記されている。ピント合わせは前玉回転式とヘリコイド式の二通りの製品がある。120フィルムによる6×4.5cm判。ボディはウェルタ・カメラヴェルク[1]
  • イゼッテYsette 、1932年発売) - 120フィルムを使用し6×4.5cm判。
  • クラロヴィッドI型Clarovid I 、1934年発売) - スプリングカメラに分類されることが多いがレール上にレンズを引き出す形式なので厳密には異なる。ピント合わせはラック・アンド・ピニオン式。ボディはウェルタ・カメラヴェルク[1]。レンズはテッサー型のイザール105mmF2.9。距離計とファインダーが別にある二眼式のファインダー搭載。
  • クラロヴィッドII型Clarovid II ) - ファインダーに実像上下像合致式距離計が組み込まれているファインダー搭載。ボディはウェルタ・カメラヴェルク[1]

127フィルム使用カメラ[編集]

  • ロジネッテRodinett 、1932年頃発売) - グルンツのインゴをローデンシュトックブランドにOEMしたもの[1]127フィルムを使用し4×3cm判。前蓋が観音開きが特徴的な蛇腹式スプリングカメラ[1]
  • イゼラYsella 、1932年発売) - 127フィルムを使用し4×3cm判。

出典[編集]

  • 過去20年にわたるローデンシュトック社の独逸版製品カタログからの抜粋。
  • 現行品は独逸版ローデンシュトック社のwebサイトからの抜粋。
  • 独逸ローデンシュトック社への直接のメール取材。
  • 駒村商会のwebサイトからの抜粋。
  • 『クラシックカメラ専科No.57、特集ブロニカのカメラ』朝日ソノラマ ISBN 4-257-13030-X

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x 『クラシックカメラ専科No.57、特集ブロニカのカメラ』pp.64-67「グルンツのカメラ インゴとロジネッテ」。

外部リンク[編集]