ロバート・アクセルロッド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

ロバート・アクセルロッド(Robert M. Axelrod, 1943年5月27日 - )は、アメリカ合衆国政治学者ミシガン大学の政治学・公共政策教授

シカゴ大学数学を専攻後、1969年イェール大学政治学の博士号取得。カリフォルニア大学バークレー校助教授(1968年-1974年)を経て、1989年から現職。2006年から2007年までアメリカ政治学会会長を務めた。2006年5月にはジョージタウン大学から名誉博士号を授与された。

1980年、繰り返し型の囚人のジレンマに関して、様々な分野の研究者からゲーム戦略を募集し、コンピュータープログラムとして総当たり対戦を行った実験が有名。最も単純な戦略である「しっぺ返し戦略(tit for tat)」が優勝し、打倒「しっぺ返し」を期して行われた第2回実験でも、「しっぺ返し」戦略が優勝した。この実験の成果はゲーム理論行動経済学進化生物学倫理学などで頻繁に引用されているが、批判も多い(囚人のジレンマ#アクセルロッドに対する批判参照)。

著書[編集]

単著[編集]

共著[編集]

  • Harnessing Complexity: Organizational Implications of a Scientific Frontier, with Michael D. Cohen, (Free Press, 1999).
    寺野隆雄監訳『複雑系組織論――多様性・相互作用・淘汰のメカニズム』(ダイヤモンド社, 2003年)

編著[編集]

  • Structure of Decision: the Cognitive Maps of Political Elites, (Princeton University Press, 1976).

関連項目[編集]

外部リンク[編集]