ランゲンノイフナハ

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紋章 地図
(郡の位置)
基本情報
連邦州: バイエルン州
行政管区: シュヴァーベン行政管区
郡: アウクスブルク郡
市町村連合体: シュタウデン行政共同体
緯度経度: 北緯48度15分36秒 東経10度36分26秒 / 北緯48.26000度 東経10.60722度 / 48.26000; 10.60722座標: 北緯48度15分36秒 東経10度36分26秒 / 北緯48.26000度 東経10.60722度 / 48.26000; 10.60722
標高: 海抜 520 m
面積: 12.81 km2
人口:

1,814人(2021年12月31日現在) [1]

人口密度: 142 人/km2
郵便番号: 86863
市外局番: 08239
ナンバープレート: A, SMÜ, WER
自治体コード:

09 7 72 168

行政庁舎の住所: Rathausstraße 58
86863 Langenneufnach
ウェブサイト: www.langenneufnach.de
首長: ゲラルト・アイヒンガー (Gerald Eichinger)
郡内の位置
地図
地図

ランゲンノイフナハ (ドイツ語: Langenneufnach) は、ドイツ連邦共和国バイエルン州シュヴァーベン行政管区アウクスブルク郡に属す町村(以下、本項では便宜上「町」と記述する)である。

地理[編集]

町内をノイフナハ川ドイツ語版英語版が流れている。

自治体の構成[編集]

自治体ランゲンノイフナハは、2つのゲマルクング(行政/統計上の管区)、4つのゲマインデタイル(地理上の地区)からなる[2]

  • ゲマルクング・ランゲンノイフナハ: ブーヒャーホーフとウンターロータンをゲマインデタイルとして含む。
  • ゲマルクング・ハーベルツヴァイラー

歴史[編集]

地名の由来[編集]

地名は「暗い」、「霧のかかった」あるいは「霞んだ」といった意味のケルト語 Nif あるいは Nifen に由来する。これはケルト時代には既に定住がなされていたことを示している。その後、集落名は NifenahaNeifnachLangenneiffnach と表記されている。

自治体の成立まで[編集]

エーエム男爵が地元領主で代官権の所有者であった。1803年帝国代表者会議主要決議以降、この村はバイエルン領となった。バイエルン王国の行政改革に伴う1818年の自治体令によって現在の自治体が成立した。

町村合併[編集]

バイエルン州の地域再編に伴い、1971年4月1日に、廃止された自治体ハーベルツヴァイラーの一部がこの町に合併した[3]

住民[編集]

人口推移[編集]

1988年から2018年までの間にこの町の人口は1,474人から1,759人へ、285人 19.3 % 増加した。

行政[編集]

この町はシュタウデン行政共同体に加盟している。

議会[編集]

ランゲンノイフナハの町議会は12議席からなり、これに町長が加わる[4]

首長[編集]

2020年5月1日からゲラルト・アイヒンガー (CSU/Freie Wählergruppe) が町長を務めている[4]。彼は2020年3月15日の選挙で 76.9 % の支持票を獲得して町長に選出された。彼の前任者は1990年5月から2020年4月まで務めたヨーゼフ・ベック (Freie Wählervereinigung) であった。

紋章[編集]

図柄: 銀地赤地に上下二分割。金色の装飾具をつけた、それぞれの地色と反対の色の狩猟用の角笛が、上部は、下部は銀色の6つの突起を持つ星の下に描かれている[5]

紋章の由来: この町で採用されている紋章は、マテウス・エーエム2世が皇帝カール5世から権利の徴として授けられたものと大変よく似ている。エーエム男爵は1464年からオーバードルフの地元領主であった。この家門は代官権をも有しており、これに関連して自らの紋章を権利の象徴として使用していた。2本の狩猟の角笛は、領主マテウス・エーエムの狩猟権を表している。1546年に領主権はフッガー家に移譲された。

この紋章は1964年から用いられている。

経済と社会資本[編集]

企業[編集]

ランゲンノイフナハには、トップスターの本社がある。この会社は事務用チェア製造業者としてドイツで No.3 の業者であり、世界でも Top 10 に入る(2008年現在)。従業員数は450人で、日産1万脚の椅子を製造している[6]

交通[編集]

ランゲンノイフナハ駅は、鉄道ゲッセルツハウゼン - テュルクハイム線の駅である。2023年現在この路線は、数本の特別列車が運行するだけである。

人物[編集]

ゆかりの人物[編集]

関連図書[編集]

  • Hoeynck (1888), Regesten über das Pfarrdorf Langenneufnach, 15, pp. 150–151 

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ Genesis Online-Datenbank des Bayerischen Landesamtes für Statistik Tabelle 12411-003r Fortschreibung des Bevölkerungsstandes: Gemeinden, Stichtag (Einwohnerzahlen auf Grundlage des Zensus 2011)
  2. ^ Ortsteile mit Postleitzahl / Gemeinde Langenneufnach / BayernPortal”. 2023年8月7日閲覧。
  3. ^ Wilhelm Volkert, ed (1983). Handbuch der bayerischen Ämter, Gemeinden und Gerichte 1799–1980. München: C. H. Beck. p. 569. ISBN 978-3-406-09669-3 
  4. ^ a b Ratinformation VG Stauden”. 2023年8月7日閲覧。
  5. ^ Gemeinde Langenneufnach / Bayern Gemeinde”. Haus der bayerischen Geschichte. 2023年8月6日閲覧。
  6. ^ DATEN & FAKTEN / Topstar”. 2023年8月7日閲覧。

外部リンク[編集]