ラケル

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ラケル。

ラケル(Rachel)は旧約聖書の『創世記』に登場する女性。ヤコブの妻。父はラバン、姉はレア[1]

『創世記』によれば、兄エサウから逃れて伯父ラバンの元へきたヤコブはラケルを見初め、ラバンの「七年働けば結婚を許す」という言葉を信じて働く。ところが結婚式を終えて花嫁を見るとそれは姉のレアであった。ヤコブは怒るが、ラバンの求めでさらに七年働いてついにラケルと結婚することができた。

レアには子供が生まれたのに、自分に子供ができないことをあせったラケルは、自分の女奴隷ビルハにヤコブの子を産ませて自分の子とした。それがダンナフタリである。ラケル自身にも待望の子供がうまれ、その子をヨセフと名づけた。

その後、エサウと和解したヤコブは、神の言葉によってベテルからエフラタ(現ベツレヘム)へ向かう。その途上、ラケルは産気づき男子を産むが、難産で命を落とした。その子をラケルはベン・オニ(私の苦しみの子)と名づけたが、ヤコブはベニヤミンと呼んだ。ラケルはエフラタに向かう道の傍らに葬られた。

脚注[編集]

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  1. ^ 中野京子 『中野京子と読み解く 名画の謎 旧約・新約聖書篇』 文藝春秋2012年、77頁。ISBN 978-4-16-375930-2