ミヤコトカゲ
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ミヤコトカゲ | |||||||||||||||||||||||||||
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ミヤコトカゲ Emoia atrocostata
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分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Emoia atrocostata (Lesson, 1830)[1] | |||||||||||||||||||||||||||
シノニム | |||||||||||||||||||||||||||
Scincus atrocostatus Lesson, 1830[1] | |||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||
ミヤコトカゲ[2] | |||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||
Littoral skink[1] Littoral whiptail-skink[1] Mangrove skink[1] |
ミヤコトカゲ(Emoia atrocostata)は、爬虫綱有鱗目トカゲ科ミヤコトカゲ属に分類されるトカゲ。
分布
[編集]インドネシア、オーストラリア、台湾、日本、パラオ、フィリピン、ベトナム、マレーシア西部[1]
分類
[編集]以下の基亜種を除く、亜種の分類・分布はReptail Datebase(2020)に従う。
- Emoia atrocostata atrocostata (Lesson, 1830) ミヤコトカゲ[2][3]
- インドネシア、台湾東岸、日本、パラオ、フィリピン、マレーシアなど[3]。日本では宮古列島(池間島南岸および西岸、伊良部島東岸、大神島南東岸、来間島北岸、宮古島)のみ分布する[3]。
- Emoia atrocostata australis Brown 1991
- オーストラリア(ヨーク岬半島)
- Emoia atrocostata freycineti (Duméril & Bibron, 1839)
- パプアニューギニア
生態
[編集]サンゴ礁が隆起した岩石海岸や海岸の崖などに生息する[3]。
昆虫、甲殻類などを食べる[3]。胃の内容物調査では、アリ類・アワフキムシ類・カニ類が検出された例もある[3]。
繁殖様式は卵生。台湾の島嶼部では3月下旬から8月上旬に、主に2個の卵を産んだという報告例がある[3]。フィリピンでは生後9か月から9か月半で成熟し、3 - 4年生存したという報告例がある[3]。
人間との関係
[編集]- E. a. atrocostata ミヤコトカゲ
- 日本では護岸開発・埋め立てなどによる影響、人為的に移入されたイタチ類による捕食が懸念されている[3]。
- 絶滅危惧II類 (VU)(環境省レッドリスト)[3]
出典
[編集]- ^ a b c d e f Emoia atrocostata. Uetz, P. & Jiri Hošek (eds.), The Reptile Database, http://www.reptile-database.org, accessed 2 May 2020.
- ^ a b 日本爬虫両棲類学会 (2020) 日本産爬虫両生類標準和名リスト(2020年3月16日版). http://herpetology.jp/wamei/ (2020年6月16日閲覧).
- ^ a b c d e f g h i j 太田英利「ミヤコトカゲ」『レッドデータブック2014 日本の絶滅のおそれのある野生動物 3 爬虫類・両生類』環境省自然環境局野生生物課希少種保全推進室編、株式会社ぎょうせい、2014年、52-53頁。