ミヤギノハギ
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ミヤギノハギ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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![]() ミヤギノハギ
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分類(APG III) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
Lespedeza thunbergii (DC.) Nakai subsp. thunbergii f. thunbergii[1] | |||||||||||||||||||||||||||||||||
シノニム | |||||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
ミヤギノハギ |
ミヤギノハギ(宮城野萩、学名:Lespedeza thunbergii)とはマメ科の植物のひとつ。(シノニムL. penduliflora)。別名は、リュウキュウハギ[1]。日本の宮城県で県花に指定されている[5]。
特徴[編集]
和名の由来は、宮城県に多く自生することから、歌枕の宮城野の萩にちなんで命名された。歌枕のほうは特定の一種を指すものではなく、宮城野に萩が生えている風景からきたものである。
日本特産で、本州の東北地方、北陸地方、中国地方に分布する[5]。よく園芸用として栽培され、庭木として盛んに植えられるが、野生では見当たらず、起源についてはよくわかっていない[5]。
落葉広葉樹の低木で、高さは1 - 2メートル (m) になり、枝は地面につくほどしだれる[5]。葉は3出複葉で互生する[5]。小葉は長さ2 - 6センチメートル (cm) の楕円形で、両端がとがっている[5]。開花期は7 - 9月[5]。紫紅色の花は蝶形で、長さは13 - 15ミリメートル (mm) ほどある[5]。
ケハギはミヤギノハギの変種 (L. thunbergii var. obtusifolia) または亜種 (L. t. subsp. obtusifolia)[6]。
脚注[編集]
- ^ a b 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Lespedeza thunbergii (DC.) Nakai subsp. thunbergii f. thunbergii” (日本語). BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2021年8月16日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Lespedeza wilfordii auct. non Ricker” (日本語). BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2021年8月16日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Lespedeza penduliflora (Oudem.) Nakai” (日本語). BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2021年8月16日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Lespedeza liukiuensis Hatus.” (日本語). BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2021年8月16日閲覧。
- ^ a b c d e f g h 平野隆久監修 永岡書店編 1997, p. 76.
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “ケハギ”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2012年8月18日閲覧。
参考文献[編集]
- 平野隆久監修 永岡書店編 『樹木ガイドブック』永岡書店、1997年5月10日、76頁。ISBN 4-522-21557-6。