ミハイル・ズラボフ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
ミハイル・ズラボフ
Михаил Юрьевич Зурабов
ミハイル・ズラボフ
生年月日 (1953-10-03) 1953年10月3日（70歳）
出生地 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦
ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国の国旗 ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国、レニングラード
出身校 モスクワ・マネージメント大学、全連邦科学調査大学
現職 ロシア連邦大統領顧問
内閣 第一次ミハイル・フラトコフ内閣
第二次ミハイル・フラトコフ内閣
在任期間 2004年 - 2007年
テンプレートを表示

ミハイル・ユリエヴィチ・ズラボフ（ロシア語: Михаи́л Ю́рьевич Зура́бов, 英語: Mikhail Yuryevich Zurabov, 1953年10月3日 - ）は、ロシアの政治家。2004年から2007年まで、第一次ミハイル・フラトコフ内閣および第二次フラトコフ内閣の保健・社会開発大臣、2007年10月7日からロシア連邦大統領顧問。レニングラード（現在のサンクトペテルブルク）出身。

モスクワ・マネージメント大学と全連邦科学調査大学の修士課程を修了した。1999年から2004年までロシア連邦年金基金総裁。

2009年8月13日、ウクライナ駐箚ロシア連邦特命全権大使を解任されたヴィクトル・チェルノムイルジン元首相の後任のウクライナ大使に任命される[1]。しかし、2009年8月11日、ドミートリー・メドヴェージェフ露大統領は、ウクライナの反露感情を考慮して新大使派遣を延期した[1][2]。2010年ウクライナの大統領選挙で親露派のヴィクトル・ヤヌコーヴィチが大統領に当選した。これを受けて、2010年3月2日、ズラボフは、ヤヌコーヴィチ大統領に信任状を捧呈した[3]。

2014年9月5日にウクライナ駐箚特命全権大使として、ウクライナ、ロシア連邦、ドネツク人民共和国、ルガンスク人民共和国が調印した、ドンバス地域における戦闘（ドンバス戦争）の停止について合意した文書[4][5][6]に署名した（ミンスク議定書[7]）。


私生活ではユリア夫人との間に一女アナスタシアがいる。また孫が1人いる[8]。2006年に男の子を養子にとっている[9]。

脚注[編集]

  1. ^ a b Dmitry Medvedev signed the Executive Order appointing Mikhail Zurabov Ambassador Extraordinary and Plenipotentiary of the Russian Federation to Ukraine, Kremlin.ru (2009年8月13日)
  2. ^ Address to the President of Ukraine Victor Yushchenko Archived 2009年8月15日, at the Wayback Machine., Kremlin.ru (11 August 2009)
  3. ^ Russian ambassador to Ukraine presents credentials to Yanukovych, RIA Novosti (2 March 2010)
  4. ^ “Ukraine ceasefire agreement signed in Minsk”. CCTV America. 2014年10月1日閲覧。
  5. ^ "Chairperson-in-Office welcomes Minsk agreement, assures President Poroshenko of OSCE support" (Press release). Bern: Organization for Security and Co-operation in Europe. 5 September 2014. 2014年10月1日閲覧。
  6. ^ "OSCE Chief Monitor in Ukraine urges all sides to allow monitors to carry out duties safely" (Press release). Organization for Security and Co-operation in Europe. 15 September 2014. 2014年9月15日閲覧。
  7. ^ "Minsk Protocol" (Press release) (Russian). Organization for Security and Co-operation in Europe. 5 September 2014. 2014年9月9日閲覧。
  8. ^ http://www.mk.ru/editions/daily/article/2007/09/14/81372-mihail-zurabov-stal-dedom.html
  9. ^ http://izvestia.ru/news/315582
ウィキメディア・コモンズには、ミハイル・ズラボフに関連するカテゴリがあります。
先代
ユーリ・シェフチェンコ
（保健相）
アレクサンドル・ポチノク
（労働連帯相）
保健・社会開発相
2004年 - 2007年
次代
タチアナ・ゴリコワ
先代
ヴィクトル・チェルノムイルジン
ウクライナ駐箚特命全権大使
2009年 - 2016年
次代
セルゲイ・トロポフ
先代
ヴィクトル・チェルノムイルジン
ウクライナ貿易経済関係発展大統領特別代表
2010年 - 2016年
次代
ドミートリー・リヴァーノフ
スタブアイコン

この項目は、ヨーロッパの政治家に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（P:人物伝/P:政治学/P:ヨーロッパ/PJ 政治/PJ ヨーロッパ）。

スタブアイコン

この項目は、ロシアに関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（P:ロシア/PJ:ロシア）。

「https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=ミハイル・ズラボフ&oldid=94355641」から取得