マティ・グローヴス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「リトル・マスグレイヴの嘆かわしいバラッド」 ボドリアン図書館所蔵の17世紀のブロードサイド

リトル・マスグレイヴとレディ・バーナード」("Little Musgrave and Lady Barnard")や「リトル・マスグレイヴ」("Little Musgrave")としても知られる「マティ・グローヴス」("Matty Groves")はおそらくイングランド北部を発祥の地とする若い男性と貴婦人の間の姦通の試みが女性の夫に発覚し、二人が殺される物語のバラッド。この歌には多くの文字でのバリエーションが存在し、いくつかの名前のバリエーションも存在する。この歌は「リトル・マスグレイヴとレディ・バーナード」と言うタイトルで19世紀のアメリカ人学者フランシス・ジェームズ・チャイルドが収集したチャイルド・バラッドの中の一つとして少なくとも1613年まで遡ることができる。

あらすじ[編集]

リトル・マスグレイヴ(またはマティ・グローヴス、リトル・マシュー・グローおよびその他のバリエーション)は、「聖なる言葉を聞く」または「そこにいる素敵な女性を見る」ために、聖なる日に教会に行く。彼はバーナード卿の妻、そこで最も美しい女性を見て、彼女が彼に惹かれていることに気がつく。彼女は彼に彼女と一緒に夜を過ごすように誘い、彼女の夫が家から離れていると彼女が言ったとき彼は同意する。彼女の小姓はバーナード卿(アーネル、ダニエル、アーノルド、ドナルド、ダーネル、ダーリントン)を探しに行き、マスグレイヴが彼の妻と一緒にベッドにいると彼に話す。バーナード卿は彼が真実を語っているなら小姓に莫大な報酬を、そして彼が嘘をついているなら絞首刑にすると約束する。バーナード卿と彼の部下は家に帰り、ベッドの恋人達を驚かせる。バーナード卿は裸の男を殺したとして非難されたくないので、マスグレイヴに服を着せるように言う。マスグレイヴは自分には武器がないので戦えないと言い、バーナード卿は彼に2本の剣のうちの良い方を与える。その後の決闘では、リトル・マスグレイヴがバーナード卿を負傷させ、バーナード卿は彼を殺した。その後、バーナード卿は妻にリトル・マスグレイヴを今でも好むかどうか尋ね、彼女が死んだ男の唇からのキスの方が夫とその親族すべてよりも好きだと答えると彼女を殺した。彼はそれから自分がしたことを後悔し、恋人たちを「彼女はより良い親族から来た」ので女性を上にして、単一の墓に葬るように命じる。一部のバージョンでは、バーナードは絞首刑にされたり、自殺したり、自分の幼い息子が妻の体内で死んでいるのを発見する。多くのバージョンでは、ストーリーの一部が省略されている[1]

キャラクターの元の名前であるリトル・マスグレイヴとレディ・バーナードは、イングランド北部の地名(具体的にはウェストモーランドリトル・マスグレイヴダラムバーナード城)に由来するものと推測されている。

曲のイングランド・バージョンとアメリカ・バージョンの両方で見られる地名「バックルズフォードベリー」の起源は不明である。

バラッドのいくつかのバージョンには、恋人たちが夜を一緒に過ごした後に離れる詩的な形であるアルバの要素が含まれている。

標準リファレンス[編集]

初期の印刷されたバージョン[編集]

いくつかのブロードサイドのバージョンが存在する。 ボドリアン図書館のブロードサイド・バラッド・オンラインには3種類の異なる印刷物があり、すべてが17世紀後半のものである。

一つは、アンソニー・ウッドの所蔵する「リトル・マウスグローヴの嘆きの歌、そしてバーネット夫人の嘆きの歌」The lamentable Ditty of the little Mousgrove, and the Lady Barnet で、裏面には「主人公たちは1543年に生きていた」というウッドの手書きのメモがある[3][4][5][6]

収集されたバージョン[編集]

チャイルドは14の例を公開した[1]

ラウド・フォークソング・インデックスには、このバラッドの例が300以上含まれており[7]、このバラッドは主に北米で収集されていることが示されている:ラウドに記載されている113のバージョンがアメリカで発見され、その大部分はノースカロライナ州(24)、バージニア州(24)、ケンタッキー州(23)、ニューイングランド州(16)、テネシー州(9)である。カナダでは18のバージョンが発見され、その大部分はノバスコシア州である。スコットランドでは9種類、イングランドでは2種類のみである。セシル・シャープはこのうち22種類のコレクターとしてリストアップされている[7]

カリブ海で収集された歌や物語の多くは、バラッドに基づいているか、またはバラッドを引用している[8][9][10][11]

テキストの変種と関連するバラッド[編集]

バリエーション 卿/レディの苗字 恋人 備考
リトル・マスグレイヴとレディ・バーナードの古いバラッド バーナード リトル・マスグレイヴ このバージョンにはフットページがある
マティー・グローヴス アーレン リトル・マティー・グローヴス [12]
マティ・グローヴス ダーネル マティ・グローヴス [13]

後に記録されたこの曲のいくつかのバージョンは、チャイルドのカタログに記載されているバージョンとは異なっている[14]。最も古い出版物は1658 年に出版されたものである(下記の「文学」の項を参照)。ヘンリー・ゴッソン(Henry Gosson)のブロードサイドにも印刷されており、彼は1607年から1641年の間に印刷したと言われている[12]。マティが最初に見られる場所については、時には教会、時にはボール遊びと言ったいくつかのバリエーションができている。

マティ・グローヴスはバラッド「フェア・マーガレットとスウィート・ウィリアム」 "Fair Margaret and Sweet William" (Child 74, Roud 253)といくつかの中間部のスタンザを共有している[15][16]

バラッドのその他の名称:

  • 恋人に基づくもの
    • マッシィ・グローヴス Matthy Groves
    • 若いマスグレイヴ Young Musgrave
    • 小さなメスグローヴ Wee Messgrove
    • リトル・マスグレイヴ Little Musgrave
    • リトル・サー・グローヴ Little Sir Grove
    • リトル・マシ―グローヴ Little Mushiegrove
    • リトル・マスグローヴ Little Massgrove
  • 卿に基づくもの
    • バーナード卿 Lord Barnard
    • バーナビー卿 Lord Barnaby
    • バーリバス卿 Lord Barlibas
    • バーナバス卿 Lord Barnabas
    • ベングウィル卿 Lord Bengwill
    • バーネット卿 Lord Barnett
    • アーレン卿 Lord Arlen
    • アーノルド卿 Lord Arnold
    • アアロン卿 Lord Aaron
    • ドナルド卿 Lord Donald
    • ダーレン卿 Lord Darlen
    • ダーネル卿 Lord Darnell
  • 名前の組み合わせに基づくもの
    • リトル・マスグレヴとレディ・バーナード Little Musgrave and Lady Barnard
    • ロード・バーネットとリトル・マスグローヴ Lord Barnett and Little Munsgrove
    • リトル・マスグレイヴとレディ・バーネット Little Musgrave and Lady Barnet

文学[編集]

バラッドに関する最も初期の既知の引用は、ボーモントとフレッチャーの1613年の演劇『燃える杵の騎士』The Knight of the Burning Pestle に見られる。

ある者は口笛を吹き、ある者は歌い、
おい、伏せろ、伏せろ!
と何人かは大声で言い、
バーネット公の角笛が鳴っていたように、

離れろ、マスグレイブ、離れろ!と[17]

アル・ハインの1961年の小説Lord Love a Duck はバラッドからの抜粋で始まり、同様に終わり、2人の登場人物のためにマスグレイヴとバーナードの名前を借用している[18]

デボラ・グラビアンの『お化けバラッド』シリーズ3冊目の本『マティ・グローブス』(2005年)は、バラッドに異なるひねりを加えている[19]

フィールド・レコーディング[編集]

  • 1928年8月、ヘンリー夫人(メリンジャー・エドワード・ヘンリーのために)がテネシー州の「おじさん」サム・ハーモンからこの曲のヴァージョンを録音した[20]
  • 1934年、ジーン・ベル・トーマスがケンタッキーで「ロード・ダニエル」を歌うグリーン・マガードを録音した。このバージョンはアンソロジー 'Kentucky Mountain Music' Yazoo YA 2200 としてリリースされた[21]
  • 1949年6月2日、ジーン・リッチーアラン・ローマックスのために「リトル・マスグレイヴ」を歌った[22]
  • 1960年9月、ハミッシュ・ヘンダーソンはアバディーンシャー出身の歌手ジーニー・ロバートソンが「リトル・マスグレイヴとレディ・バーナード」を歌っているのを録音した。しかし、主人公はマティー・グローヴスとロード・ドーナルで、同じ歌手による別バージョンは「ロード・ドーナル」と呼ばれている。Tobar an DualchaisのWebページ上の録音へのノートは、歌手がジョニー・ウェルズとサンディ・パトンから彼女のバージョンを学んだことを示唆している。パトンはアメリカの歌手であり、フォークソングの収集家でもあった[23]
  • 1963年8月、ジョン・コーエンがノースカロライナ州ソドムでディラード・チャンドラーが「マティ―・グローヴス」を歌っているのを録音した。このバージョンはスミソニアン・フォークウェイズのSFW CD 40159 ('Dark Holler')に収録されている[24]

商業録音[編集]

一部のパフォーマーのバージョンは、ジーン・リッチー[25] やマーティン・カーシー[26] のものを含めて非常に注目に値し、また成功したバージョンということができる。

リリース(Album / "Single") 演奏者 曲名 備考
1956 John Jacob Niles Sings American Folk Songs ジョン・ジェイコブ・ナイルズ Little Mattie Groves
1958 Shep Ginandes Sings Folk Songs シェップ・ギナンデス Mattie Groves [27]
1960 British Traditional Ballads in the Southern Mountains, Volume 2 ジーン・リッチー Little Musgrave
1962 Joan Baez in Concert ジョーン・バエズ Matty Groves
1964 Introducing the Beers Family ビアーズ・ファミリー Mattie Groves
1966 Home Again! ドク・ワトソン Matty Groves
1969 リージ・アンド・リーフ フェアポート・コンヴェンション Matty Groves 無関係なアパラチアの歌 "Shady Grove" のメロディに設定しており、このハイブリッドバージョンは他の演奏者のレパートリーに入いった(この頻度と名前の類似性により、「Shady Grove」は「Matty Groves」から直接派生しているという誤った仮定が生まれている)。 何度かはライブでも録音されている。
1969 Prince Heathen マーティン・カーシー Little Musgrave and Lady Barnard
1970 Ballads and Songs ニック・ジョーンズ Little Musgrave
1976 Christy Moore クリスティ・ムーア Little Musgrave アンディ・アーバインの曲に設定[28]
1977 Never Set the Cat on Fire フランク・ヘイズ Like a Lamb to the Slaughter パロディのトーキング・ブルース版として
1980 The Woman I Loved So Well プランクシティ Little Musgrave
1990 Masque ポール・ローランド Matty Groves
1992 Just Gimme Somethin' I'm Used To ノーマン・ブレイクと妻のナンシー・ブレイク Little Matty Groves
1992 Out Standing in a Field The Makem Brother and Brian Sullivan Matty Groves
1993 In Good King Arthur's Day グレアム・ドッズワース Little Musgrave
1994 You Could Be the Meadow イーデン・バーニング
1995 Live at the Mineshaft Tavern ThaMuseMeant
1997 On and On フィドラーズ・グリーン Matty Groves
1999 Trad Arr Jones ジョン・ウェズリー・ハーディング Little Musgrave
2000 Hepsankeikka Tarujen Saari Kaunis neito (フィンランド語)
2001 Listen, Listen コンティネンタル・ドリフターズ Matty Groves
2002 Ralph Stanley ラルフ・スタンレー Little Mathie Grove
2003 sings Sandy Denny リンデ・ニルランド Matty Groves
2004 Live 2004 Planxty Little Musgrave
2005 Dark Holler: Old Love Songs and Ballads ディラード・チャンドラー Mathie Grove アパラチア風のアカペラ

[29]

2005 De Andere Kust Kadril Matty Groves
2007 Season of the Witch ストラングリングス Matty Groves
2007 Prodigal Son マーティン・シンプソン Little Musgrave
2008 The Peacemaker's Chauffeur ジェイソン・ウィルソン Matty Groves レゲエ・バージョン、デイヴ・スウォーブリックブラウンマン・アリをフィーチャー
2009 Folk Songs ジェームズ・ヨークストンビッグ・アイド・ファミリー・プレイヤーズ Little Musgrave
2009 Alela & Alina アレラ・ダイアンがアリーナ・ハーディンと共に Matty Groves, Lord Arland
2009 オーファンズ トム・ウェイツ Mathie Grove
2009 Tales from the Crow Man ダム・ザ・バード Matty Groves
2010 Sweet Joan シャーウッド Matty Groves (ロシア語)
2011 Birds' Advice エリザベス・ラプレル Mathey Groves
2011 "Little Musgrave" マスグレイヴス Little Musgrave バンド名を広めるためのYouTubeビデオ
2011 In Silence マーク・キャロル Matty Groves
2012 Retrospective ザ・ケネディーズ Matty Groves
2013 The Irish Connection 2 ジョニー・ローガン
2013 Fugitives モリアーティ Matty Groves
2019 Návrat krále アソナンス Matty Groves (チェコ語)

映画とテレビ[編集]

映画[編集]

歌追い人』(原題:Songcatcher、2000年)の中で、この曲はエミー・ロッサムジャネット・マクティアによって演奏された。

テレビ[編集]

イギリスのテレビシリーズ『孤高の警部 ジョージ・ジェントリー』(原題:en:Inspector George Gently)の第5シーズン第2話 "Gently with Class" (2012年)の中で、この曲は「マティ・グローヴス」として歌手エレン・マラム役のエボニー・バックルによって演奏された。

音楽的異本[編集]

1943年、イギリスの作曲家ベンジャミン・ブリテンはこの曲を「小姓マスグレイヴとバーナード夫人のバラッド」("The Ballad of Little Musgrave and Lady Barnard")と題した合唱曲の基礎として用いた[30]

キッパー・ファミリーによるパロディ曲 "The Big Musgrave" は1988年の彼らのLP Fresh Yesterday (DAM CD 020) で聴くことができる。このバージョンの主役はでかいデブのグローヴス(Big Fatty Groves)と呼ばれている[31]

フランク・ヘイズは "Like A Lamb To The Slaughter" と呼ばれるトーキング・ブルース・バージョンを作り、1994年のペガサス賞の "Best Risqué Song"(最優秀きわどい歌)を受賞した。

同じ曲のその他の歌[編集]

参考資料[編集]

ひとつ前と後のチャイルド・バラッド:

脚注[編集]

  1. ^ a b c Francis James Child. The English and Scottish Popular Ballads Vol. 2. p. 243. https://books.google.com/books?id=40Oa6QMKRbgC&pg=PA243&lpg=PA243&dq=%22henry+gosson%22+%22lord+barnard%22&source=web&ots=lXB00NSqfn&sig=vgS6go6d1MQLXSSMRxEXSVBYAno 2017年2月28日閲覧。 
  2. ^ Matty Groves”. vwml.org. English Folk Dance and Song Society / Vaughan Williams Memorial Library. 2017年12月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年3月3日閲覧。
  3. ^ A Lamentable Ballad of Little Musgrave, and the Lady Barnet”. ballads.bodleian.ox.ac.uk. Bodleian Ballads Online. 2017年3月3日閲覧。
  4. ^ The lamentable Ditty of little Mousgrove, and the Lady Barnet”. ballads.bodleian.ox.ac.uk. Bodleian Ballads Online. 2017年3月3日閲覧。
  5. ^ [A Lamentable Ballad of the Little Musgrove, and the Lady Barnet]”. ballads.bodleian.ox.ac.uk. Bodleian Ballads Online. 2017年3月3日閲覧。
  6. ^ Ballads Online”. ballads.bodleian.ox.ac.uk. 20200902閲覧。
  7. ^ a b Search results for Roud folk song No. 52”. vwml.org. English Folk Dance and Song Society / Vaughan Williams Memorial Library. 2017年3月15日閲覧。
  8. ^ Little Musgrove- Maroons (JM) pre1924 Beckwith C”. bluegrassmessengers.com. 2017年2月28日閲覧。
  9. ^ Garoleen- Joseph (St Vincent) 1966 Abrahams C”. bluegrassmessengers.com. 2017年2月28日閲覧。
  10. ^ Matty Glow- Antoine (St Vincent) 1966 Abrahams B”. bluegrassmessengers.com. 2017年2月28日閲覧。
  11. ^ Little Musgrove- Forbes (JM) pre1924 Beckwith A , B”. bluegrassmessengers.com. 2017年2月28日閲覧。
  12. ^ a b Mattie Groves”. contemplator.com. 2016年2月9日閲覧。
  13. ^ The Celtic Lyrics Collection - Lyrics”. celtic-lyrics.com. 2016年2月9日閲覧。
  14. ^ Francis James Child. The English and Scottish Popular Ballads. p. 243. https://books.google.com/books?id=40Oa6QMKRbgC&pg=PA243&lpg=PA243&dq=%22henry+gosson%22+%22lord+barnard%22&source=web&ots=lXB00NSqfn&sig=vgS6go6d1MQLXSSMRxEXSVBYAno 2016年2月28日閲覧。 
  15. ^ Keefer, Jane (2011年). “Fair Margaret and Sweet William”. Ibiblio. 2013年1月16日閲覧。
  16. ^ Niles, John Jacob (1961). The Ballad Book of John Jacob Niles. Bramhall House, New York. pp. 159–161, 194–197 
  17. ^ The Knight of the Burning Pestle, by Beaumont & Fletcher, edited by F. W. Moorman”. gutenberg.ca. 20200902閲覧。
  18. ^ Hine, Al (1961). Lord Love a Duck. Longmans, Green & Co.. pp. 2, 367. https://babel.hathitrust.org/cgi/pt?id=ien.35556006530307;view=1up;seq=18;size=75 2017年3月12日閲覧。 
  19. ^ Grabien, Deborah (2005). Matty Groves. Minotaur Books. ISBN 0-312-33389-7. https://archive.org/details/mattygroves00grab 2016年2月28日閲覧。 
  20. ^ Mellinger Edward Henry (1938). Folk-songs from the Southern Highlands. J. J. Augustin. https://archive.org/details/in.ernet.dli.2015.58939. "matty groves record." 
  21. ^ Roud Folksong Index (S243414) - "Lord Daniel"”. vwml.org. English Folk Dance and Song Society / Vaughan Williams Memorial Library. 2017年3月3日閲覧。
  22. ^ Jean Ritchie singing "Little Musgrave" in Alan Lomax's apartment, 3rd Street, Greenwich Village, New York City (New York), United States (2 June 1949). "Little Musgrave". research.culturalequity.org (Reel-to-reel). New York: Association for Cultural Equity. 2017年3月3日閲覧
  23. ^ Jeannie Robertson singing "Little Musgrave and Lady Barnard", recorded in Scotland by Hamish Henderson (September 1960). "Little Musgrave and Lady Barnard". www.tobarandualchais.co.uk (Reel-to-reel). Scotland: Tobar an Dualchais/Kist o' Riches. 2017年3月3日閲覧
  24. ^ Roud Folksong Index (S373182) - "Mathie Groves"”. vwml.org. English Folk Dance and Song Society / Vaughan Williams Memorial Library. 2017年3月3日閲覧。
  25. ^ Midwest Folklore. Indiana University.. (1954). https://books.google.com/books?hl=ru&id=WFzYAAAAMAAJ&dq=%22Little+Musgrave%22+jean+ritchie&focus=searchwithinvolume&q=%22Little+Musgrave%22 
  26. ^ The Gramophone. C. Mackenzie. (1969). https://books.google.com/books?id=_oI9AQAAIAAJ&q=%22Little+Musgrave%22+martin+carthy&dq=%22Little+Musgrave%22+martin+carthy&hl=ru&sa=X&ved=0ahUKEwjdjrb3zq7aAhVC94MKHVKPCnwQ6AEIQzAG 
  27. ^ "Mattie Groves" by Shep Ginandes”. secondhandsongs.com. SecondHandSongs (1958年). 2016年2月28日閲覧。
  28. ^ YouTube”. www.youtube.com. 20200902閲覧。
  29. ^ Smithsonian Folkways – SFW 40170
  30. ^ Reviews at Musical Quarterly 51 (4), 722; Music & Letters 34 (2), 172.
  31. ^ Fresh Yesterday Lyrics - Big Musgrave”. The Kipper Family. 2016年2月28日閲覧。

外部リンク[編集]