ドク・ワトソン
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ドク・ワトソン | |
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![]() Doc Watson at Sugar Grove Music Festival in 2009 | |
基本情報 | |
生誕 | 1923年3月3日 |
出身地 |
![]() ノースカロライナ州ディープキャップ |
死没 | 2012年5月29日(89歳没) |
ジャンル | フォークソング |
担当楽器 | ギター、ハーモニカ |
活動期間 | 1964年 - 2012年 |
ドク・ワトソン(Doc Watson、1923年3月3日 - 2012年5月29日)は、アメリカ合衆国のギタリスト。盲目のギタリスト、フォークシンガーとして知られた。ブルーグラス・ギター(フラット・ピッキング・ギター)の第一人者。
人物
[編集]1923年3月3日、アメリカ合衆国ノースカロライナ州ディープキャップ出身。家族が音楽好きの一家であり、物心がついた頃より様々な音楽に親しんでいる。
プロとしての活動は1954年頃から行っていたが、レコード・デビューは1964年と、40歳を過ぎてからの遅咲きであった。
息子のマール・ワトソン(ギター)と共にレコーディング、ツアーを続けていたが、1985年にマールが事故で急逝。しかし、その悲劇を乗り越えて、数多くのセッションやライブ活動を精力的に展開した。
1988年、国立芸術基金(NEA)の人間国宝に相当するナショナル・ヘリテージ・フェローシップを受賞[1]。
2012年5月29日、ノースカロライナ州ウィンストン・セーラムのウェイクフォレストバプティストメディカルセンターにて逝去[2]。89歳没。
演奏スタイル
[編集]クロス・ピッキングを駆使したフィドル・チューンの曲芸的な速弾きは、ベース・ラインが非常に凝っており、クラレンス・ホワイト、トニー・ライス、ノーマン・ブレイク、ダン・クレアリーらを始め、多くの後進のブルーグラス・ギタリストたちに影響を与えた。
脚註
[編集]- ^ “Arthel "Doc" Watson Appalachian Guitar Player/Singer”. National Endowment for the Arts. 2025年6月10日閲覧。
- ^ Guitar legend dies ウィンストン・セーラムジャーナル 2012年5月30日閲覧