ポールディング級駆逐艦

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ポールディング級駆逐艦
USS Perkins (DD-26).jpg
基本情報
種別 駆逐艦 (DD)
命名基準 海軍功労者。一番艦はハイラム・ポールディング少将に因む。
就役期間 1910年 - 1935年
前級 スミス級
次級 カッシン級
要目
常備排水量 742トン[1]
満載排水量 887トン[2]
全長 89.60 m
水線長 88.1 m[2]
8.00 m
深さ 5.00 m[3]
吃水 2.40 m
ボイラー 水管ボイラー×4缶
主機関 蒸気タービン×3基
※一部艦では2基
推進器 スクリュープロペラ×3軸
※一部艦では2軸
出力 12,000馬力
速力 29.5ノット
航続距離 3,000海里 (16kt巡航時)
乗員 87名
兵装 ・50口径3インチ単装砲×5基
・18インチ連装魚雷発射管×3基
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ポールディング級駆逐艦英語: Paulding-class destroyers)は、アメリカ海軍駆逐艦の艦級[1]

設計[編集]

本級は、1906年1907年度計画で建造されたスミス級を元にした発展型である。最大の変更点がボイラーで、スミス級を含めて従来のアメリカ駆逐艦が石炭焚きであったのに対し、本級では重油専焼型に変更された。燃料消費率の低減により、計画航続距離は16ノットで3,000海里に延伸された[1]

主機関は、大部分の艦ではスミス級と同様のパーソンズ直結タービンが採用された。これは3軸推進で、中央軸に高圧タービン、左舷軸に低圧タービンと高圧巡航タービン、右舷軸に低圧タービンと低圧巡航タービンを結合する構成であった。ただし出力は、10,000馬力から12,000馬力へと強化されている。また一部の艦ではカーチス直結タービンないしツェリー直結タービン2基による2軸推進方式が採用された。また「ヘンリー」では、カーチス直結タービン2基のほかに、巡航用としてレシプロ蒸気機関2基を搭載する構成が試みられた[4]。なお本級は4本煙突が基本であるが、建造所によって一部は3本煙突型とされている(DD-24~27,30~32, 34, 36, 37, 40)[1]

艦砲はスミス級と同様で、50口径3インチ砲5門をは艦橋前方と1番煙突の両舷および後檣の前後に装備した。一方、魚雷発射管については、次発魚雷用格納庫を廃止した代わりに連装化されており、斉射時の雷撃力強化にも役立っていた[1]

同型艦[編集]

本級は、1908年・1910年度計画に基づき、米海軍として初めて大量建造が行われた。海軍で運用された後、一部が沿岸警備隊へ転籍し、残りはスクラップとして売却された。

参考文献[編集]

  1. ^ a b c d e 中川務「アメリカ駆逐艦史」、『世界の艦船』第496号、海人社、1995年5月、 24-25頁。
  2. ^ a b Randal Gray (1984). Robert Gardiner. ed. Conway's All the World's Fighting Ships 1906-1921. Naval Institute Press. p. 122. ISBN 978-0870219078. 
  3. ^ Norman Friedman (2004). U.S. Destroyers: An Illustrated Design History. Naval Institute Press. p. 454. ISBN 9781557504425. http://books.google.co.jp/books?id=Tzp58htKLkEC. 
  4. ^ 阿部安雄「機関 (技術面から見たアメリカ駆逐艦の発達)」、『世界の艦船』第496号、海人社、1995年5月、 156-163頁。

外部リンク[編集]