コンテンツにスキップ

ポイントフォワード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ポイントフォワードPoint Forward)は、バスケットボールのポジションの呼称。フォワードの位置(インサイド)でポイントガードの仕事をするポジションのこと[1][2][3]。また、フォワードの選手でありながらポイントガードの仕事ができる選手の総称[4] 。特にNBAにおいて用いられる言葉である。

概要

[編集]

NBA初期にはオスカー・ロバートソンが、このようなポジションでプレイしていた。多く見受けられるようになったのは1980年代に入ってからで、ラリー・バードもその一人である[5][6][7]ミルウォーキー・バックスのヘッドコーチだったドン・ネルソンが本来フォワードの選手をポイントガードの選手にマッチアップさせ、相手選手とのミスマッチ(身長差による不釣合い)を生じさせることを提案した[8]。 2014年ファイナルでのプレースタイルからBeautiful Basketball(美しきバスケットボール)とメディアでも表現されるようになったサンアントニオ・スパーズポイントフォワードを務めたボリス・ディアウがMVP級の活躍をしたことが、ポイントフォワードの重要性を示した[9][10]。 NBAでは、スコッティ・ピッペンレブロン・ジェームズらが該当する。

なお、ガードとフォワードの両方をプレイする選手を示す用語としては、他にガードフォワード (Guard Forward) やスウィングマンが存在する。ポイントフォワードがポイントガードとフォワードの両方の役割をこなすのに対し、スウィングマンはシューティングガードとフォワードの両方の役割をこなす。

脚注

[編集]
  1. Halley, Jim (2012年7月20日). “Analysts say point forwards are few and far between”. USA Today. オリジナルの2014年3月22日時点におけるアーカイブ。
  2. Guile, Aaron (2013年10月17日). “Aaron Guile: Gordon Hayward — the emerging point forward”. Deseret News. オリジナルの2014年3月22日時点におけるアーカイブ。
  3. The benefits of a point-forward”. blogspot.de (2009年3月11日). 2015年9月22日閲覧。
  4. Frazier, Walt; Sachare, Alex (2004). The Complete Idiot's Guide to Basketball. Penguin. pp. 97–8. ISBN 9780786549894 2014年3月22日閲覧。
  5. Bjarkman, Peter C.. “Boston Celtics Encyclopedia”. Sports Publishing. pp. 40–1. ISBN 9781582615646 2014年3月22日閲覧。
  6. Winderman, Ira (1989年11月26日). “Impact Players? Ask Teams They Control”. Sun-Sentinel. オリジナルの2014年3月23日時点におけるアーカイブ。
  7. Smith, Sam (1989年12月3日). “Pro Basketball”. Chicago Tribune. オリジナルの2014年3月23日時点におけるアーカイブ。
  8. Winn, Luke (2009年3月16日). “From This Point Forward”. Sports Illustrated. オリジナルの2014年3月23日時点におけるアーカイブ。
  9. San Antonio Spurs Exemplify the Beauty of Team Basketball”. http://bleacherreport.com(2014年6月17日).2017年4月21日閲覧。
  10. The basketball was beautiful and so was what the San Antonio Spurs stood for -- Bill Livingston”. Bill Livingston (2014年6月16日). 2017年4月21日閲覧。