ボーア半径

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ボーア半径
Bohr radius
記号 a0, aB
0.52917721067(12)×10−10 m [1]
相対標準不確かさ 2.3×10−10
語源 ニールス・ボーア
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ボーア半径(ボーアはんけい、英語: Bohr radius)は、原子電子のようなミクロなスケールを扱う分野(量子論原子物理学量子化学など)で用いられる原子単位系において、長さ単位となる物理定数である。名称はデンマークの原子物理学者ニールス・ボーアに由来する。記号は一般に a0aB で表される。

ボーア半径の値は

a_0 =0.529\ 177\ 210\ 67(12)\ \times 10^{-10}\ \text{m}

である(2014 CODATA推奨値[1])。

ボーア半径はボーアの原子模型において、基底状態にある水素原子の半径で定義され、国際量体系(ISQ)においては

a_0 =\frac{4\pi\epsilon_0\hbar^2}{m_\text{e}e^2}
 =\frac{\hbar}{m_\text{e}c\alpha}

と表される。 ここで、ħプランク定数ディラック定数)、c真空中の光速度α微細構造定数e電気素量ε0真空の誘電率me電子質量である。

ガウス単位系は異なる量体系に基づいているので

a_0 =\frac{\hbar^2}{m_\text{e}e^2}
 =\frac{\hbar}{m_\text{e}c\alpha}

と表される。

原子単位系においては

a_0 = 1\ \text{bohr} = 1\ \text{a.u.}

と表される。

脚注[編集]

関連記事[編集]

外部リンク[編集]