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ヘルムシュテット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
紋章 地図
(郡の位置)
基本情報
連邦州:ニーダーザクセン州
郡:ヘルムシュテット郡ドイツ語版
緯度経度:北緯52度13分41秒 東経11度00分38秒 / 北緯52.22806度 東経11.01056度 / 52.22806; 11.01056
標高:海抜 123 m
面積:66.54 km2
人口:

25,099人(2024年12月31日現在) [1]

人口密度:377 人/km2
郵便番号:38350, 38372
市外局番:05351, 05352, 05356
ナンバープレート:HE
自治体コード:03 1 54 028
行政庁舎の住所:Markt 1
38350 Helmstedt
地区数:4地区
ウェブサイト:www.stadt-helmstedt.de
首長:ヴィティヒ・ショーベルトドイツ語版CDU
郡内の位置

ヘルムシュテットドイツ語: Helmstedt, 低地ドイツ語: Helmstidde)はドイツニーダーザクセン州の都市である。ヘルムシュテット郡 (Landkreis Helmstedt) の郡庁がおかれている。人口は約25,000人である。エルム山地 (Elm Höhenzug) とラップヴァルト (Lappwald) の森に挟まれ、ブラウンシュヴァイクから東へ約36キロメートルマクデブルクから西へ約45キロメートルの位置にあり、ザクセン=アンハルト州との境界になっている。

市の名称の最も古い形は Helmonstedi (952) であるが、「ヘルモ」という人名と「場所」を意味する「ステディ」の合成語であろう[2]

9世紀 ベネディクト会の修道院が置かれ、修道院長が、近隣の村落の合併により成立したヘルムシュテット市の都市君主となった。1130年頃完成した市壁内の面積は約32ヘクタールであったが、1310年頃には約7ヘクタール程拡大した。その間に(遅くとも1230年)設置されていた市参事会は都市君主としての修道院長の諸権利を手中に納めていったが、守護職 (Vogtei) を獲得したヴェルフェン家の大公も権力を行使した。1426年ハンザ同盟の一員となったが、ブラウンシュヴァイクマクデブルクを結ぶ重要な街道上のこの町の経済の基礎は手工業にあった。1490年ブラウンシュヴァイク公国に編入された。中世末期の人口は3000人が最高であった[3]

1510年頃にはじめて出版されたドイツの民衆本『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』、その第59話では主人公が袋物師に牛皮の大きい財布を作らせているが、その舞台がヘルムシュテットに定められている[4]。また、この民衆本の第89話では、主人公は当地の近郊のマリエンタール修道院で修道士になろうとするが、いたずらをしでかして修道院から追い出されている[5]

1574年/1576年ブラウンシュヴァイク公ユーリウス (Herzog Julius von Braunschweig) によって「新教主義にのっとった」ヘルムシュテット大学 (Universität Helmstedt) が創立された[6]。この大学は1810年まで存続する[7]

ドイツが東西に分断されていた時代は、西ドイツ東ドイツを結ぶ連邦自動車道2号線で最も重要な国境通過地点であった(ヘルムシュテット=マリーエンボルン検問所;Grenzübergang Helmstedt-Marienborn)。また西ドイツから西ベルリンへ向かうトランジット区間の西側最終地点であった。

ヘルムシュテットには、ロマネスク様式の時代にさかのぼる建物がある。特にルネサンス時代の建物や、16世紀と17世紀に建てられた400件を超える教授陣の家や木組みの家が現存する。

エルム=ラップヴァルト自然公園 (Naturpark Elm-Lappwald) の中に位置する。また文化都市同盟「新ハンザ同盟」(Neue Hanse) に加盟している。

姉妹都市

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脚注

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  1. (Tabelle EVAS 12411, Fortschreibung des Bevölkerungsstandes auf Basis des Zensus 2022, Stand 31. Dezember 2024 .
  2. Dieter Berger: Duden, geographische Namen in Deutschland: Herkunft und Bedeutung der Namen von Ländern, Städten, Bergen und Gewässern. Mannheim/Leipzig/Wien/Zürich: Dudenverlag, 1993 (ISBN 3-411-06251-7), S. 131.
  3. Lexikon des Mittelalters. Bd. IV. München/Zürich: Artemis 1989 (ISBN 3-7608-8904-2), Sp. 2126.
  4. 阿部謹也訳『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』岩波文庫 1990年 (ISBN 4-00-324551-2) 208-210, 380頁。- 藤代幸一訳『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』法政大学出版局 1979年 167-168, 278頁。
  5. 阿部謹也訳『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』岩波文庫 1990年 (ISBN 4-00-324551-2) 316-319頁。- 藤代幸一訳『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』法政大学出版局 1979年 253-255頁。
  6. 島田雄次郎『世界史新書 ヨーロッパの大学』至文堂、1964年、75頁。
  7. Dieter Berger: Duden, geographische Namen in Deutschland: Herkunft und Bedeutung der Namen von Ländern, Städten, Bergen und Gewässern. Mannheim/Leipzig/Wien/Zürich: Dudenverlag, 1993 (ISBN 3-411-06251-7), S. 131.

外部リンク

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