フリービーとビーン/大乱戦

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フリービーとビーン/大乱戦
Freebie and the Bean
監督 リチャード・ラッシュ
脚本 ロバート・カウフマン
リチャード・ラッシュ
製作 リチャード・ラッシュ
製作総指揮 フロイド・マトラックス英語版
出演者 ジェームズ・カーン
アラン・アーキン
音楽 ドミニク・フロンティア
撮影 ラズロ・コヴァックス
編集 マイケル・マクリーン
フレドリック・スタインカンプ
配給 ワーナー・ブラザース
公開 アメリカ合衆国の旗 1974年12月25日
日本の旗 1974年12月21日
上映時間 113分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
興行収入 $30,000,000[1]
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フリービーとビーン/大乱戦』(Freebie and the Bean)は、1974年アメリカ合衆国映画サンフランシスコを舞台に、二人の刑事が活躍するアクションコメディ作品。監督はリチャード・ラッシュ[2]。主演はジェームズ・カーンアラン・アーキンバレリー・ハーパー英語版は本作でゴールデングローブ賞の新人賞にノミネートした[3]

スタンリー・キューブリックは本作を「1974年の最高の映画」と評したと言われている[4]。また、残虐さをコメディにする作風は後にクエンティン・タランティーノにも影響を与えている[2][5]

ストーリー[編集]

フリービーとビーンの私服刑事コンビは、1年にわたる調査の末、サンフランシスコのナンバーズ賭博の胴元レッド・マイヤーズのごみ箱からある事件の証拠を見つけた。二人は、マイヤーズの有罪の証拠をつかむべく、モトレイという男を探すも見つからず、彼の相棒のホワイトからデトロイトの組織がマイヤーズを狙っていること告げられる。マイヤーズを殺されてほしくないフリービーとビーンは、わいせつ罪をでっちあげて逮捕にかかる。ところが、マイヤーズはすぐに釈放されてしまい、二人は彼を追う羽目になる。二人は組織が放った刺客からマイヤーズがフロリダへ逃げようとしていることを知り、妨害にかかる。逃走劇の末、ビーンは死に、マイヤーズも心臓まひで死ぬ。そこへ、マイヤーズの妻ミルドレッドがローゼン警部とともに現れ、マイヤーズのごみ箱にあったメモは自分が捨てたと明かす。さらに、モトレイもフリービーが空港についた時点で死亡したことが判明する。昇進の夢を絶たれたフリービーはがっかりしてビーンの乗った救急車に乗る。すると、ビーンが動き出し、車を止めるよう指示する。親友が生きていたうれしさと、おちょくられた怒りのあまり、フリービーはビーンにつかみかかる。救急車の運転手が騒ぎに驚いて車をぶつけてしまった拍子に、二人は外へ投げ出される。

キャスト[編集]

役名 俳優 日本語吹替
フジテレビ テレビ朝日
フリービー ジェームズ・カーン 広川太一郎 羽佐間道夫
ビーン アラン・アーキン 島宇志夫 樋浦勉
ミルドレッド ロレッタ・スウィット 島木綿子 市川千恵子
レッド ジャック・クルーシェン 相模太郎 滝口順平
ローゼン警部 マイク・ケリン 西田昭市 上田敏也
ホワイティ ポール・コスロ英語版 千田光男
バーバラ リンダ・マーシュ英語版
ウォルター検事 アレックス・ロッコ 平林尚三
ビーンの妻 バレリー・ハーパー英語版 沢田敏子
ゲイソン クリストファー・モーリー 神谷明 三ツ矢雄二
不明
その他
北村弘一
清川元夢
緑川稔
恵比寿まさ子
原田一夫
仲木隆司
石丸博也
池田勝
石森達幸
亀井三郎
仲木隆司
幹本雄之

スタッフ[編集]

日本語版[編集]

- フジテレビ版 テレビ朝日版
演出 春日正伸
翻訳 飯嶋永昭 宇津木道子
調整 山田太平 国定保孝
効果 PAG 赤塚不二夫
PAG
担当 岡原祐泰
制作 日米通信社 ザック・プロモーション

出典[編集]

  1. ^ Freebie and the Bean, Box Office Information. The Numbers. Retrieved May 22, 2012.
  2. ^ a b 町山智浩 (2019年10月28日). “リチャード・ラッシュ監督が観客のモラルに挑戦した大量破壊アクション・コメディ”. ザ・シネマ. 2021年4月17日閲覧。
  3. ^ The Hollywood Foreign Press Association
  4. ^ Nick Wrigley Updated: 8 February 2018 (2018年2月8日). “Stanley Kubrick, cinephile”. BFI. 2018年8月2日閲覧。
  5. ^ Barfield, Charles (2018年11月23日). “Quentin Tarantino Raves About 'Freebie And The Bean' & Says "To Get People To Laugh At F—ed Up S–t Is What I Do"”. The Playlist. 2021年4月17日閲覧。

外部リンク[編集]