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フランキー・ナックルズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
フランキー・ナックルズ
Frankie Knuckles
フランキー・ナックルズ(2012年)
基本情報
出生名 Francis Warren Nicholls Jr.
生誕 (1955-01-18) 1955年1月18日
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ニューヨーク
死没 (2014-03-31) 2014年3月31日(59歳没)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 イリノイ州シカゴ
ジャンル ハウスソウルディスコR&Bシカゴ・ハウス
職業 DJ音楽プロデューサーリミキサー
担当楽器 ターンテーブルサンプラー
活動期間 1975年 - 2014年
レーベル ヴァージン
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フランキー・ナックルズ(Frankie Knuckles)として知られるフランシス・ニコルズ[1](Francis Nicholls、1955年1月18日 - 2014年3月31日)は、アメリカ合衆国DJであり、音楽プロデューサーである[2]ニューヨーク州ブロンクス区出身[3]1980年代にシカゴのゲイクラブ「Warehouse(ウェアハウス)」でハウス・ミュージックの源流を作り開発と普及に重要な役割を果たした。1997年、ナックルズは、Remixer of the YearのNon-Classicalでグラミー賞を受賞。ハウスというジャンルを確立し発展させた功績により、ハウスの父と呼ばれている[4][5]

人物

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1955年1月18日米国ニューヨークブロンクスでフランシス・ウォーレン・ニコルズ・ジュニア(Francis Warren Nicholls Jr.)として生まれる。子供の頃から妹のレコード・コレクションのお陰で、多くのジャズを聴いて育ち、1971年に商業芸術と衣装デザインを学ぶ。

この数年後、幼なじみのラリー・レヴァンと出会い、2人はニッキー・サイアノのニューヨークのクラブ、ギャラリーで働き始めた。1977年にシカゴに移り、ウェアハウスでDJを始め、ニューヨークのDJスタイルに慣れていない群衆の前でSalsoulとPhiladelphia Internationalのレコードを回した[5]

ディスコグラフィ

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  • 『ビヨンド・ザ・ミックス』 - Beyond the Mix (1991年)
  • 『ウェルカム・トゥ・ザ・リアル・ワールド』 - Welcome to the Real World (1995年)

脚注

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参考図書

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  • 『そして、みんなクレイジーになっていく 増補改訂版』ビル・ブルースター+フランク・ブロートン著(DU BOOKS、2024年)
  • 『シカゴ・ハウス大全 - HOUSE MUSICからJUKE/FOOTWORKまで』監修 西村公輝、編集 猪股恭哉(DU BOOKS、2025年)