フォーエバーアンブライドルド

フォーエバーアンブライドルド
	2016年BCディスタフ出走時
欧字表記	Forever Unbridled
品種	サラブレッド
性別	牝
毛色	鹿毛
生誕	2012年4月24日（12歳）
父	Unbridled's Song
母	Lemons Forever
母の父	Lemon Drop Kid
生国	アメリカ合衆国
生産者	Charles Fipke
馬主	Charles E. Fipke
調教師	Dallas Stewart（アメリカ合衆国）
競走成績
生涯成績	18戦8勝
獲得賞金	$3,486,880
勝ち鞍
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フォーエバーアンブライドルド (Forever Unbridled^[1]) はアメリカ合衆国の競走馬、繁殖牝馬。主な勝ち鞍は2017年のブリーダーズカップ・ディスタフ(GI)、パーソナルエンスンハンデキャップ(GI)、2016年のアップルブロッサムハンデキャップ(GI)、ベルデイムステークス(GI)。

現役時代[編集]

2012年4月24日に誕生。母レモンズフォーエバーは2006年のケンタッキーオークス馬であり、翌年の繁殖セールでチャールズ・フィプケ(Charles E. Fipke)によって250万ドルで落札された。本馬の1歳姉の全姉アンブライドルドフォーエバー(Unbridled Forever)も2015年のG1バレリーナステークス勝ち馬という良血の一族である^[3]。

オーナーブリーダーであるフィプケの所有馬となり、母と同じダラス・スチュワート（英語版）厩舎から2歳（2014年）11月にデビューし、翌月に初勝利を挙げる^[3]^[2]。

3歳時（2015年）はケンタッキーオークスにも出走（11着）したが、目立つ存在ではなかった。しかし、同年末にカムリーステークスを制して初の重賞勝ちを収めると、翌2016年にかけて3連勝でアップルブロッサムハンデキャップを制し、一気にG1馬に上り詰めた。秋にはベルデイムステークスも制してG1・2勝目を挙げ、ブリーダーズカップ・ディスタフでもビホルダー、ソングバードの名牝同士の叩き合いに1馬身1/4差まで食らいついての3着と好走した^[2]。

2017年はパーソナルエンスンハンデキャップで当時14戦13勝のソングバードを破る金星を挙げ、次戦のブリーダーズカップ・ディスタフでも3歳馬エイベルタズマンの追撃を半馬身退けて優勝。同年はG1・2勝を含む3戦無敗の成績でエクリプス賞最優秀古牝馬に選出された^[4]。

2018年は牝馬初の制覇を狙ってドバイワールドカップに参戦。結果はサンダースノーの5着となり^[5]、同レースを最後に現役を引退した^[3]。

競走成績[編集]

以下の内容は、Equibase^[2]の情報に基づく。

出走日	競馬場	競走名	格	距離	着順	騎手	着差	1着（2着）馬
2014.11.09	チャーチルダウンズ	未勝利		ダ6f	2着	R.アルバラード	1馬身3/4	Silverpocketsfull
0000.12.12	フェアグラウンズ	未勝利		ダ8f70yds	1着	B.ヘルナンデスJr.	2馬身1/4	（Purr）
2015.01.17	フェアグラウンズ	シルヴァービュレットデイステークス	L	ダ8f70yds	2着	B.ヘルナンデスJr.	8馬身	I'm a Chatterbox
0000.02.21	フェアグラウンズ	レイチェルアレクサンドラステークス	G3	ダ8.5f	3着	B.ヘルナンデスJr.	2馬身3/4	I'm a Chatterbox
0000.03.28	フェアグラウンズ	フェアグラウンズオークス	G2	ダ8.5f	3着	B.ヘルナンデスJr.	3馬身1/2	I'm a Chatterbox
0000.05.01	チャーチルダウンズ	ケンタッキーオークス	G1	ダ9f	11着	M.スミス	8馬身3/4	Lovely Maria
0000.10.17	キーンランド	レイヴンランステークス	G2	ダ7f	5着	C.ボレル	1馬身3/4	Sarah Sis
0000.11.28	アケダクト	カムリーステークス	G3	ダ9f	1着	J.ヴェラスケス	アタマ	（Carrumba）
2016.01.30	サムヒューストン	ヒューストンレディーズクラシックステークス	G3	ダ8.5f	1着	J.ロサリオ	1馬身3/4	（Cali Star）
0000.04.15	オークローンパーク	アップルブロッサムハンデキャップ	G1	ダ8.5f	1着	J.ヴェラスケス	2馬身1/4	（Streamline）
0000.06.11	ベルモントパーク	オグデンフィップスステークス	G1	ダ8.5f	2着	J.ロサリオ	2馬身1/2	Cavorting
0000.08.27	サラトガ	パーソナルエンスンハンデキャップ	G1	ダ9f	3着	J.ロサリオ	3/4馬身	Cavorting
0000.10.01	ベルモントパーク	ベルデイムステークス	G1	ダ9f	1着	J.ロサリオ	2馬身1/4	（Tiger Ride）
0000.11.04	サンタアニタ	BCディスタフ	G1	ダ9f	3着	J.ロサリオ	1馬身1/4	Beholder
2017.06.17	チャーチルダウンズ	フルールドリスハンデキャップ	G2	ダ9f	1着	J.ロサリオ	1馬身3/4	（Apologynotaccepted）
0000.08.26	サラトガ	パーソナルエンスンハンデキャップ	G1	ダ9f	1着	J.ロサリオ	クビ	（Songbird）
0000.11.03	デルマー	BCディスタフ	G1	ダ9f	1着	J.ヴェラスケス	1/2馬身	（Abel Tasman）
2018.03.31	メイダン	ドバイワールドカップ	G1	ダ10f	5着	J.ヴェラスケス	8馬身	Thunder Snow

繁殖牝馬時代[編集]

ドバイワールドカップ後はフィプケ所有のまま繁殖入りした。初年度の交配相手はメダグリアドーロ^[3]。

血統表[編集]

フォーエバーアンブライドルドの血統			（血統表の出典）^{[§ 1]}
父系	ファピアノ系			^{[§ 2]}
父 Unbridled's Song 1993 芦毛	父の父 Unbridled 1987 鹿毛	Fappiano	Mr. Prospector
			Killaloe
		Gana Facil	Le Fabuleux
			Charedi
	父の母 Trolley Song 1983 芦毛	Caro	*Fortino
			Chambord
		Lucky Spell	Lucky Mel
			Incantation
母 Lemons Forever 2003 栗毛	母の父 Lemon Drop Kid 1996 鹿毛	Kingmambo	Mr. Prospector
			Miesque
		Charming Lassie	Seattle Slew
			Lassie Dear
	母の母 Critikola 1995 栗毛	Tough Critic	Grey Dawn
			In Devotion
		Hola Keats	Keats
			Hello Love
5代内の近親交配	Mr. Prospector4×4＝12.50%			^{[§ 3]}
出典	^ フォーエバーアンブライドルドの血統表. 2019年2月16日閲覧 ^ フォーエバーアンブライドルドの血統表. 2019年2月16日閲覧 ^ フォーエバーアンブライドルドの血統表. 2019年2月16日閲覧

脚注[編集]

注釈[編集]

出典[編集]

^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ ^j ^k Forever Unbridled | Race Record & Form. Racing Post. 2019年2月16日閲覧
^ ^a ^b ^c ^d Horse Profile for Forever Unbridled. Equibase. 2019年2月16日閲覧
^ ^a ^b ^c ^d Jeremy Balan. Forever Unbridled Set for Toughest Test in World Cup. Bloodhorse(March 30, 2018). 2019年2月16日閲覧
^ Unbridled Named Champion Older Dirt Female. Bloodhorse(January 25, 2018). 2019年2月16日閲覧
^ 過去の同競走で5着以内の成績を残した牝馬はトゥザヴィクトリー（2001年・2着）のみであり、これに次ぐ記録である。

外部リンク[編集]

競走馬成績と情報 netkeiba、JBISサーチ、Racing Post

[6] フォーエバーアンブライドルドの血統表. 2019年2月16日閲覧

[7] フォーエバーアンブライドルドの血統表. 2019年2月16日閲覧

[8] フォーエバーアンブライドルドの血統表. 2019年2月16日閲覧

[post-1] ^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ ^j ^k Forever Unbridled | Race Record & Form. Racing Post. 2019年2月16日閲覧

[equibase-2] Horse Profile for Forever Unbridled. Equibase. 2019年2月16日閲覧

[bh2-3] Jeremy Balan. Forever Unbridled Set for Toughest Test in World Cup. Bloodhorse(March 30, 2018). 2019年2月16日閲覧

[bh-4] Unbridled Named Champion Older Dirt Female. Bloodhorse(January 25, 2018). 2019年2月16日閲覧

[5] 過去の同競走で5着以内の成績を残した牝馬はトゥザヴィクトリー（2001年・2着）のみであり、これに次ぐ記録である。

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[4]

[5]

[§ 1]

[§ 2]

[§ 3]