フィルス (2013年の映画)
表示
フィルス | |
---|---|
Filth | |
監督 | ジョン・S・ベアード |
脚本 | ジョン・S・ベアード |
原作 | アーヴィン・ウェルシュ |
製作 | ケン・マーシャル |
製作総指揮 | マーク・ハンセル |
出演者 |
ジェームズ・マカヴォイ ジェイミー・ベル イモージェン・プーツ ジョアンヌ・フロガット |
音楽 | クリント・マンセル |
撮影 | マシュー・ジェンセン |
編集 | マーク・エカーズリー |
製作会社 |
Steel Mill Pictures Logie Pictures Altitude Film Entertainment Egoli Tossell Film Entre Chien et Loup Film i Väst Filmgate Films Maven Pictures |
配給 |
ライオンズゲート アップリンク/パルコ |
公開 |
2013年10月4日 2013年11月16日 |
上映時間 | 97分 |
製作国 | イギリス |
言語 | 英語 |
製作費 | £3,000,000[1] |
興行収入 |
$8,334,411[2] $6,231,007[2] |
『フィルス』(Filth)は、2013年のイギリスの犯罪コメディ映画。ジョン・S・ベアード監督作品。
第6回したまちコメディ映画祭in台東の特別招待作品として、イギリス本国よりも先に、日本で世界最速で公開された。
概要
[編集]トレインスポッティングの原作者であるアーヴィン・ウェルシュの同名小説を映画化したクライム・コメディ作品。 クリスマスのスコットランドを舞台に、日本人留学生殺人事件が起こり、スコットランド警察の刑事ブルース・ロバートソンが捜査の指揮を執ることになり、何でもありのイカれた出世レースがはじまる。この小説の作者であるアーヴィン・ウェルシュも端役で出演したが、編集の段階でカットされた。
ストーリー
[編集]スコットランドの刑事ブルース・ロバートソンの妻キャロルは、夫の昇進を強く望んでいた。そんな年末のクリスマス・シーズンに発生した日本人留学生殺人事件をきっかけに、コカイン中毒のブルースは出世を目論むが、酒やドラッグに溺れ、錯乱状態の彼の素行は次第にエスカレートしていき、事態は一変し、衝撃のクライマックスを迎える。
キャスト
[編集]- ブルース・ロバートソン: ジェームズ・マカヴォイ - エディンバラの刑事。
- レイ・レノックス: ジェイミー・ベル - ブルースの同僚の新人刑事。ヤク中。
- クリフォード・ブレイズ: エディ・マーサン - ブルースのフリーメイソン仲間の公認会計士。金持ちだが気弱。
- アマンダ・ドラモンド: イモージェン・プーツ - ブルースの同僚の女刑事。
- ドギー・ギルマン: ブライアン・マッカーディー - ブルースの同僚刑事。差別主義者。
- ピーター・イングルス: イーモン・エリオット - ブルースの同僚刑事。メトロセクシャル。
- ガス・ベイン: ゲイリー・ルイス - ブルースの同僚のベテラン刑事。頭が少々弱い。
- ボブ・トール: ジョン・セッションズ - ブルースの上司でフリーメイソン仲間。脚本家志望。
- キャロル・ロバートソン: ショーナ・マクドナルド (女優) - ブルースの妻。
- ロッシ医師: ジム・ブロードベント - ブルースのかかりつけの精神科医。
- メアリー: ジョアンヌ・フロガット - 夫を亡くした子持ち女性。
- クリッシー: ケイト・ディッキー - ドギーの妻。ブルースの愛人の1人。
- バンティ: シャーリー・ヘンダーソン - クリフォードの妻。イタズラ電話に悩まされている。
サウンドトラック
[編集]- Robbo’s Theme - クリント・マンセル
- Will You Still Love Me Tomorrow - ザ・シュレルズ
- Love Really Hurts Without You - ビリー・オーシャン
- Silver Lady - デヴィッド・ソウル
- It’s All Over Me - オーティス・ブラックウェル
- Born To Be Wild - ウィルソン・ピケット
- Supermarket Emptiness - クリント・マンセル
- Creep - クリント・マンセル&ココ・サマー
- Dr Love - トム・ジョーンズ
- Mercy - ザ・サード・ディグリー
- Back Door Santa - クラレンス・カーター
評価
[編集]レビュー・アグリゲーターのRotten Tomatoesでは98件のレビューで支持率は66%、平均点は6.20/10となった[3]。Metacriticでは24件のレビューを基に加重平均値が56/100となった[4]。
参考文献
[編集]- ^ Holly Williams (2013年8月10日). “Heads Up: Irvine Welsh's Filth comes to the big screen starring James McAvoy” (英語). The Independent 2014年11月24日閲覧。
- ^ a b “Filth (2014) - International Box Office Results” (英語). Box Office Mojo. 2014年11月24日閲覧。
- ^ "Filth". Rotten Tomatoes (英語). Fandango Media. 2023年4月2日閲覧。
- ^ "Filth" (英語). Metacritic. Red Ventures. 2023年4月2日閲覧。