ヒュルゼーデ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
紋章 地図
(郡の位置)
基本情報
連邦州: ニーダーザクセン州
郡: シャウムブルク郡
ザムトゲマインデ: ザムトゲマインデ・ローデンベルク
緯度経度: 北緯52度15分01秒 東経09度21分45秒 / 北緯52.25028度 東経9.36250度 / 52.25028; 9.36250座標: 北緯52度15分01秒 東経09度21分45秒 / 北緯52.25028度 東経9.36250度 / 52.25028; 9.36250
標高: 海抜 103 m
面積: 15.87 km2
人口:

1,046人(2021年12月31日現在) [1]

人口密度: 66 人/km2
郵便番号: 31867
市外局番: 05043
ナンバープレート: SHG, RI
自治体コード:

03 2 57 017

行政庁舎の住所: Amtsstraße 5
31552 Rodenberg
ウェブサイト: www.rodenberg.de
首長: マーリオン・パシュート (Marion Passuth)
郡内の位置
地図
地図

ヒュルゼーデ (ドイツ語: Hülsede) は、ドイツ連邦共和国ニーダーザクセン州シャウムブルク郡ザムトゲマインデ・ローデンベルクを構成する町村(以下、本項では便宜上「町」と記述する)の一つである。

地理[編集]

位置[編集]

ヒュルゼーデは、ジュンテル山の北斜面、ダイスター=ジュンテル峡谷に位置する。ヒュルゼーダー・バッハ(地元での慣用名はベーケ)が主に同感を敷設された川床を流れて町を横切り、町を出てすぐにローデンベルガー・アウエ川に合流する。

自治体の構成[編集]

この町は、1974年までは独立した町村だった以下の3つの集落からなる。

  • ヒュルゼーデ
  • マインゼン
  • シュマリー

歴史[編集]

町名のヒュルゼーデは、セイヨウヒイラギの一種であるヒュルゼドルンに由来する。この集落は1050年フルダ修道院の資料に記録されている。1310年にはキルヒホーフ、ミッテルミューレ、ホーエ・ホーフの農場が初めて記録された。1450年に建造されたグーツミューレはニーダーザクセン州で最も古い水車の一つである。

ヒュルゼーデはビール醸造権を有していた。カールステン・エッカーマンが最後のブルワリーであった。

ダイスター=ジュンテル峡谷の指物師組合は、この町の家具産業の萌芽であった。

1978年にヴェスターネッゲに NATOの施設が設けられた。

行政[編集]

議会[編集]

この町の議会は11議席からなる。

町長[編集]

この町の町長は、2011年11月9日からマーリオン・パシュート (SPD) が務めている。

文化と見所[編集]

建築[編集]

  • 教区教会の聖エーギディーン教会は15世紀前半に先代の教会跡に建設された。この教会は、その天井画で有名である。
  • ヒュルゼーデの水城はヴェーザー地方に特有のルネサンス様式(ヴェーザールネサンス様式)で1529年から1548年に建造された。
  • グーツミューレはニーダーザクセン州で最も古い水車の一つである。
  • ミッテルミューレは2009年から文化財に指定されている。
ジュンテルブーヒェ

自然文化財[編集]

  • 自然文化財のクリュッペルブーヒェは樹齢約200年のジュンテルブーヒェ(ヨーロッパブナの仲間)である。ヒュルゼーデ近郊のジュンテルにはこの珍しい木が7本ある。
  • ジュンテル周縁部のスキー場ケーエン・ブリングにはランが生育しているため自然文化財に指定され、保護されている。

経済と社会資本[編集]

交通[編集]

最寄りのアウトバーンのインターチェンジは、A2号線ハノーファー - ドルトムント間のラウエナウ・インターチェンジで、約 10 km の距離にある。町の北をバート・ミュンダーからヴンストルフに至る連邦道B442号線が走っている。公共交通は、シャウムブルク交通会社の 2014系、2016系およびザムトゲマインデ・ローデンベルクのマイクロバス路線が運行されている。

経済[編集]

ヒュルゼーデには家具製造の会社が2社ある。

引用[編集]