バリー・ディラー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
バリー・ディラー、2009年9月。Photo by David Shankbone

バリー・ディラー(Barry Diller、1942年2月2日 - )は、アメリカ合衆国実業家パラマウント映画20世紀フォックスの会長兼CEOを歴任、フォックス放送創設に携わるなど、メディア界の大物として知られる。

経歴[編集]

カリフォルニア州サンフランシスコ出身。UCLA中退後、ウィリアム・モリス・エージェンシー勤務を経て、1966年、ABCに入社。1969年には映画部門の責任者として、テレビ映画のレギュラー番組「ABC Movie of the Week」を創設する。

1974年、パラマウント映画の会長兼CEOに就任。「サタデー・ナイト・フィーバー」、「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」、「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」、「ビバリーヒルズ・コップ」など数々のヒット作を生み出す。パラマウント映画時代の部下として、マイケル・アイズナージェフリー・カッツェンバーグなどがいる。

1984年、Fox, Inc.(20世紀フォックスおよびフォックス放送の親会社)の会長&CEOに転じる。20世紀フォックスでも「ダイ・ハード」や「プレデター」などのヒット作を連発するとともに、フォックス放送の創設(1986年)に携わる。しかし、1992年には親会社のニューズ・コーポレーションルパート・マードックと衝突、Foxを去る。

同年、テレビショッピングチャンネル・QVCの経営権を取得、会長に就任。パラマウント映画やCBSの買収を企むが失敗に終わり、大株主のコムキャストにQVCを追われる羽目になる。

1995年、QVCのライバルでTCI(1999年AT&Tと合併、2001年にメディア部門がリバティメディアとして独立)がオーナーのホーム・ショッピング・ネットワーク(HSN)を自らの会社(独立局を運営する「Silver King」)と合併。1997年にはUSAネットワークを買収。同年にはオンラインチケット業者「チケットマスター」を買収、以後数多くのインターネット関連会社を傘下に収める。

2002年、USAネットワークの娯楽部門をヴィヴェンディ・ユニバーサルに売却、会社名を「USA Interactive」(現「IAC/InterActiveCorp」)に変更、自らの事業をショッピング部門に特化する。

外部リンク[編集]