トリバゴ

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トリバゴ
trivago N.V.[1]
Trivago.svg
種類 子会社
市場情報 NASDAQ: TRVG
本社所在地 ドイツの旗 ドイツ
40474
ノルトライン=ヴェストファーレン州 デュッセルドルフ, Bennigsen-Platz 1
北緯51度14分46秒 東経6度46分13秒 / 北緯51.24611度 東経6.77028度 / 51.24611; 6.77028座標: 北緯51度14分46秒 東経6度46分13秒 / 北緯51.24611度 東経6.77028度 / 51.24611; 6.77028
設立 2005年[2]
業種 サービス業
事業内容 ホテル予約のメタサーチ運営
代表者 ロルフ・シュルウムゲンツ、マルテ・シーウァート、ピーター・ヴィネマイヤー[3]
外部リンク trivago.jp
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トリバゴ: trivago)は、国内外の宿泊施設に関する料金比較を扱う、ウェブサイトおよびアプリ

また、trivago N.V.NASDAQ: TRVG)は、ドイツノルトライン=ヴェストファーレン州デュッセルドルフに本社を置く、同サービスの運営企業であり、エクスペディアのグループ企業の一つを構成している[1]

trivago N.V.(運営企業)[編集]

2005年に、ロルフ・シュレームゲンス(Rolf Schrömgens)、マルテ・ジーヴァート(Malte Siewert)、ペーター・フィネマイヤー(Peter Vinnemeier)により共同設立された。2007年にホテル料金を比較するサービスを開始。当初よりスペイン、フランス、イギリスなど海外展開に注力、2013年にアジア・太平洋地域でもビジネスを開始した[2]

2012年12月以降は、オンライン旅行会社エクスペディアの一員となっている[4]。ただしその後も、エクスペディア系列以外のホテル予約サイトを、比較対象に含めている。

2016年7月、エクスペディアはトリバゴのIPOを容認し[5]、同年12月、NASDAQに上場した[6][1]

現在、地域別にローカライズされた51のtrivagoウェブサイトを運営する。各ウェブサイトでは、世界的に広く利用されるホテル予約サイトのほか、各地域内部で影響力を持つホテル予約サイトも、検索表示に含まれるように作られている。

日本では東京西新宿)にオフィス(trivago Japan)が置かれており[7]日本語対応のサービス(trivago.jp)も行われている。

サービス内容[編集]

ホテル料金比較

ユーザーが検索条件(予算、旅行先、旅行のタイプ等)を選択すると、トリバゴの検索ロボットが、ネット上で提供されている料金情報を収集・比較し、選択された条件に合った宿泊プランが自動表示されるシステム。料金情報は各予約サイトの一般的な料金が対象であり、各サイトにおける会員限定割引などは対象外である。

ユーザーが希望の目的地(地名や駅名、商業施設名)を検索バーに入力後、日付を選択することにより検索が行われる。検索結果は料金、目的地からの距離、人気度、ユーザー評価などから絞り込むことができる。部屋タイプやアメニティの有無といった細かな条件で絞り込むことも可能。施設の概要には提供サービス、口コミや写真などが含まれる。ユーザーはこういった情報から興味のある施設を決定し、「予約サイトで確認」をクリックすると、その宿泊プランを提供する予約サイトに転送され、予約を完了することができる。なお、トリバゴと予約サイトの間でクリック単価制[8]を採用しているため、ユーザーは無料でトリバゴのサービスを利用することができる。

trivago Hotel Manager

宿泊施設の運営者がトリバゴ上での情報を管理することができる無料ツール。trivago Hotel Managerは検索結果で上位に表示されるためのコツや、クリック数や予約数に関する統計データなども提供している。

トリバゴコミュニティー

各国にいるコミュニティーメンバーは、施設に関する最新の情報や写真の更新などを随時更新している。

トリバゴホテル料金指数(trivago Hotel Price Index)[9]

各国の主要都市に関するホテルの平均宿泊料金(ダブルルーム1泊)を示した予測データである。毎月プレスリリースとして公表される。

CM[編集]

テレビCMの重視は、CEOが推進する会社の方針となっており、ドイツでは2008年からCM放映を開始した[10]。これはGoogleなどのウェブ広告に過度に依存するのは経営上リスキーであり、またテレビはウェブより認知度の向上に効果的とするとする考え方に基づいている[10]。エクスペディアは買収以降、トリップアドバイザーなど他のメタサーチに対抗する必要から、トリバゴに重点投資する意向を表明した[11]。このため2015年にエクスペディアを上回る量のテレビCMが放映され[12]、2017年には収益の87%をテレビCMを中心とする広告費に投入[13]、旅行サイトのテレビCM広告費としては突出した額となっている[14]

日本では主に、ナタリー・エモンズ主演・ナレーションのCMを放送している。日本人男性ナレーションが起用されている(一部男性俳優の出演などもある)ものもある。

脚注[編集]

  1. ^ a b c 2016年以前はtrivago GmbHとして運営されてきたが、NASDAQ上場を機に、持株会社のtrivago N.V.が設立され、その傘下にtrivago GmbHを置く企業形態に変更された。First Quarter 2017 - Results (PDF)” (英語). trivago N.V.. 2017年7月23日閲覧。
  2. ^ a b トリバゴの歩み”. trivago GmbH. 2015年1月3日閲覧。
  3. ^ 経営陣”. trivago GmbH. 2015年1月3日閲覧。
  4. ^ Expedia to acquire stake in German hotel site” (英語). ロイター (2012年12月21日). 2015年1月3日閲覧。
  5. ^ Expedia Hopes for Trivago IPO Before the End of 2016” (英語). Skift (2016年7月29日). 2016年12月17日閲覧。
  6. ^ Trivago IPO opens at $11.20 after pricing at $11, below its expected range” (英語). CNBC (2016年12月16日). 2016年12月17日閲覧。
  7. ^ 法的事項 - Japan”. trivago. 2017年7月23日閲覧。
  8. ^ A Review of Trivago”. Best Holiday Reviews!. 2015年2月20日閲覧。
  9. ^ July tHPI: Glasgow hotel prices increase by 158% for Commonwealth Games” (2014年7月18日). 2015年2月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年2月20日閲覧。
  10. ^ a b Inside Story of How Trivago Built a Brand One Country at a Time” (英語). Skift (2016年12月7日). 2016年12月17日閲覧。
  11. ^ Trivago Spent $3.7 Million in July to Tweak TripAdvisor Over Reviews” (英語). Skift (2015年7月27日). 2016年3月13日閲覧。
  12. ^ Expedia Brands Dominate TV Ad Spending by Travel Booking Sites in 2015” (英語). Skift (2016年2月25日). 2016年3月13日閲覧。
  13. ^ Trivago Says It Needs to Be the Star of Its Advertising, Not Some Guy” (英語). Skift (2017年5月19日). 2017年7月23日閲覧。
  14. ^ Trivago Is Spending Three Times More Than TripAdvisor on U.S. TV Ads” (英語). Skift (2017年7月6日). 2017年7月23日閲覧。

外部リンク[編集]

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