デイル・チフーリ

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デイル・チフリー(Dale Chihuly, 1941年9月20日 - )はアメリカ合衆国ワシントン州タコマ出身のガラス彫刻家。ウィスコンシン大学マディソン校ワシントン大学ロードアイランド・スクール・オブ・デザインで学ぶ。ロードアイランド・スクール・オブ・デザイン在学中に奨学金を得てムラーノに渡り、ガラス製造を学ぶ。

12にも及ぶ名誉博士号を授与され、全米芸術基金の奨学金を2回受けている。

略歴[編集]

タコマのウッドロウ・ウィルソン高校を卒業。

  • 1976年、イングランド滞在中に正面から来た自動車の事故に巻き込まれ、フロントガラスを突き破り彼は外に飛び出された。ガラスによって顔がひどく損傷し、左目が盲目となった。それまで彼は自らガラスに細工を施していたが、回復後の1979年、ボディサーフィンの事故で肩を脱臼させ、それ以降ガラス吹きパイプを持つことができず、細工を他の人に依頼。2006年のインタビューでは「私はいったん身を引き、見ていることとした」と言い、多くの視点から作品を見ることができ、より速く問題を予想することができたと話した。自分の役割を「ダンサーではなく振付師、選手ではなく監督、俳優ではなくディレクター」と言った。サン・ディエゴ・ユニオン・トリビューンのリポーターであるエリン・グラスは「アーティストとしてだけでなく成功をおさめた企業家であり、シアトル・タイムズによると2004年まで見積もられた売上高は2900万ドルとなる」と記した。

彼のチームはドキュメンタリー番組『チフリー・オーバー・ベニス』として取り上げられた。1998年11月に放送された時、この番組がアメリカ合衆国での最初のHDTV放送となった。またドキュメンタリー番組『チフリー・イン・ザ・ホットショップ』も制作され、2008年11月1日、アメリカン・パブリック・テレビジョンにより公共テレビ局に同時配給された。

  • 2015年8月22日に富山県富山市西町に開館した、富山市ガラス美術館TOYAMAキラリ内)6階のグラス・アート・ガーデンには、デイル・チフーリ の工房「チフーリ・スタジオ」に富山市が制作依頼をし、本人並びにスタッフが来日して手掛けた3作品を含め、同氏の代表的なインスタレーション(空間美術)全5作品が、同美術館のシンボルとして常設展示されている。

ギャラリー[編集]

主なシリーズ作品[編集]

1970年代

  • 「シリンダー」
  • 「バスケット」

1980年代

  • 「シーフォーム」
  • 「マキア」
  • 「ヴェネチアン」
  • 「ペルシャン」

1990年代

  • 「ニイジマ・フロート」
  • 「シャンデリア」

2000年代

  • 「フィオリ」

外部リンク[編集]

参考文献[編集]

「グラス・アート・ガーデン チフーリ・エクスペリエンス GLASS ART GARDEN CHIHULY EXPERIENCE」富山市ガラス美術館