ガンマ関数
に対し、その対数微分

をディガンマ関数と呼ぶ。
ディガンマ関数は、
で一位の極をもち,それらの点を除く全複素平面では解析的になる。
ガンマ関数のワイエルシュトラスの無限乗積表示

を対数微分することで、ディガンマ関数における

という表示を得る。特に
とすれば、次の特殊値

を得る。但し、
はオイラーの定数である。
また、ディガンマ関数は次の漸化式を満たす[2]。

この関係式から、一般に

であり、特に
とすれば、特殊値

が得られる。
ディガンマ関数とその導関数は
で次の級数表示を持つ。


これらの級数は、ガンマ関数のワイエルシュトラスの無限乗積表示

の対数微分から導かれるものである、
また、
でのテイラー展開により、
の領域で次のように級数表示される。

ただし、
はリーマンゼータ関数を表す。
ガンマ関数の相反公式に対し、対数微分をとることで次の関係式が導かれる。

但し、
は余接関数を表す。
のとき、ディガンマ関数は次の漸近展開をもつ。

但し、
はベルヌーイ数である。
- ↑ Abramowitz & Stegun 1965, p. 258, 6.3. Psi (Digamma) Function.
- ↑ 差分作用素
を用いると、これは
となる。つまりディガンマ関数
は
の不定和分のひとつである。