テイク6
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テイク・シックス | |
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基本情報 | |
出身地 |
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ジャンル | ゴスペル, ソウル, R&B |
活動期間 | 1980年 – 現在 |
レーベル | ワーナー・ブラザース・レコード, テイク・シックス, ヘッズ・アップ, シャナキー |
メンバー |
クロード・マックナイト マーク・キブル デイヴィッド・トーマス アルヴィン・チーア ジョーイ・キブル クリスチャン・デントリー |
旧メンバー |
マーヴィン・ウォーレン セドリック・デント |
テイク6 (Take 6) は6人組の男性コーラス・グループ。
メンバー[編集]
2011年現在のメンバーは
- クロード・マックナイト(Claude V. McKnight III クロード V. マクナイト 三世)
- マーク・キブル (Mark Kibble)
- デイヴィッド・トーマス (David Thomas)
- アルヴィン・チーア (Alvin Chea)
- ジョーイ・キブル (Joey Kibble)
- クリスチャン・デントリー(Christchan Dentley)
最初期はマーヴィン・ウォーレン(Mervyn Warren)が参加していたが、マーク・キブルの弟であるジョーイ・キブルと交代。2011年には度々ツアーに参加出来ないでいたセドリック・デント (Cedric Dent)の代替をしていたクリスチャン・デントリーが正式に参加した。
来歴[編集]
1980年にアメリカアラバマ州のクリスチャン学校、オウクウッド・カレッジに在学していたクロード・マックナイトを中心に結成された4人組の「ジェントルメンズ・エステート・カルテット」というグループが元となる。学校のトイレで練習をする事が多く、ある日いつもどおりトイレで練習しているとトイレにいたマーク・キブルが彼らのハーモニーに合わせて歌い、これがきっかけとなりメンバーに加わる。さらにキブルの紹介でマーヴィン・ウォーレンが加わり、6人組となり、グループ名を「アライアンス」とした。学校生活の中メンバーチェンジが幾度もなされ、1986年頃にデイヴィッド・トーマス、セドリック・デント、アルヴィン・チーアが加わり、1987年にテイク6としての形を成した。
彼らはゴスペル音楽を重要視したいという事から、ゴスペル専門のレーベル対象にショーケースを行ったり、デモ・テープを送ったりした。ア・カペラ(無伴奏)で演奏されていた事からもメジャー・レーベルからは興味を示されないと思っていたが、あるとき行ったショーケースで、そのときは招待していなかったワーナー・ブラザース・ナッシュビルのディレクター ジム・エド・ノーマンの目に留まり、その後すぐに契約を果たした。1988年3月にア・カペラで歌われたアルバム、Take 6をリリース。このアルバムはビルボードの「インスピレイショナル・チャート」、「スピリチュアル・チャート」、「ジャズ・チャート」にランクインし、ステラー・アウォーズで「コンテンポラリー・グループによるベスト・パフォーマンス」部門と「ネスト・ニュー・アーティスト」部門を獲得、更にNAACPイメージ・アワードにもノミネート、翌年のグラミー賞にて「ベスト・ソウル・ゴスペル」、「ベスト・ジャズ・パフォーマンス」を獲得、また「ベスト・ニュー・アーティスト」にもノミネートされた。同年に来日公演を果たした。
以後快作を多く出し、1990年、1991年、1992年、1995年、1998年、2003年のグラミー賞も勝ち取った。
1991年にはマーヴィン・ウォーレンがプロデューサーへの道に進む為に脱退、代わりにマーク・キブルの弟、ジョーイ・キブルが参入した。新メンバーを選定の際、クロードの実弟、歌手デビュー前のブライアン・マックナイトも候補に挙げられた。
2005年に自社レーベルTake 6 Recordsを設立し、日本での販売レーベルをエイベックス・グループのレコード会社に移し、Feels Goodを発表。日本先行発売となっている。またこの国内盤にはボーナストラックとして、テレサ・テンの「時の流れに身をまかせ」のカバー・ナンバー、"Flowing With Time" (スバル・アウトバックCMソング) が収録されている。
セドリック・デントはミドルテネシー州立大学にて教授もしており、2004年よりライヴ・ツアーに同行する機会は少なく、代替としてクリスチャン・デントリーが参加。グループは2008年3月にヘッズ・アップと契約、9月にスタンダードをカバーしたアルバムThe Standardsを、2010年には3枚目のクリスマス・アルバムとなるThe Most Wonderful Time of the Yearを発表。これらアルバムでは引き続きセドリックが参加している。2011年5月にセドリックは正式に脱退し、クリスチャンがメンバーとして加入した[1]。2012年にはシャナキーよりOneを発表。
日本では、「筑紫哲也NEWS23」の初期に金曜第2部で放送されていたコーナー「真夜中トーク」のテーマソングにも採用されていた。2001年にはJ-FRIENDSの「ALWAYS (A SONG FOR LOVE)」にコーラスで参加している。
2019年松田聖子のSEIKO JAZZ 2のプロデュースを担当。
ディスコグラフィ[編集]
アルバム[編集]
アルバム名 | 発売年 | レーベル | |
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Take 6 | 1989 | Riprise/Waner Bro. | |
So Much 2 Say | 1990 | Riprise/Waner Bro. | |
He Is Christmas | 1991 | Riprise/Waner Bro. | |
Join the Band | 1994 | Riprise/Waner Bro. | |
Best of Take 6(国内独自企画) | 1995 | Waner Music Japan | |
Brothers | 1996 | Riprise/Waner Bro. | |
So Cool | 1998 | Riprise/Waner Bro. | |
We Wish You a Merry Christmas | 1999 | Riprise/Waner Bro. | |
Greatest Hits | 1999 | Riprise/Waner Bro. | |
Live | 2000 | Riprise/Waner Bro. | |
Beautiful World | 2002 | Riprise/Waner Bro. | |
Feels Good | 2005 | Take 6 | |
The Standards | 2008 | Take 6/Heads Up | |
The Most Wonderful Time of the Year | 2010 | Take 6/Heads Up | |
One | 2012 | Shanachie |
グラミー賞[編集]
"song" or album | year | award | |
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Take 6 | 1989 | Best Soul Gospel Performance by a Duo or Group, Choir or Chorus | |
"Spread Love" | 1989 | Best Jazz Vocal Performance, Duo or Group | |
"The Savior Is Waiting" | 1990 | Best Gospel Vocal Performance by a Duo or Group, Choir or Chorus | |
So Much 2 Say | 1991 | Best Contemporary Soul Gospel Album | |
He Is Christmas | 1992 | Best Jazz Vocal Performance | |
Join the Band | 1995 | Best Contemporary Soul Gospel Album | |
Brothers | 1998 | Best Contemporary Soul Gospel Album | |
"Love's in Need of Love Today" with Stevie Wonder | 2003 | Best R&B Performance by a Duo or Group with Vocal |