タイタンフォール2

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
タイタンフォール2
Titanfall 2
Titanfall 2 – Game logo.svg
ジャンル ファーストパーソン・シューティングゲーム
対応機種 PlayStation 4
Xbox One
Microsoft Windows
開発元 Respawn Entertainment
発売元 エレクトロニック・アーツ
シリーズ タイタンフォールシリーズ
人数 オフライン: 1人
オンライン: 最大16人
メディア BD-ROM
ダウンロード販売
発売日 世界の旗 2016年10月28日
最新版 1.14/ 2017年12月19日[1]
対象年齢 CEROD(17才以上対象)
ESRBM(17歳以上)
PEGI16
USK18(18歳未満提供禁止)
コンテンツ
アイコン
CERO: 暴力
テンプレートを表示

タイタンフォール2』(Titanfall 2)は、Respawn Entertainmentが開発し、エレクトロニック・アーツより2016年10月28日に発売したファーストパーソン・シューティングゲーム[2]。対応プラットフォームはPlayStation 4Xbox OneMicrosoft Windows

概要[編集]

2014年に発売された『タイタンフォール』の続編。時は未来、宇宙の果ての開拓宙域「フロンティア」を舞台に、プレイヤーは7m級の戦闘ロボット「タイタン」のパイロットとして巨大企業IMCと戦う、FPSゲーム。

前作はオンライン対戦のみのゲームだったが、本作では1人プレイ用のキャンペーンモードが追加されている。

ストーリー・設定[編集]

開拓宙域フロンティアへ圧制を敷く巨大企業IMCに反旗を翻した入植民レジスタンス・ミリシア軍は、前作の舞台となった惑星デメテルでの戦いに勝利した事で地球・フロンティア間の兵站ルートを遮断。数年を掛けて宙域の四分の一を開放する事に成功するも、双方の戦いは激化の一途を辿っていた。

そんな中、宙域辺境の惑星タイフォンにIMCの極秘研究施設が存在するという情報が入り、空母ジェームス・マクアランを旗艦とする第9艦隊が投入されるも大規模な迎撃を受け壊滅してしまう。

惑星へと脱出したミリシア軍の一員、ライフルマンのジャックは戦死した上官からタイタンと任務を託され、戦争の趨勢に関わる戦いへ身を投じて出撃する。

キャラクター[編集]

ジャック・クーパー
本作のストーリーモードの主人公。本来はライフルマン(小銃兵)でありタイタンのパイロットではなかったが、成り行きでタイタン「BT-7274」の臨時パイロットとなる。BTの推奨により、惑星タイフォンでの特殊作戦を続行することになる。上司であり、パイロット訓練の師であるラスティモーサを尊敬している。
BT-7274
通称BT(ビーティー)。ミリシア軍のバンガード級タイタン。ある特殊作戦に臨んでいた折に先任のパイロットが戦死した、彼の最期の指示により、クーパーを臨時パイロットとして迎え、作戦を続行することになる。高度なAIを搭載しており、会話によるコミュニケーションを初め、非常に柔軟な自律行動を行う。その仕草は、やや不器用ながらも人間的である。
正式なシャーシ番号(機体番号)は『ブラボー・タンゴ セブン・ツー・セブン・フォー』
タイ・ラスティモーサ
BTの先任パイロットだった、SRS(特殊偵察中隊)所属のタイタンパイロット。
クーパーのタイタンパイロットとしての素質を見抜き、シミュレーションでパイロット訓練を行わせる等目を掛けていた。
キャンペーン序盤で負傷したクーパーを救い単騎奮戦するが、IMCが創設した傭兵部隊「エイペックスプレデターズ」の奇襲を受け敗北した、死の間際クーパーにBTと任務を託した。
サラ・ブリッグス
前作にも登場したミリシア軍指揮官。
SRS特攻兵団の隊長で、自身も真紅に塗装されたバンガード級タイタンを駆る女傑。
クーベン・ブリスク
前作にも登場したIMC指揮官。
今作では傭兵に転職し、精鋭の傭兵部隊『エイペックスプレデターズ』を率い、本人もリージョン級タイタンを操る精鋭タイタンパイロットである。
金の払いさえ良ければ味方を変える、傭兵そのもの。一見冷酷な人物でありながらも、元指揮官だけあってチームの統率力は本物で、部下にはしっかり信頼を置く。また終盤では、彼なりの人間らしさを見せる。
キャンペーンでは戦わないが、彼の指揮する傭兵タイタンパイロット達がチャプターボスとして登場する。
終戦後に傭兵を退位し、『Apex Legends』のコミッショナーに就任した。
ケイン
クーパーと最初に対峙するエイペックスプレデターズ所属のパイロット。スコーチ級に搭乗する。左目が白色化している。
薬物中毒に侵されており、薬物の密売に手を染めている。常にハイで好戦的だが、ミリシアのタイタン数機を余裕で撃破する程の実力者。
アッシュ / アシュレイ・リード博士
エイペックスプレデターズ所属のパイロットで唯一の人造人間。ローニン級タイタン使い。
礼儀正しい性格だが、生物や捕虜されたミリシア兵士を実験台として弄ぶ残酷な性格ももっている。
かつては、人間の女性科学者だったが、実験材料として使用していた燃料資源を同僚たちから強奪する際に殺害され、機械化された。
その後、『エーペックスプレデターズ』に所属し、ジャックと対峙するが、敗れ、破壊された。
スピンオフ作品の『Apex Legends』のシーズン5で、プレイヤーの手で復活される。シーズン9に実装された『アリーナモード』のゲームマスターを担当し、シーズン11で新レジェンドとしてプレイアブルキャラクターとして登場した。同作の90年近く前(フロンティア戦争からおよそ70年ほど前)の時点で人間だったことが判明した。
リヒター
ドイツ語を話すエイペックスプレデターズ所属の副官。
倒した敵兵の耳をちぎり取る趣味をもっている。
使用タイタンはトーン。
バイパー
航空用語を話すエイペックスプレデターズのパイロット。
真面目な性格をもち、クーベンや同僚、部下から厚い信頼を受けている。タイタンを操縦する技能がメンバーの中でもっとも高く、唯一飛行できるタイタン「ノーススター級」を操縦している。
ストーリー後半で、ジャックの前に立ちはだかるが、敗れ、戦死した。
メンバーの中で唯一、ヘルメットを被っているため、素顔を明かしていない。
スピンオフ作品の「Apex Legends」では、娘の『ヴァルキリー(本名:今原 カイリ〈いまはら かいり〉」がAPEXゲームに参戦している。
スローン
エイペックスプレデターズの副リーダー的な立場の女性。ブリスクからの信頼も厚い。
冷酷かつ好戦的な性格で、正に職業軍人とも呼べる人物。ブリスクと同様、金が原動力、しかし思えば意外な一面を見せることも。同じチームのケインやアッシュを信用しておらず、実力のあるバイパーには信頼を置く。
使用タイタンはイオン級。改造により、ローニン級に搭載されているフェイズウィーク機能が使用できる。

タイタン[編集]

本シリーズの代名詞。ロマン溢れる兵器の塊。 今作では武装の変更やカスタマイズが行えなくなった代わりに機体のバリエーションが増加し、アビリティやパイロットによる対タイタン攻撃の多彩化等様々な変更点がある

バンガード級
コピー機が中心だったミリシア軍が開発した初のオリジナルタイタン。キャンペーンのみに登場。
標準的な20ミリチェーンガンを主武装とし、オプションにマルチロックオン可能なミサイルポッドと物理弾丸・ミサイルを受け止め跳ね返すヴォーテックスシールドを装備。
アビリティとしてチェーンガンの威力と攻撃速度を向上させるバーストコアを有している。
攻守走のバランスを高い水準で纏めた高性能機で、他種機体の武装やアビリティへ即座に切り替えられる高い汎用性を有する。
また、搭載されたAIユニットも高性能モデルで、戦闘情報を自己診断し学習・成長する事ができる。
トーン級
前作のアトラス級タイタンを発展させた中量級タイタン。
ロックオンマーキング機能を有する40ミリトラッカーキャノンを主武装とし、マーキングした敵機を追尾するトラッキングロケット、内側からの射撃は通し、外からの攻撃を防ぐ防壁を設置するパーティクルウォール、隠れた敵の位置を探知するソナーロックを搭載する。
アビリティ・サルヴォコアは視線誘導される大量のミサイルを発射するもので、障害物を回り込んで着弾させる事も可能。
一発の威力が高いトラッカーキャノンや追撃のロケットに由来する火力と設置式防壁の防御力で中距離の射撃戦に秀でている。
スコーチ級
前作のオーガ級タイタンを発展させた重量級タイタン。
焼夷グレネード弾で広範囲を燃焼させるテルミットランチャーを主武装とし、地面を伝い前方へ広がる熱衝撃波ファイアウォール、攻防一体のフレイムシールド、燃焼ガス散布弾を射出するインセンダリートラップを装備。
アビリティ・フレイムコアは広範囲化したファイアウォールの放出で視界内を焼き尽くす。
武装・装備共に射程距離は短いが、攻撃範囲と持続ダメージが極めて高い近接戦向けの機体。
ローニン級
前作のストライダー級タイタンを発展させた軽量級タイタン。
レッドウォール3連装ショットガンを主武装とし、防御にも使える対タイタン用ブロードソード、ブロードソードから電撃を帯びた斬撃波を放つショックウェーブ、別次元を通りワープ移動するフェイズダッシュを装備する。
アビリティ・ソードコアはブロードソードの攻撃力とブーストダッシュ性能を大幅に向上させ、重量級タイタンをも圧倒する。
脆さを速度と奇襲で補う一撃離脱に特化した機体で、ブロードソードの広い攻撃範囲と速さからパイロット相手の戦闘能力も高い。
ノーススター級
前作のストライダー級タイタンを発展させた軽量級タイタン。
チャージ時間で威力が上昇するプラズマレールガンを主武装とし、着弾地点で分裂するクラスターロケット、敵機を捕縛するテーザートラップ、ジャンプ位置で機体を固定するホバーを装備する。
アビリティ・フライトコアはホバーしながらロケット弾で空爆するもので、目立つ危険はあるが広範囲を爆撃できる。
ホバーで視界を確保してプラズマレールガンの大威力狙撃を撃ち込む遠距離戦機体だが、カウンターへの脆さも抱える玄人向けの機体でもある。
ブルート級
キャンペーンにのみ登場するノーススター級のバリエーション機。
主武装を単発発射も可能な4連装ロケットランチャー、テーザートラップをヴォーテックスシールドに換装した汎用型機体。
イオン級
前作のアトラス級タイタンを発展させた中量級タイタン。
高威力のエネルギー弾を連射、或いは拡散して発射するスプリッターライフルを主武装とし、超高初速のレーザーショット、ヴォーテックスシールド、地雷を設置するトリップワイヤを装備する。
アビリティ・レーザーコアは機体正面から大出力のレーザーを発射するもので、重量級タイタンでも致命打に成り得る強力な威力を有する。
攻防のバランスがいい汎用機体だが、スプリッターライフルの通常モード以外の武装は単一のジェネレーターに依存しておりシビアなエネルギー管理を求められる。
リージョン級
前作のオーガ級タイタンを発展させた重量級タイタン。
対タイタン用ガトリングガン・プレデターキャノンを主装備とし、弾丸の散布範囲を変更するモードスイッチ、砲身を軸に展開するガンシールド、数十発の弾丸を纏めて発射するパワーショットを装備する。
アビリティ・スマートコアは弾丸にホーミング機能を付与するもので、画面内に捉えた敵を自動でロックオンし、弾丸を叩き込む強力なアビリティ。
遠近両方に対応できる強力な射撃機体だが、武装がプレデターキャノンのみという極端に偏った機体構成をしている。
モナーク級
ヴィンソン・ダイナミクスがミリシアのバンガード級タイタンの残骸を解析して完成されたバンガード級のデッドコピー。
オリジナルと比べて所々パーツが少ない。
主兵装は"XO-16"。リージョンのプレデターキャノンに次ぐ威力と発射レート(秒間12発)を持ち、距離による威力減衰も控えめ。装弾数がレートの割に少ないのが欠点。副兵装に右肩のロケットサルヴォ、左肩のエネルギーサイフォンを装備する。
アビリティ・アップグレードコアは、出撃前にプレイヤーが設定した通りにタイタンが強化される。また、コア発動時にシールドが回復する。
《エネルギーサイフォン》
HPダメージは微弱だが、タイタンシールドの削り効果は高く、着弾した敵に移動阻害・視界妨害効果を付与する。 更に着弾時に自機シールドを回復できる。
《ロケットサルヴォ》
右肩のロケットポッドから無誘導・低弾速のロケット弾を6連射する。ロケットは渦巻くような独特の軌道で飛んでいく。
《再武装》
背部武装コンテナの再展開を行い、「ダッシュ」「エネルギーサイフォン」「ロケットサルヴォ」のクールタイムを省略する。

装備品[編集]

マッチ前に、プレイヤーは自分の装備を予め選択し、マッチ開始時、またはマッチ中に装備を切り替えることができる

戦術アビリティ、武器、軍需品、キットは、選択したものをひとつのセットとして『カスタムパイロット』に保存する。『カスタムパイロット』の内容はマッチ開始後に変更できない。 『タイタン』と『ブースト』は『カスタムパイロット』とは別に設定する。『タイタン』はタイタンごとにキットの設定を保存可能。

戦術アビリティ
プレイヤーが任意で発動する特殊能力。これの選択により戦闘スタイルが大きく異なる。使い方次第で戦いを有利に進めることができる。ただし、一度使用すると再発動に時間を要する。尚、選択によってパイロット自体の見た目も変化する。
・クローク
自身の体を透明化して、相手の視界から姿を眩ます。奇襲や逃走など、幅広く使える。また、キャンペーンで使用できるのもこのアビリティである。
・パルスブレード
クナイのようなものを地面や壁などに突き刺し、突き刺した地点から一定範囲の敵を壁越しでも視認できるようにする、索敵用の能力。
・グラップル
フック付きワイヤーを射出、壁などに突き刺し、ワイヤーを巻き取る力で長距離を移動する。敵兵士やタイタンにも刺せる。
・興奮剤
興奮剤の入った注射を自身に使用することで、体力を即座に回復し、一定時間機動力が増す。
・増幅壁
小型のエネルギー式のバリケードを展開。外側からの攻撃を吸収し、内側からの銃弾を威力を増幅させて通す。
・フェーズシフト
ローニン級タイタンのフェーズダッシュと同等の能力。短時間だけ別次元に転移し、攻撃を一切受けなくなる、いわば無敵状態。
・ホロパイロット
自身と全く同じ姿をしたホログラムを生成し、囮として展開する。相手の注意を引いて攻撃の隙を作る、変則的な能力。
武器
主軸となるメインウェポン、取り回しが良いサブウェポン、タイタンなどの大型兵器に有効な対タイタン兵器の3種類を装備可能で、その全てがオリジナル、もしくは前作からの続投である(実銃は存在しない)。火薬を使うものもあれば、エネルギー弾を飛ばすものまで。また、銃に残弾数を表示するディスプレイがついたものもある。
武器にはカスタマイズ要素として、『MOD』と『サイト』がある。これらは同じ武器を使い込み、その武器のレベルを上げることで解放される。
『MOD』は武器に付けられる追加効果で、弾倉サイズ増加や、取り回しが良くなるもの、特殊能力の再発動を加速させるものなどがある。
『サイト』は武器を構えたときに、狙いを付けやすくするものでFPSではお馴染みの要素。本作のサイトは、近未来が舞台なだけあって、ホログラムが用いられていたり、敵をサイト越しに強調表示するものまである。
軍需品
所謂手榴弾などの投擲物。戦闘では連続で使用できる個数は制限されているが、戦術アビリティ同様、時間経過で再使用が可能になる。扱いが難しいが強力な装備である。
キット
常時発動/条件で自動発動する補助能力。パイロットとタイタンの双方に装着可能で、パイロットの方は全員共通だが、タイタンの方は共通キットに加え、タイタンごとに専用キットが存在する。タイタン用キットについては、そのタイタンの能力を更に引き出すもの、弱点を補うものなど多岐に渡り、装備内容次第でタイタンの運用方法が大きく変わる。
ブースト
満タンになるとタイタンが使用可能になる『タイタンゲージ』が一定量貯まった時に任意で発動できる能力。戦術アビリティに比べると発動機会が少なく、補助能力的な内容が多い。

マルチプレイヤー[編集]

今作のマルチプレイモードでは、他作品と異なり、勝敗が決してもそこで試合終了[3]ではなく、負けた側は撤退戦、勝った側は追撃戦に入る

消耗戦
2チームに分かれてポイントを稼ぐモード
一定ポイントを先取すれば勝利
ポイントを稼ぐ手段は、敵パイロット(プレイヤー)を倒す、敵タイタンを破壊する他、敵ミニオン(歩兵、スペクター、ストーカーなど)を倒すことでも稼げる

用語解説[編集]

フロンティア
ミリシア
IMC
虎大Industry
読みはそのまま『コダイ インダストリー』。
中国系の様な表記で勘違いされがちだが、れっきとした日本企業。バンガード級タイタンもここで作られている。

脚注[編集]

外部リンク[編集]