セリエA (サッカー) 1930-1931

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セリエA
Serie A
シーズン 1930-1931
優勝 ユヴェントス(3回目)
降格 リヴォルノ
レニャーノ
試合数 306
ゴール数 952 (1試合平均3.11)
得点王 イタリアの旗 ロドルフォ・ヴォルク(29得点)

セリエA 1930-1931は、1898年に創設されてから31回目のイタリアサッカーリーグのトップディビジョンであり、1リーグ制で開催された2回目のシーズンである。前年優勝チームはアンブロジアーナ

概要[編集]

1929-1930年シーズンのセリエAからパドヴァクレモネーゼセリエBへ降格し、代わりにカザーレレニャーノがセリエAへ昇格した。ユヴェントス1925-1926年シーズン以来通算3回目のスクデットを獲得した。ローマロドルフォ・ヴォルクが得点王に輝いた。

1930-1931年シーズンのセリエAのクラブ[編集]

チーム名 前年成績 セリエA通算在籍年数
アレッサンドリア 06位 2シーズン連続2回目
アンブロジアーナ 01位 2シーズン連続2回目
ボローニャ 06位 2シーズン連続2回目
ブレシア 09位 2シーズン連続2回目
カザーレ 昇格 1回目
ジェノヴァ1893 02位 2シーズン連続2回目
ユヴェントス 03位 2シーズン連続2回目
ラツィオ 15位 2シーズン連続2回目
レニャーノ 昇格 1回目
リヴォルノ 14位 2シーズン連続2回目
ミラン 11位 2シーズン連続2回目
モデナ 12位 2シーズン連続2回目
ナポリ 05位 2シーズン連続2回目
プロ・パトリア 12位 2シーズン連続2回目
プロ・ヴェルチェッリ 09位 2シーズン連続2回目
ローマ 06位 2シーズン連続2回目
トリノ 04位 2シーズン連続2回目
トリエスティーナ 15位 2シーズン連続2回目

順位表[編集]

チーム 出場権または降格
1 ユヴェントス (C) 34 25 5 4 79 37 +42 55 ミトローパ・カップ 1931に出場
2 ローマ 34 22 7 5 87 31 +56 51
3 ボローニャ 34 21 6 7 81 33 +48 48
4 ジェノヴァ1893 34 22 3 9 58 47 +11 47
5 アンブロジアーナ 34 15 8 11 60 45 +15 38
6 ナポリ 34 18 1 15 54 49 +5 37
7 トリノ 34 14 8 12 52 43 +9 36
8 ラツィオ 34 15 5 14 45 44 +1 35
9 ブレシア 34 13 8 13 51 55 -4 34
10 プロ・ヴェルチェッリ 34 13 7 14 60 60 0 33
10 モデナ 34 14 5 15 61 66 -5 33
12 ミラン 34 12 7 15 48 53 -5 31
13 アレッサンドリア 34 10 6 18 52 67 -15 26
14 トリエスティーナ 34 8 9 17 32 55 -23 25
15 プロ・パトリア 34 8 7 19 37 61 -24 23
16 カザーレ 34 8 5 21 31 64 -33 21
17 リヴォルノ (R) 34 6 8 20 34 71 -37 20 セリエB 1931-1932へ降格
18 レニャーノ (R) 34 6 7 21 30 71 -41 19

出典: Italy 1930/31 - RSSSF(英語), フランコ・チェレッティ『セリエAの20世紀』横山修一郎(訳)、ビクターブックス、2000年3月9日、315頁。 
順位の決定基準: 1. 勝点; 2. 得失点差; 3. 得点数.

脚注[編集]

参考文献[編集]

  • フランコ・チェレッティ『セリエAの20世紀』横山修一郎(訳)、ビクターブックス、2000年3月9日。ISBN 4-89389-163-4  72、315頁。

外部リンク[編集]