セミオートマチックライフル

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M1ガーランド半自動小銃

セミ・オートマチックライフル(semi automatic rifle)の略で、半自動式のライフルのこと。「半自動小銃」とも呼ばれる。

概要[編集]

引き金を一回引くごとに弾薬が一発発射され、同時に弾倉から次弾が送り出されて薬室に装填される。次弾を発射するには、もう一度トリガーを引く必要がある。

フルオートに比べて時間あたりの火力に劣るが、のブレは少ないので命中精度を高めやすい。また、じっくり狙うことで銃弾の浪費を防ぐ効果もある。

構造[編集]

構造は大別すると、発砲時の反動を利用する反動式。同様に発砲に伴って発生する発射ガスを利用したガス圧式の二種がある。両方式内にはブローバックショートリコイルなど、更に細かい分類があるが、本項では省略する。

実のところ、セミオートの銃を作るのは、フルオートよりも難しい。

弾丸が薬室に再装填される際、トリガーが引かれている状態をリセットして、トリガーが引きっぱなしにされていたとしても、内部のメカニズムはあたかもトリガーが引かれていないように振舞わなければならないからで、この状態をリセットするための部品をディスコネクターという。

セミオートの銃では、トリガーとシアーの間にディスコネクターが挟まれ、これによりトリガーを一旦離して再度引かなければ撃鉄が落ちないようにしている。このディスコネクターが単純な仕組みであると、セミオートの銃を、より火力の高いフルオートの銃に改造されてしまうおそれがある。セミオートの銃が許可されている場合であっても、フルオートの銃はより殺傷力が高いとして禁止されている場合が多い。したがってディスコネクターを容易に違法改造できる銃はフルオートの銃と同等に規制されてしまう。このため、銃器メーカーはディスコネクターを容易に改造できないよう工夫を施している。

関連項目[編集]