スーパーシスター (バンド)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search

スーパーシスターSupersister)はオランダプログレッシブ・ロックバンド。

来歴[編集]

  • 1965年
マルコ・ヴロリックが大学の友人であるアーノルド・スラグター、ハーハルト・スミットと共にブラブスを結成。
後にフロライクがロベルト・ヤン・スティップスをスカウトしてバンドに加えた。
  • 1966年
バンド名をQ-プロヴォケイションに改名、後にプロヴォケイションに短縮。
ロン・ファン・エック加入。
  • 1967年
サーシャ・ファン・ヒースト、ロブ・ドウ加入。
ドウはSweet Okay Supersister名義で展開されるサイケデリック・ミュージカル「ハプニング」を組織した。結局イベントは中止となったが、バンドはこのイベント名を短縮したスーパーシスターに改名した。
  • 1969年
年末にスミット、ドウ脱退。残った4人で活動継続。
  • 1970年
1st「Present From Nancy」録音。
  • 1971年
2nd「To The Highest Bidder」録音。
  • 1972年
3rd「Pudding En Gisteren」録音。
  • 1973年
スティップス、エックがフリー・ジャズ、インプロヴィゼーション指向を強め、作曲指向のヒースト、ヴロリックと対立。8月にヒースト、ヴロリックが脱退。
チャーリー・マリアーノ、ハーマン・ファン・ブーエン加入。
4th「Iskander」録音。
  • 1974年
一つのバンドに留まるとセッション活動の妨げになるとの理由から、マリアーノが脱退。残った3人はライブ毎にゲストを招いて活動した。この時期に元ソフト・マシーンのエルトン・ディーンがゲスト参加している。
サーシャ・ファン・ヒーストがSweet Okay Supersister名義でソロ作品「Spiral Staircase」を録音。ここには多数のミュージシャンに混じってスティップス、エックも合流している。
  • 1975年
2月15日に一回限りのライブを行った後に解散。
  • 2000年
スティップス、ヒースト、エック、ヴロリックで再結成。
Progfest 2000に出演。
  • 2001年
新作のレコーディングの予定もあったが、7月29日にヒーストが死亡。解散。
  • 2009年
新たにフルート奏者を加えてNEARfest'09に出演予定であったが、エックが癌のため出演を辞退。
  • 2010年
9月17日にスティップス、ヒースト、エック、ヴロリックのキーボード・トリオ編成でTV番組に出演し2曲を演奏。NEARfest'11にも出演予定であった。
  • 2011年
7月20日にエックが死亡。

メンバーと担当楽器[編集]

ブラブス(The Blubs) 1965年[編集]

  • マルコ・ヴロリック(Marco Vrolijk) - drums
  • アーノルド・スラグター(Arnold Slagter) - tea chest bass
  • ハーハルト・スミット(Gerhard Smit) - guitar/clarinet/vocal
  • ロベルト・ヤン・スティップス(Robert Jan Stips) - piano/vocal/harmonica


マルコ・ヴロリックが大学の友人であるアーノルド・スラグター、ハーハルト・スミットと共にブラブスを結成。 後にヴロリックがロベルト・ヤン・スティップスをスカウトしてバンドに加えた。

Q-プロヴォケイション(Q-Provocation)→プロヴォケイション(Provocation) 第1期 1966年[編集]

  • ロベルト・ヤン・スティップス(Robert Jan Stips) - organ/piano/vocal
  • ハーハルト・スミット(Gerhard Smit) - guitar/clarinet/vocal
  • セオ・ナイエンホイス(Theo Nijenhuis) - guitar
  • アーノルド・スラグター(Arnold Slagter) - tea chest bass
  • マルコ・ヴロリック(Marco Vrolijk) - drums


バンド名をQ-プロヴォケイションに改名、後にプロヴォケイションに短縮。

プロヴォケイション(Provocation) 第2期 1966年末[編集]

  • ロベルト・ヤン・スティップス(Robert Jan Stips) - organ/piano/vocal
  • ハーハルト・スミット(Gerhard Smit) - guitar/clarinet/vocal
  • セオ・ナイエンホイス(Theo Nijenhuis) - guitar
  • ロン・ファン・エック(Ron Van Eck) - bass guitar
  • マルコ・ヴロリック(Marco Vrolijk) - drums

プロヴォケイション(Provocation) 第3期 1967年[編集]

  • ロベルト・ヤン・スティップス(Robert Jan Stips) - organ/piano/vocal
  • ハーハルト・スミット(Gerhard Smit) - guitar/clarinet/vocal
  • サーシャ・ファン・ヒースト(Sacha Van Geest) - flute
  • ロブ・ドウ(Rob Douw) - trumpet/vocal/toy
  • ロン・ファン・エック(Ron Van Eck) - bass guitar
  • マルコ・ヴロリック(Marco Vrolijk) - drums

第1期 1967年~1969年末[編集]

  • ロベルト・ヤン・スティップス(Robert Jan Stips) - organ/piano/vocal
  • ハーハルト・スミット(Gerhard Smit) - guitar/clarinet/vocal
  • サーシャ・ファン・ヒースト(Sacha Van Geest) - flute
  • ロブ・ドウ(Rob Douw) - trumpet/vocal/toy
  • ロン・ファン・エック(Ron Van Eck) - bass guitar
  • マルコ・ヴロリック(Marco Vrolijk) - drums


ロブ・ドウはSweet Okay Supersister名義で展開されるサイケデリック・ミュージカル「ハプニング」を組織した。結局イベントは中止となったが、バンドはこのイベント名を短縮したスーパーシスターに改名した。

第2期 1969年末~1973年8月[編集]

  • ロベルト・ヤン・スティップス(Robert Jan Stips) - organ/electric piano/piano/lead vocal/vibraphone
  • サーシャ・ファン・ヒースト(Sacha Van Geest) - flute/vocal/sax(3rd)
  • ロン・ファン・エック(Ron Van Eck) - bass guitar/guitar(3rd)
  • マルコ・ヴロリック(Marco Vrolijk) - drums/percussion/vocal

+

  • ハーハルト・スミット(Gerhard Smit) - guitar/vocal(ゲスト/1st)


デビュー・シングル「She Was Naked / Spiral Staircase 」録音。
1st「Present From Nancy」、2nd「To The Highest Bidder」、3rd「Pudding En Gisteren」録音。

第3期 1973年10月~1974年初頭[編集]

  • ロベルト・ヤン・スティップス(Robert Jan Stips) - organ/electric piano/piano/vocal/vibraphone
  • ロン・ファン・エック(Ron Van Eck) - bass guitar
  • チャーリー・マリアーノ(Charlie Mariano) - sax/flute/bass clarinet/nathasuaram
  • ハーマン・ファン・ブーエン(Herman Van Boeyen) - drums

+

  • ピエール・モエルラン(Pierre Moerlin) - marimba/percussion(ゲスト/3rd)
  • サーシャ・ファン・ヒースト(Sacha Van Geest) - flute(ゲスト/3rd)


4th「Iskander」録音。

第4期 1974年[編集]

  • ロベルト・ヤン・スティップス(Robert Jan Stips) - organ/electric piano/piano/vocal/vibraphone
  • ロン・ファン・エック(Ron Van Eck) - bass guitar
  • ハーマン・ファン・ブーエン(Herman Van Boeyen) - drums

+

  • エルトン・ディーン(Elton Dean) - sax(ゲスト/ライヴ)
  • ジョン・スキルスマ(John Schuursma) - guitar(ゲスト/ライヴ)
  • ロブ・クロイスマン(Rob Kruisman) - sax(ゲスト/ライヴ)
  • フレッド・レーフラング(Fred Leeflang) - sax(ゲスト/ライヴ)

第5期-1(Sweet Okay Supersister) 1974年[編集]

  • サーシャ・ファン・ヒースト(Sacha Van Geest) - flute/sax/lead vocal/percussion
  • ロベルト・ヤン・スティップス(Robert Jan Stips) - organ/piano/keyboard/vocal

+

  • ヤン・ホレステル(Jan Hollestelle) - bass guitar/double bass
  • ロン・ファン・エック(Ron Van Eck) - bass guitar
  • ミーン・ファン・デ・フーフェル(Mien Van De Heuvel) - mandolin
  • アネク・ファン・ダー・ステー(Anneke Van Der Stee) - mandolin
  • ヨセー・ファン・イールゼル(Josée Van Iersel) - chorus
  • インゲ・ファン・イールゼル(Inge Van Iersel) - chorus
  • ドリーン・ファン・ダー・ファルク(Dorien Van Der Valk) - chorus
  • ロス・アレグレス(Los Alegres) - steeldrum
  • バートゥス・ボルヘルス(Bertus Borgers) - sax
  • ディック・デ・ヨング(Dick De Jong) - bagpipe
  • ミスター・デ・ウルフ(Mr. De Wolf) - horn
  • マーティン・ファン・ワイク(Martin Van Wijk) - guitar
  • ヤン・デ・ホント(Jan De Hond) - guitar(on "Sylvers Song")
  • ルイス・デバイ(Louis Debij) - drums
  • シーザー・ゾイダーワイク(Cesar Zuiderwijk) - drums(on "Sylvers Song")


5th「Spiral Staircase」録音。

5thはサーシャ・ファン・ヒーストのソロ作品をSweet Okay Supersister名義で録音した作品である。

ここではロベルト・ヤン・スティップス、ロン・ファン・エックも合流し、初期スーパーシスターに通ずるユーモア溢れる世界を展開している。

第5期-2(Sweet Okay Supersister) 1975年[編集]

  • サーシャ・ファン・ヒースト(Sacha Van Geest) - flute/sax/lead vocal/percussion
  • ロベルト・ヤン・スティップス(Robert Jan Stips) - organ/piano/keyboard/vocal

+

  • ロン・ファン・エック(Ron Van Eck) - bass guitar
  • ハーマン・デイヌム(Herman Deinum) - bass guitar
  • セース・ファン・レーウェン(Cees Van Leeuwen) - bass guitar
  • ミーン・ファン・デ・フーフェル(Mien Van De Heuvel) - mandolin
  • アネク・ファン・ダー・ステー(Anneke Van Der Stee) - mandolin
  • ヨセー・ファン・イールゼル(Josée Van Iersel) - chorus
  • インゲ・ファン・イールゼル(Inge Van Iersel) - chorus
  • ドリーン・ファン・ダー・ファルク(Dorien Van Der Valk) - chorus
  • ロス・アレグレス(Los Alegres) - steeldrum
  • バートゥス・ボルヘルス(Bertus Borgers) - sax
  • チャーリー・マリアーノ(Charlie Mariano) - sax
  • ジョージ・クーイマンス(George Kooymans) - guitar
  • シーザー・ゾイダーワイク(Cesar Zuiderwijk) - drums/percussion
  • ハーマン・ファン・ブーエン(Herman Van Boeyen) - percussion
  • ハンス・ラファイル(Hans Lafaille)-drums


2月15日に一回限りのライブを行った。

第6期(再結成第2期) 2000年~2001年[編集]

  • ロベルト・ヤン・スティップス(Robert Jan Stips) - organ/piano/keyboard/lead vocal
  • サーシャ・ファン・ヒースト(Sacha Van Geest) - flute/vocal/sax
  • ロン・ファン・エック(Ron Van Eck) - bass guitar
  • マルコ・ヴロリック(Marco Vrolijk) - drums


ライブ「Supersisterious」録音。


第7期 2010年9月[編集]

  • ロベルト・ヤン・スティップス(Robert Jan Stips) - organ/piano/keyboard/lead vocal
  • ロン・ファン・エック(Ron Van Eck) - bass guitar
  • マルコ・ヴロリック(Marco Vrolijk) - drums


9月17日にTV番組に出演し2曲を演奏。

ディスコグラフィー[編集]

スタジオ・アルバム[編集]

  • Present From Nancy (1970年 第2期)
  • To The Highest Bidder (1971年 第2期)
  • Pudding En Gisteren (1972年 第2期)
  • Iskander (1973年 第3期)
  • Spiral Staircase (1974年 第5期-1 Sweet Okay Supersister名義)

ライブ・アルバム[編集]

  • Supersisterious (2001年(2000年録音) 第6期)

コンピレーション[編集]

  • Superstarshine Vol.3 (1973年 第2期)
アルバム未収録シングル、ライブ音源をまとめた作品
  • .M.A.N. Memories Are New (2000年 第1期~第2期)
第1期のデモ音源、第2期のライブ、1971年にオーケストラと録音した未発表音源をまとめた作品

シングル[編集]

  • She Was Naked / Spiral Staircase (1970年 第2期)
  • Fancy Nancy / Gonna Take Easy (1970年 第2期)
  • A Girl Named You (single version) / Missing Link (1971年 第2期)
  • No Tree Will Grow (single version) / The Groupies Of The Band (1971年 第2期)
  • Radio / Dead Dog (1972年 第2期)
  • Wow (single version) / Drs. D (1973年 第2期)
  • Bagoas (single version) / Memories Are New (1973 version) (1973年 第3期)
  • Coconut Woman / Here Comes The Doctor (1974年 第5期-1 Sweet Okay Supersister Featuring Los Alegres名義)

オムニバス[編集]

  • Progfest 2000 (2001年 “Judy Goes on Holiday ”で参加 第6期)

映像作品[編集]

  • Sweet OK Supersister Live At The Paradiso , Amsterdam 2000 (2001年 第6期)
ライブ「Supersisterious」の映像版、ボーナス・ディスクに第2期のライブ映像を含むドキュメンタリー、前身バンドThe BlubsProvocationから第1期~第4期までのフォト・ギャララリーを収録している。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]