ストルボヴォイ島

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ストルボヴォイ島
現地名:
Столбовой остров
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ストルボヴォイ島
ストルボヴォイ島の位置(ノヴォシビルスク諸島内)
ストルボヴォイ島
ストルボヴォイ島
ストルボヴォイ島の位置
ストルボヴォイ島の位置(サハ共和国内)
ストルボヴォイ島
ストルボヴォイ島
ストルボヴォイ島 (サハ共和国)
ストルボヴォイ島の位置(極東連邦管区内)
ストルボヴォイ島
ストルボヴォイ島
ストルボヴォイ島 (極東連邦管区)
ストルボヴォイ島の位置(ロシア内)
ストルボヴォイ島
ストルボヴォイ島
ストルボヴォイ島 (ロシア)
地理
場所 ラプテフ海
座標 北緯74度04分15秒 東経135度59分30秒 / 北緯74.07083度 東経135.99167度 / 74.07083; 135.99167座標: 北緯74度04分15秒 東経135度59分30秒 / 北緯74.07083度 東経135.99167度 / 74.07083; 135.99167
面積 170 km2 (66 sq mi)
長さ 46.7 km (29.02 mi)
10.3 km (6.4 mi)
最高標高 222 m (728 ft)
行政
連邦管区 極東連邦管区
共和国 サハ共和国の旗 サハ共和国(ヤクート共和国)
人口統計
人口 0人
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ストルボヴォイ島(ストルボヴォイとう、: Столбовой остров)は、ラプテフ海東部のノヴォシビルスク諸島の南西部に存在する細長い形状をしたである。 シベリア海岸から184キロメートルコテリヌイ島の南西100キロメートルに位置している。ノヴォシビルスク諸島の一部であるリャーホフスキー諸島に属しているものの、ノヴォシビルスク諸島の他の島々のグループからは離れた位置にある。

歴史[編集]

ロシアの伝承によれば、1690年ボヤールのマキシム・ムホプレフが島を訪れ、以前島にいたロシア人の船乗りのと多くの十字架を発見したという[1]。ストルボヴォイ島は、1800年ヤコフ・サンニコフによって初めて地図に記載された。ソビエト連邦時代には島の北西部の海岸に気象観測所が存在し、2012年には、全地球航法衛星システムであるGLONASSの監視施設が同じ場所に設置された[2]。現在、島はロシア連邦のサハ共和国に属している。

地理と気候[編集]

ストルボヴォイ島は、長さ47キロメートル、最大幅10キロメートル、面積は約170平方キロメートルである。島の最北端はロシアの探検家エドゥアルト・フォン・トルを記念して、トル岬と名付けられている。島の北西には長さ5キロメートルの湖が存在し、狭い砂州によって海から隔てられている。また、島の中央部を横断し、北へ流れる長さ13キロメートルのストルボヴォイ川がある[3]

ストルボヴォイ島の最高地点は標高222メートルである。島には15から70メートルの高さの岩のがあり、浜辺へと下る低い場所の起伏は、階段状の岩で覆われた地形に支配されている。

この地域の気候は非常に厳しく、長く厳しいが続く。そのため、ストルボヴォイ島周辺のラプテフ海は、一年のほとんどの期間を通してに覆われている。

地質[編集]

ジュラ紀後期から白亜紀前期にかけて堆積し、地殻変動の影響により変形した堆積岩が島を形成している。これらのタービダイト海洋二枚貝化石を含み、シルト岩粘土質岩英語版が交互に周期的に積み重なった層と、荒い粒子の砂岩の層から成り立っている。これらの岩は向斜構造と衝上断層を形成し、小規模な石英閃緑岩岩脈が存在している[4][5]

植生[編集]

隠花植物草本がストルボヴォイ島の荒地植生のほとんどにわたって広がっている。散在している草本、地衣類蘚類苔類が、乾燥地から湿地までの荒地の風景を特徴づけている。スゲ亜灌木泥炭地は通常存在しない。 これらの植物はまばらで(2%から40%を占める)、丈の低い植物が地表を覆っている。これらの植物は粗粒の、しばしば石灰質の堆積物の上でよく育っている[6]

ギャラリー[編集]

海岸沿いの崖
奇妙な構造をした崖の様子
ストルボヴォイ島の地図

脚注[編集]

  1. ^ Магидович В. И., Магидович И. П. Очерки по истории географических открытий. т. 3. М., 1984. С. 215
  2. ^ Северный морской путь оснащается современными приборами навигации ИА SakhaNews. (2012年9月20日). 2019年10月6日閲覧。
  3. ^ Река Столбовая”. Государственный водный реестр. 2019年10月6日閲覧。
  4. ^ Kos’ko, M.K., B.G. Lopatin, and V.G. Ganelin, 1990, Major geological features of the islands of the East Siberian and Chukchi Seas and the Northern Coast of Chukotka. Marine Geology. vol. 93, pp. 349–367.
  5. ^ Fujita, K., and D.B. Cook, 1990, The Arctic continental margin of eastern Siberia, in A. Grantz, L. Johnson, and J. F. Sweeney, eds., pp. 289-304, The Arctic Ocean Region. Geology of North America, vol L, Geological Society of America, Boulder, Colorado.
  6. ^ *CAVM Team, 2003, Circumpolar Arctic Vegetation Map. Scale 1:7,500,000. Conservation of Arctic Flora and Fauna (CAFF) Map No. 1. U.S. Fish and Wildlife Service, Anchorage, Alaska.