スティーブン・ビーガン

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スティーブン・ビーガン

スティーブン・ビーガン英語: Stephen Biegun1963年 - )は、アメリカ合衆国外交官2019年現在、ドナルド・トランプ政権下でアメリカの北朝鮮政策特別代表。対北朝鮮との窓口で実務担当を担う。

経歴[編集]

北朝鮮担当特別代表就任まで[編集]

ホワイトハウス国家安全保障会議の上級スタッフを経て、フォード自動車へ入社[1]。フォードでは副社長として政府関連の業務を担っていたが、29人いる取締役格副社長やボード・メンバー(役員など)の下の、いわゆるヒラの副社長32人のうちの1人にすぎず、知名度はジョン・ボルトンが大統領補佐官に決まる際の候補に挙がった程度であり、2018年8月23日マイク・ポンペオ国務長官がビーガンの北朝鮮担当特別代表就任を発表するまで、国際的には無名に近い存在であった[2][3]

2019年2月米朝首脳会談まで[編集]

2018年10月20日、ビーガンはワシントンで、訪米した韓国の李度勲朝鮮半島平和交渉本部長(韓半島平和交渉本部長朝鮮語版)と会談。韓国と北朝鮮との関係改善は、朝鮮半島の非核化と足並みをそろえるべきで、融和だけを先行させてはならないとの考えを示し[4]開城工業団地の再開など北朝鮮の経済制裁緩和を引き出そうとする韓国側を牽制した。

2019年1月21日スウェーデンで開催された韓国(李度勲)、北朝鮮崔善姫)との3か国による実務者協議に出席[5]

2019年2月6日-8日、訪朝して金革哲と会談。米朝首脳会談開催に向けた実務調整を行った後、帰国途中、ソウルに立ち寄り韓国の李度勲、日本の金杉憲治と訪朝の成果について会談した[6]。金革哲とは、首脳会談の準備のためベトナムを訪問した2月21日-26日にも実務交渉を行っている[7]

2019年2月26日-27日に行われた米朝首脳会談は、合意を得ることなく終了した。

2019年2月米朝首脳会談後[編集]

2019年3月5日、ワシントンで訪米した韓国の李度勲、日本の金杉憲治と首脳会談後の状況について3か国協議を行った[8]

関連項目[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 米の北朝鮮担当にビーガン氏就任”. 朝日新聞デジタル (2018年8月24日). 2019年3月6日閲覧。
  2. ^ あの熱狂から2か月半…北朝鮮“非核化”はイマ?国務長官 突然の訪朝中止のなぜ” (2018年8月27日). 2019年3月16日閲覧。
  3. ^ 米国務長官、来週北朝鮮訪問へ フォード副社長を特使に任命” (2018年8月24日). 2019年3月16日閲覧。
  4. ^ 米、南北関係改善と非核化の「並行」主張 韓国と作業部会” (2018年10月21日). 2019年3月16日閲覧。
  5. ^ 南北朝鮮と米国、ストックホルム近郊で「建設的」協議を終了”. ロイター通信 (2019年1月22日). 2019年3月15日閲覧。
  6. ^ 米朝実務者、月内に再協議 首脳再会談へ調整大詰め”. 日本経済新聞 (2019年2月9日). 2019年3月15日閲覧。
  7. ^ 「金正恩氏、トップダウンと制裁緩和にこだわったことが自滅招いた」”. 中央日報 (2019年3月15日). 2019年3月16日閲覧。
  8. ^ 韓日高官 米朝首脳会談後の対応策協議”. 聯合ニュース (2019年3月15日). 2019年3月15日閲覧。