スコット・ジョンソン

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スコット・ジョンソン
Scott Johnson
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
職業 作曲家
公式サイト www.scottjohnsoncomposer.com

スコット・ジョンソンScott Johnson、1952年 - )は、音楽のメロディに、録音されたスピーチを使用した先駆者として知られるアメリカ人の作曲家。2006年のグッゲンハイム・フェローシップ受賞者である[1]

ジョン・サムバディ[編集]

エレクトリック・ギターと録音されたスピーチのための1982年の作品『John Somebody』は、トーンの調和で囲まれたスピーチ・メロディを収めた初期の一例である。それは下記のフレーズのヴァリエーションを繰り返す独身女性の声による有名なテープループにちなんで名づけられた。

「あなたはニューヨークに誰がいるか知っていますか?」
「あなたはあの男のことを覚えてますよね……ジ、ジョン、誰か?」
「彼は……でした……ある種の……でした」

ジョンソンの初期作品は、デジタル音楽編集が登場するよりもずっと以前に作成された。このようなテープループを作成するには、ループさせるための長い磁気テープを実際に切り貼りすることを意味し、プレーヤーを通過させて目的のテープにダビングしている。

『イッツ・ゴナ・レイン』(1965年)や『カム・アウト』(1966年)を含む、スティーヴ・ライヒによるミニマル・ミュージックの力作は、話し言葉とテープループを使って音楽を制作するスコット・ジョンソンの作曲にとって非常に重要なものであった[2]

その他の作品[編集]

ジョンソンはまた、アメリカ特有の民俗音楽と芸術音楽の伝統を彼ならではのやり方で交差させたり、コンサート作品でエレクトリック・ギターを利用したり、弦楽四重奏などの芸術音楽ジャンルにポピュラー音楽構造を適応させることで知られている。

ジョンソンは、クロノス・クァルテット(アルバム『ショート・ストーリーズ』)やセントポール室内管弦楽団を含むアーティストたちにより広く作曲を依頼されてきた。ニューヨーク在住。

ディスコグラフィ[編集]

アルバム[編集]

  • John Somebody (1986年)
  • Patty Hearst (Original Motion Picture Soundtrack) (1988年)
  • 『ロック、ペイパー、シザーズ』 - Rock/Paper/Scissors (1997年)
  • Americans (2010年)
  • Mind Out Of Matter (2018年)

作品提供アルバム[編集]

  • クロノス・クァルテット: 『ショート・ストーリーズ』 - Short Stories (1993年) ※「Soliloquy (『How It Happens』より)」収録
  • クロノス・クァルテット: 『紫のけむり - クロノス スーパー・ベスト!』 - Released/Unreleased 1985-1995 (1995年) ※「It Raged (『How It Happens』より)」収録
  • クロノス・クァルテット: 『吠える! ≪アメリカン・ヴォイス≫』 - Howl U.S.A. (1996年) ※「Cold War Suite (『How It Happens』より)」収録
  • Dora Ohrenstein: Urban Diva (2007年) ※「Confetti Of Flesh (I Am New York City)」収録
  • Anderson/Fader Duo: Le Cirque (2013年) ※「Bowery Haunt」収録

参考[編集]

脚注・出典[編集]

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  1. ^ Guggenheim Foundation 2006 Fellows”. John Simon Guggenheim Foundation (2006年). 2008年10月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年11月10日閲覧。
  2. ^ Keith Potter, Four Musical Minimalists: La Monte Young, Terry Riley, Steve Reich, Philip Glass, 2000, Cambridge University Press, p247, 0-521-01501-4.

外部リンク[編集]