ジェニファー・グランホルム
ジェニファー・グランホルム Jennifer Granholm | |
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![]() 2010年 | |
生年月日 | 1959年2月5日(61歳) |
出生地 |
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出身校 |
カリフォルニア大学バークレー校 ハーバード大学 |
現職 | 弁護士 |
所属政党 | 民主党 |
配偶者 | ダニエル・マルハーン |
子女 | 3人 |
サイン |
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公式サイト | Governor Jennifer Granholm |
在任期間 | 2003年1月1日 - 2011年1月1日 |
副知事 | ジョン・D・チェリー |
在任期間 | 1999年1月1日 - 2003年1月1日 |
州知事 | ジョン・エングラー |
ジェニファー・マルハーン・グランホルム(英語: Jennifer Mulhern Granholm、1959年2月5日 - )は、アメリカ合衆国の政治家。2003年1月1日にミシガン州初の女性知事に就任し、2006年の再選を経て2期8年を務め上げた。2011年1月1日に任期を終え、共和党のリック・スナイダーに知事の座を引き継いだ。2021年1月発足予定のジョー・バイデン政権におけるエネルギー長官に指名されている[1]。
来歴[編集]
1959年2月5日にカナダのバンクーバーでスウェーデン系の移民の家庭に誕生する。21歳でアメリカ合衆国に帰化した。カリフォルニア大学バークレー校で政治とフランス語を学んだ後にハーバード・ロー・スクールで博士課程を修める。その後、アメリカ合衆国連邦第六控訴裁判所、デトロイト東部地区連邦検事、ミシガン州ウェイン・カウンティ市の法務顧問を務めた後、1998年に女性初のミシガン州司法長官となった。2002年の州知事選挙で当選し、2003年に同州初の女性知事として就任、2006年にも有効投票数の56パーセントを得て再任された。
政策と実績[編集]
在任中に州財政の40億ドルに上る予算不足問題を解消。また、自動車業界の不振に悩む同州で、新規雇用・インフラ促進・労働者の高度技術訓練の実施を掲げた。自動車工場の跡地を利用したテックタウンや企業家養成学校「ビズダム・ユー」等の試みはこの政策方針がもたらした一定の成果といえる。また、新規事業の創出を狙いバイオ・新エネルギー産業にも注力しており、2008年には2015年までに総量の10パーセントを新エネルギーで賄う法案を可決させている。
州知事在任中に2度訪日している。
知事退任後[編集]
2012年1月からカレントTVというTV局の政治分析番組"War Room"のキャスターに就任した。しかし、2013年1月にアルジャジーラによるカレントTVの買収が明らかになると、"War Room"を降りることを発表して番組を去った[2]。
2020年12月17日、ジョー・バイデン次期大統領より新政権におけるエネルギー長官に指名された[1]。就任には上院での承認が必要である。
脚注[編集]
- ^ a b “米環境保護局長官にリーガン氏 バイデン次期大統領指名”. 日本経済新聞. (2020年12月18日) 2020年12月19日閲覧。
- ^ Paul Egan (2013年1月3日). “Former Michigan governor Granholm leaving Current TV”. Detroit Free Press. 2013年4月7日閲覧。
外部リンク[編集]
- ジェニファー・グランホルム (@jengranholm) - Twitter
- 日経ビジネスとのインタビュー
公職 | ||
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先代: フランク・ケレイ |
ミシガン州司法長官 1999年1月1日-2003年1月1日 |
次代: ベティ・アイルランド |
先代: ジョン・イングラー |
ミシガン州知事 2003年1月1日- 2011年1月1日 |
次代: リック・スナイダー |