シルヴァノ
シルヴァノ | |||||||||||||||
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欧字表記 | Silvano | ||||||||||||||
品種 | サラブレッド | ||||||||||||||
性別 | 牡 | ||||||||||||||
毛色 | 鹿毛 | ||||||||||||||
生誕 | 1996年3月22日 | ||||||||||||||
死没 | 2021年8月(25歳没) | ||||||||||||||
父 | Lomitas | ||||||||||||||
母 | Spirit of Eagles | ||||||||||||||
母の父 | Beau's Eagle | ||||||||||||||
生国 |
ドイツ (ニーダーザクセン州) | ||||||||||||||
生産者 | フェアホフ牧場 | ||||||||||||||
馬主 | フェアホフ牧場 | ||||||||||||||
調教師 | アンドレアス・ウォーラー(ドイツ) | ||||||||||||||
競走成績 | |||||||||||||||
生涯成績 |
18戦7勝(総合) 9戦4勝(ドイツ) 9戦3勝(ドイツ国外) | ||||||||||||||
獲得賞金 |
41万7700マルク(ドイツ) 603万香港ドル(香港) 90万ドル(アメリカ) 11万オーストラリア・ドル(オーストラリア) 66万7200シンガポールドル(シンガポール) | ||||||||||||||
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シルヴァノ(Silvano、星運來)とはドイツで生産された競走馬および種牡馬である。シルヴァーノと表記される場合もある。ドイツ、香港、シンガポール、アラブ首長国連邦、アメリカ合衆国、オーストラリアの6ヶ国の競馬場で走り、ドイツ調教馬として初めてアメリカ合衆国のG1競走に勝利した。主戦騎手はアンドレアス・スボリッチが務め、11戦で4勝しそのうちG1競走を2勝している。2001年ドイツ年度代表馬。
経歴
[編集]1998年(2歳) - 2000年(4歳)
[編集]競走馬デビューは2歳時で、デビュー戦で初勝利を挙げた。その後休養をはさみ3歳春に3戦して2勝(うち重賞競走1勝)し、ドイチェスダービーとドイツ賞に出走したがそれぞれ4着で、G1戦線ではあと一歩という成績だった。
休養後古馬となり、ドイツ国内の重賞戦線で2着、1着、3着と安定した走りをみせ、再度休養をはさみ12月には国外遠征を行い香港ヴァーズに出走したが5着だった。
2001年(5歳)
[編集]この年は各国の競走を走り、3月のシンガポールカップ、4月のクイーンエリザベス2世カップ、8月のアーリントンミリオン[1]の3つの競走を制し、3月のドバイシーマクラシックではステイゴールドとファンタスティックライトに続く3着、8月のマンノウォーステークスでもウイズアンティシペイションの2着になるなど各国のG1戦線で活躍し、この年のドイツの年度代表馬に選ばれている。12月の香港カップでアグネスデジタルに敗れて11着となったのを最後に競走馬を引退した。
種牡馬時代
[編集]2002年より生まれ故郷のフェアホフ牧場で種牡馬となった。その後南アフリカ共和国でも供用されている。
日本には2008年現在競走馬としての産駒は輸入されていないが、2008年のエリザベス女王杯に産駒のフェアブリーズがドイツから出走し、単勝10番人気で16着だった。
2021年8月に死亡したことが発表された[2]。
おもな産駒
[編集]- 2003年生
- Fair Breeze / フェアブリーズ(2007年ヘッセンポカル、2008年アレフランス賞、コリダ賞)
- 2004年生
- Mi Emma / ミエマ(2007年シュトゥッテン賞)
- Kings Gambit / キングズギャンビット(2008年サウスアフリカンクラシック、サウスアフリカンダービー)
- 2005年生
- 2006年生
- Field Flower / フィールドフラワー(2009年ケープフィリーズギニー)
- Bold Silvano / ボールドシルヴァノ(2010年ダーバンジュライ、2011年マクトゥームチャレンジラウンドII)[3]
- Flirtation / フラーテーション(2010年サマーカップ)
- 2007年生
- Seal / シール(2011年サウスアフリカンダービー)
- 2008年生
- Heavy Metal / ヘヴィーメタル(2013年プレジデンツチャンピオンズチャレンジ、ダーバンジュライ)
- 2009年生
- 2010年生
- Lucky Speed / ラッキースピード(2013年ドイチェスダービー)
- 2012年生
- Silver Mountain / シルヴァーマウンテン(2015年ケープフィリーズギニー)
- Marinaresco / マリナレスコ(2016年チャンピオンズカップ、2017年ダーバンジュライ)
- 2013年生
- Orchid Island / オーキドアイランド(2017年サウスアフリカンフィリーズクラシック)
- Al Sahem / アルサヘム(2017年サウスアフリカンダービー)
- 2015年生
- Hawwaam / ハウワーム(2019年サウスアフリカンクラシック、プレミアズチャンピオンズチャレンジ、デイリーニュース2000、2020年ホースチェスナットステークス、チャンピオンズチャレンジ)
- Silvano's Pride / シルヴァノズプライド(2019年ウーラヴィントン2000)
- Zillzaal / ジルザール(2019年サマーカップ)
- 2016年生
- Summer Pudding / サマープディング(2020年サウスアフリカンフィリーズクラシック、ウーラヴィントン2000、サマーカップ、2021年エンプレスクラブステークス)
- 2017年生
- Sparkling Water / スパークリングウォーター(2022年ダーバンジュライ)
血統表
[編集]シルヴァノの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | ニジンスキー系 |
[§ 2] | ||
父 Lomitas 1988 栗毛 |
父の父 Niniski1976 鹿毛 |
Nijinsky II | Northern Dancer | |
Flaming Page | ||||
Virginia Hills | Tom Rolfe | |||
Ridin' Easy | ||||
父の母 La Colorada1981 栗毛 |
Surumu | Literat | ||
Surama | ||||
La Dorada | Kronzeuge | |||
Love In | ||||
母 Spirit of Eagles 1986 鹿毛 |
Beau's Eagle 1976 栗毛 |
Golden Eagle | Right Royal | |
Aquilla | ||||
Beaufield | Maribeau | |||
Bushfield | ||||
母の母 Big Spirit1980 鹿毛 |
Big Spruce | Herbager | ||
Silver Sali | ||||
Beautiful Spirit | Bold Bidder | |||
Babyla | ||||
母系(F-No.) | (FN:1-c) | [§ 3] | ||
5代内の近親交配 | Ribot S5×M5=6.25% | [§ 4] | ||
出典 |
半弟、Sabiango / サビアンゴ(2001年アラルポカル、2003年ドイツ賞、種牡馬)
脚注
[編集]- ^ ドイツ調教馬としてアメリカ合衆国のG1競走初勝利でもある。
- ^ “香港や米国でG1制覇、種牡馬としても成功したシルヴァノが死去”. JRA-VAN ver.World. 2021年8月20日閲覧。
- ^ “G1特集 ドバイワールドカップ”. JRA-VAN. JRAシステムサービス (2011年). 2011年10月10日閲覧。
- ^ a b c “血統情報:5代血統表|Silvano(GER)|JBISサーチ(JBIS-Search)”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2018年2月3日閲覧。
- ^ a b “Silvanoの血統表”. netkeiba. 2018年2月3日閲覧。
外部リンク
[編集]- 競走馬成績と情報 netkeiba、JBISサーチ、Racing Post
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