コロニス (小惑星)

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コロニス
158 Koronis
分類 小惑星
軌道の種類 小惑星帯
コロニス族
発見
発見日 1876年1月4日
発見者 ヴィクトール・クノール
軌道要素と性質
元期:2007年10月27日 (JD 2,454,400.5)
軌道長半径 (a) 2.868 AU
近日点距離 (q) 2.706 AU
遠日点距離 (Q) 3.030 AU
離心率 (e) 0.056
公転周期 (P) 4.86 年
軌道傾斜角 (i) 1.00
近日点引数 (ω) 143.64 度
昇交点黄経 (Ω) 278.55 度
平均近点角 (M) 84.57 度
物理的性質
長短径 42.8 × 32.8 km
自転周期 14.206 時間
スペクトル分類 S
絶対等級 (H) 9.27
アルベド(反射能) 0.2766
色指数 (B-V) 0.859
色指数 (U-B) 0.394
Template (ノート 解説) ■Project
3Dモデル

コロニス[1] (158 Koronis) は、小惑星帯に位置するS型小惑星の一つ。

1876年1月4日にベルリン天文台ロシア天文学者、ヴィクトール・クノールが発見し、彼が発見した最初の小惑星となった。ギリシア神話に複数登場するコロニスのいずれかから名付けられた。

この小惑星自体には際立った特徴はないが、コロニス族は最も大きな小惑星族の一つである。これに属する小惑星の一つ (243) イダガリレオによって詳しく観測され、コロニス族の概観などが明らかになった。

光度曲線から作られたモデルによると、コロニスの形はイダに似ていて、イダよりも少し大きいと考えられる。

2005年12月13日日本掩蔽が観測され、大きさが推測された。

出典[編集]

  1. ^ 『オックスフォード天文学辞典』(初版第1刷)朝倉書店、160頁。ISBN 4-254-15017-2 

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