グリュックスガス・シュタディオン

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ルードルフ=ハルビヒ=シュターディオン
施設情報
所在地 Lennéstraße 12 01069 Dresden
位置 座標: 北緯51度2分25秒 東経13度44分52秒 / 北緯51.04028度 東経13.74778度 / 51.04028; 13.74778
起工 1922年 - 1923年
開場 1874年3月18日
1900年
1923年6月16日
1951年9月23日
1990年9月
2009年9月15日
修繕 1951年
1969年3月9日
1979年7月6日
1990年
2005年
閉場 1944年 - 1951年
取り壊し 1945年2月13日 (ドレスデン爆撃)
所有者 ドレスデン
運用者 SG Dynamo Dresden e. V.,
Stadion Dresden Projektgesellschaft mbH & Co KG,
HBM Stadien- und Sportstättenbau GmbH & Co. KG,
Sportfive GmbH & Co. KG
グラウンド 天然芝
ピッチサイズ 105 x 68 m
建設費 EUR 45 Million
設計者 b+p Projekt
旧称
Dresdner Kampfbahn (1923-1937)
Ilgen-Kampfbahn (1937-1945)
Rudolf-Harbig-Stadion (1951-1971)
Dynamo-Stadion (1971-1990)
Rudolf-Harbig-Stadion (1990-2010)
Glücksgas-Stadion (2010-2014)
Stadion Dresden (2014-2016)
DDV-Stadion (2016-2018)
使用チーム、大会
1.FCディナモ・ドレスデン(1953-現在)
2010 FIFA U-20女子ワールドカップ
2011 FIFA女子ワールドカップ
収容人員
32,085人
27,190 (国際試合)
36,000

ルードルフ=ハルビヒ=シュターディオンRudolf-Harbig-Stadion)は、ドイツザクセン州ドレスデンにあるサッカースタジアム3.リーガ1.FCディナモ・ドレスデンのホームスタジアムである。地元出身の陸上中距離選手、ルドルフ・ハルビッヒに因んでいる。

概要[編集]

1923年6月に「ドレスデナー=カンプフバーン」として完成、1937年に「イルゲン=カンプフバーン」に改称した。1945年2月のドレスデン爆撃で破壊されたが、1951年9月に「ルードルフ=ハルビヒ=シュターディオン」の名で陸上スタジアムとして再建した。1971年に東ドイツ政府当局により「ディナモ=シュターディオン」と改名させられたが、1990年のドイツ再統一により「ルードルフ=ハルビヒ=シュターディオン」の名称が復活した。2010年12月にバイエルンのエネルギー会社グリュックスガスが命名権を取得し「グリュックスガス=シュターディオン」に改称した。当初は2015年までの契約だったが2014年夏に契約を打ち切り、「シュターディオン・ドレスデン」となった。2016年2月25日にDDVメディアグループドイツ語版が2020年6月30日までの契約での命名権を取得、スタジアム名を「DDV-シュターディオン」としたが、こちらも早期に契約を打ち切った。2018年8月、コンズム・ドレスデンドイツ語版ドレーヴァク - シュタットヴェルケ・ドレスデンドイツ語版が共同し2021年までの契約で命名権を取得、スタジアム名を「ディナモ=シュターディオン」か「ルードルフ=ハルビヒ=シュターディオン」とする案がファンに対して提案され、投票により「ルードルフ=ハルビヒ=シュターディオン」と決定した。

国際サッカー連盟(FIFA)およびドイツサッカー連盟(DFB)のスタジアム基準に適合させるため、2007年より改築が行われ、2009年に球技専用スタジアムとしてリニューアルした。

2010 FIFA U-20女子ワールドカップ2011 FIFA女子ワールドカップでは試合会場となった。ワールドカップ期間中は会場周辺でのFIFA公式スポンサー以外の企業名・商標の露出は禁じられるため、旧称の「ルードルフ=ハルビヒ=シュターディオン」と呼称された。

ギャラリー[編集]

外部リンク[編集]