クラミツハ

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神産み神話(イザナギ・イザナミが生んだ神々) SVGで表示(対応ブラウザのみ)

クラミツハとは、日本神話に登場するである。

古事記』では闇御津羽神、『日本書紀』では闇罔象神と表記する。

神話[ソースを編集]

日本神話では、神産みにおいて、伊弉諾尊軻遇突智命を斬り殺した際に生まれたとしている。

『古事記』及び『日本書紀』の一書では、御刀の柄に溜まった血が、指の間から漏れ出て、闇淤加美神(くらおかみのかみ)とともに闇御津羽神が生まれ、『日本書紀』の一書では迦具土神を斬って生じた三柱の神のうちの一柱が(たかおかみのかみ)であるとしている。

また、別の一書では闇山祇(くらやまつみ)を加えた三柱神が生まれている。

概要[ソースを編集]

神名の意味で「闇」は谷間を、ミツハは罔象女神の罔象と同意味のの神で、「水つ早」と考えられ、「早」は早いことを意味し、始め、端、初期といった意味も持っている。

または「水走」と解して灌漑のための引き水のことを指したものとも、「水つ早」と解して水の出始め(井戸など)のことともされる。そこから、水の出始めを表すとし、闇罔象神は峡谷の出始めの水を司る神である。

同様に、神である。龍は水やを司る神として崇敬される。その為、闇罔象神は祈雨(きう)、止雨(しう)、灌漑の神、井戸の神として信仰されている。

賀久留神社(静岡県浜松市)で、闇神と共に祀られている。闇神や高神に比べ、祀られる神社は少ない。

関連項目[ソースを編集]