キノコバエ

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キノコバエ科
Tetragoneura.sylvatica.jpg
Tetragoneura sylvatica
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
亜綱 : 有翅昆虫亜綱 Pterygota
下綱 : 新翅下綱 Neoptera
上目 : 内翅上目 Endopterygota
: ハエ目 Diptera
亜目 : 長角亜目 Nematocera
下目 : ケバエ下目 Bibionomorpha
上科 : キノコバエ上科 Sciaroidea
: キノコバエ科 Mycetophilidae

本文参照。

キノコバエは、ハエ目(双翅目)カ亜目(長角亜目)キノコバエ科に属する昆虫の総称[1]。また、クロバネキノコバエ科など他の科に属する種についてもキノコバエと呼ばれることがある。キノコバエ科については、ナミキノコバエ科タケカ科という別称もある。

概要[編集]

に似た体型で、長い触角と細長い脚をもつ。茶色、黒、黄色などの体色を持つ種が多いが、中には鮮やかな色彩を持つ種もある[2]

メスはキノコ内や洞窟の壁面、樹皮などに産卵し、多くの種で幼虫はそのような環境に生息している[2]。中には他の昆虫やミミズを捕食する肉食性の幼虫もある[2]

キノコバエの中には、生物発光する種が何種類か知られている[3]。例えばヒカリキノコバエ属に分類される種は、洞窟内に生息する幼虫が発光することが知られており、土ボタルの異名を持つ。

分類[編集]

キノコバエ科に属する種のうち約800種をツノキノコバエ科(Keroplatidae)として独立させる考えも主張されているが、一般的にはこれらの種はキノコバエ科に含める。それらをまとめた広義のキノコバエ科(Mycetophilidae sensu lato)には次のような約330属が含まれる[4][5]

脚注[編集]

  1. ^ コトバンク (世界大百科事典 第2版より)
  2. ^ a b c マクガヴァン,G.C.『完璧版昆虫の写真図鑑: オールカラー世界の昆虫、クモ、その他の虫300科』(2000年、日本ヴォーグ社)p.139
  3. ^ John M. Sivinski (1998). “Phototropism, bioluminescence and the Diptera” (PDF). Florida Entomologist (The Florida Entomologist, Vol. 81, No. 3) 81 (3): 282–292. doi:10.2307/3495919. JSTOR 3495919. http://www.fcla.edu/FlaEnt/fe81p282.pdf. 
  4. ^ Loïc Matile (1999年9月20日). “10. Family Mycetophylidae”. Australasian/Oceanian Diptera Catalog — Web Version. 2012年6月22日閲覧。
  5. ^ Mycetophilidae”. Fauna Europaea (2004年). 2012年6月22日閲覧。